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運転免許は果たして取れたのか、週末教習所通いの母と家庭内フォーメーション

運転免許証ではなく、マイナンバーカードをご丁寧に身分証として持ち歩いていた時代をもう終えました。

ついに、運転免許をゲットしたのです。

タイトルをすでに回収しますが、免許は取れました✌️すでに納車ホヤホヤの新車で家族3人でのドライブを毎週末楽しんでいる最近です。


このnoteでは、一児のフルタイムワーママが働きながら子育てをしながら、運転免許を取得するまでの物語をお送りします。


遡ること1年前。
夫婦会議をして、私は運転免許をいよいよ取ることになりました。


このご時世で、学科はオンラインという選択肢も教習所によってはあるようですが、私が自宅から通える範囲にはその選択肢は無い自動車教習所が2つ。

フルタイムで会社員をしているため、土日に通う前提で、娘の年齢でも預かっていただける託児所があるほうの自動車学校へ入校し運転免許を取得するための(結果的に長い)旅が始まりました。

自動車学校へは、電動自転車を走らせて20分かけて通います。保育園へは歩いて通っていて雨の日に自転車に乗る仕様にはしていないため、土日に雨が降られるととにかく困ります。

せっかく予定を立てて学科をこなしていても、天気のせいでスケジュールが狂うくるう。。

例えば今は雨が降っていなくても、後から降ってきそうだと思ったら帰ってくるのが大変なため「今日は教習所は無しにする」という決断を何回したことか。意志弱め。いや、娘と自転車とそして自分のため。

そして、往復40分を考えると1コマだけ出て帰ってくるのはなんだかもったいない気がして、学科か実車が最低でも2つないと行かないという、(これもまた効率が結果的に悪かったような)マイルールも発動。

結果、予想通りではありますが、教習所からはなかなかペースの遅い不良生徒の認定を受けていたように思います。

1段階の進み具合で、卒業期限までの日数から逆算してアラートが鳴ったのでしょう、教習所からご丁寧に電話がかかってきたのは教習所に通い出してからあっという間に季節が2つ巡り、すっかりあたたかくなってきた春のとある日。

教習所「このままのペースでいくと、卒業が危ぶまれます。一緒に受講スケジュールをお立てになるか、もしくは2段階に入らずに再入校とするか、どうなさいますか?」

私「ですよねー。ここから本気出すので大丈夫です」

教習所「……。あのう、これ以降は大丈夫そうでしょうか?…本当に?それはちなみにどういったご理由で…?」←2段階の途中で期限切れになり学費がパーになるのが一番クレームになるのでしょうから、念押しでマニュアル通りの返答でした。

私「…スケジュール立ててみて、行けそうと見通しが立ちましたので、大丈夫です。ご心配ありがとうございます。」

スケジュールを立てたのは本当で、改めて本気出してみたらいけそう…雨が降らなければ。いや!雨が降ったら夫に娘を託し、自転車でなく私1人でなんとかして行く。

そう誓って、家族総出で、そう、本当に免許を取るための最優先フォーメーションで特にラスト1ヶ月半くらいは家族みんなで過ごし、朝食後1人で教習所へ出かけたり、午後から行くために午前中は私が娘と過ごし午後から夫に娘を託したりなど、つぎはぎで何とかスケジュールをこなしました。

もう少し慌てずにできてたら良かったね、序盤でサボりすぎたねと夫と何度話したことか。笑

そして残念なことに、人見知りしないはずのいつも陽気でハッピーオーラ満点の娘が、教習所の託児所になかなか慣れないという。

保育園にも行き渋りなくいつも笑顔でいってらっしゃいができるのですが、この託児所に預ける時ばかりは涙涙の娘、鳴き声が廊下に響き渡る感じで、とにかく切ない母。

教習所での授業をこなし迎えに行くと、扉が開いて母と認識した瞬間に遊んでいた全てを投げ出し、一目散でかけ寄り「帰る!」と全力アピールするのでした。

これは余談ですが、教習所を卒業する頃にようやく託児所にも慣れ、預ける際も泣かずに遊べるようになりました。一歳過ぎの娘にとっては、自宅以外の保育園が十分すぎる“社会”で、週末の託児所はちょっと余計だったようで、申し訳ない気持ち。


さて、そんなこんなで教習所を期限の1ヶ月ほど前倒しでギリギリ卒業し、免許センターでの最後の学科試験も無事にパスし、晴れて運転免許を取得しました!

今や娘は、ご機嫌にドライブを楽しんでくれる大切な戦友です。保育園に行くときも、乗らない車と自分のチャイルドシートを指さして、乗ったね、なのかまた乗りたいな!なのかおしゃべりしたり、リビングから見える車を指さしてなにかご機嫌に訴えかけてくれたりします。

それもこれも、託児所で頑張って待っててくれたおかげです。娘よありがとう。夫も、免許取得にあたり最大限のフォローをありがとう。

振り返っても、このタイミングで免許を取るのは抜群に良い判断だったと思います。

どうなるか全然分からないながら、今後子どもが増えたとしたら教習所通いの難易度はここからさらにウルトラスーパー高くなったはず。

お隣の二児のママに「まさか、免許取りに行ってたなんて!」と初心者マークが光る車を見て驚かれましたが、今が最善だったと思うんですと伝えたら確かに、、!と言われました。


こういう、人生の中でもなかなかの決断を夫婦でしっかり話しながら決めて進んでこれているのは、夫婦会議®︎のおかげだなぁとしみじみ。

夫婦会議®︎とは?

より良い未来に進めていると確実に言える!


夫婦会議アンバサダー®︎として活動を進めるなかで、日常的にこうして対話を重ねながら家庭という小さな、ただとても大切なチームを運営する感覚で過ごせているので、これは本当に大きなことです。

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わたしたちは、夫婦会議しよう!と、まとまって時間を取っているというよりは、普段の何気ない会話から夫婦会議を土台にした、「対話」が効率的にできている感じがします。

まさに、「わたしたちとして、どうする?」の
スタンスで決めごとに向き合えている気が。


夫婦会議®︎には、こういった記録を残していけるノートがあり、さらにはテーマもたくさん設けられているので、対話も記録として残していけてはかどります。
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ということで、運転免許を無事に取得したわが家、一気にお出かけの幅も広がり安全運転でますます楽しんでいこうと思います。

この車を購入するにあたり、上手に乗れたら10年弱くらいはこの車と共に時を刻むんだよなぁと考えていたら、その頃には子どもの送り迎えや習いごとなどでも車を出すことも増えているかもと感慨深い気持ちになりました。

免許を取って、そのお役目を夫だけじゃなくわたしも担えるようになって本当によかった。車と、そして夫婦会議®︎の考え方とともに、よい時を家族みんなで刻んでいこうと思います。


カバー画像はkumico_soraさん。
のぼり坂に、長い道のりで大変だったなという免許取得への思いと、でも明るい色づかいにこれから色んなところへお出かけしようねの未来への期待と。

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