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7月最後の日

このままじゃダメだなって思って人生を立て直しをすると決め。
先週、今の職場に退職願を出しました。

次、決まってないのに←

数年前から考えていたことだったけど、コロナ禍で子どもも不安定になり、一度は出した退職願を引っ込めて、今まで来て来てしまっていました。

そうしているうちに、別に希望を出したわけではないんですが、4月に異動となりました。

が。
その直後から難病を持つチビ1の体調が悪化し、先日まで入院をしていました。それに共鳴するようにチビ2の不安定さも激化。

あまりの2人の絶不調に、仕事にまともに行くことができませんでした。

そこからは怒涛の日々。
結果、色々と立ちいかなくなり、退職願を出すことになったわけだけど。

でもね。
今までうまく行っていたことが急に異動した途端に、
チビ1が体調悪くなり入院。
チビ2にも害を及ぼす。

もう、これお知らせじゃなかろうか。
次のステップにいきましょーっていう。

次のステップに行くのは次が決まってからと思っていたけど、それだとなかなか動かない私に

何かが強制的に「本気で人生を立て直せ!!!」と、背中を蹴り飛ばしてきたのか?

思っちゃったりなんかして。

そして、せっせと現在、ネットを使ってフルリモートに絞って求職活動中です。

ところで。

私の家の前にはツバメの巣があって、日々、子どもたちと「ぴーちゃんず」と声をかけ、その成長を見守っていました。
昨日、4匹のぴーちゃんのうち2匹のぴーちゃんが飛び立ち、ひときわ体の小さなぴーちゃんに寄り添ってくれていた1羽もとうとう飛び立ち、最後のその小さなぴーちゃんだけが巣に残っていました。

飛びたくても飛べない。
そんな感じで巣から身を乗り出すようにして、きょうだいツバメたちを見ていたぴーちゃん。

焦らなくていい。
飛べるまで好きなだけ、うちにいていいからね。

と、声をかけていました。
母ツバメも残ったぴーちゃんに餌を運んでくれていました。

夜になると、きょうだいツバメたちは帰ってきて、ぴーちゃんと夜を過ごしていたようでした。

そして、今朝。
少し遅く起きた私が玄関の掃除に外に出ると。

最後のぴーちゃんが巣の下に目を閉じて落ちていました。
間違って巣から落ちちゃったのかもしれない。
どうしても飛びたくて飛んでみた結果、かもしれない。
それとも
他のぴーちゃんに比べたら体も小さかったし、羽の色も変わらなかった。
何か持っていたのかもしれない。

本当は手で触っちゃいけないって知っていたんだけど
気がついたら、手で包み込んで撫でていました。

よく頑張ったねえ…

思わず、声が出てしまいました。
冷たくなったぴーちゃんの亡骸は、きょうだいツバメたちが飛んでいるのがよく見えるマンションの前の土手に埋めてきました。

私がぴーちゃんを埋めている間、後ろにある電線に数羽のぴーちゃんたちがこっちを見て止まっていました。
見送ってくれてたのかなあ。

ぴーちゃん、他のきょうだいと元気に飛び回って欲しかった。
身体を伸ばして、目の前で飛び回るきょうだいツバメたちを見ていたぴーちゃん。

勝手だけど。
本当に独りよがりな私の勝手な思いなんだけど。

ぴーちゃん、きっと頑張ってた。
あのピーンと乗り出した最後のぴーちゃんの姿。
めっちゃ頑張ってた。
だから、ぴーちゃんの分も頑張る。
人生立て直して、自由に子どもたちと飛び回る。
そうなれるように頑張ろう。

と決意した、そんな7月最後の日。です。

ぴーちゃん
また生まれ変わったら、元気にうちの家にきてください。
待ってます。

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