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国際女性デーの日に、弾丸名古屋でヤキモキしながらなんとか今日というこのよき日をやり切った人の話

今日はとにかくやり切った。お風呂に入って美味しいビールを飲んで早めに寝よう、そう思っていたのにも関わらず、突如noteを書き出しています。

我ながらとことん追い込む性格です。


育休から復職してはや10ヶ月が経過したとある日、何気ない金曜日。

わたしたち夫婦はフルタイムで、頼れる親兄弟や親戚は無し、病児保育・病後児保育を何度か活用しながらパズルをはめ込む感じで保育園入りたての娘との3人の新生活をここまでよくやってきました。

その中でも今日は、復職後の中でもおそらく過去イチでしびれる日でした。

やり切った、誰になんと言われようと(?)、自分で自分を褒めてあげたいと珍しく高揚して、noteにするという選択に至ったのだな、と客観視しているところ。

何があったのかって、名古屋へ面接官として日帰りで出かけるためにいつもより朝の出発が少し早い、親の勝手な理想的なタイムスケジュールを、今日は出社のためすでに家を出ている夫は抜きで娘と2人で完璧にこなし、無事に送り届けて新幹線に乗ったのです。

ただ、乗った新幹線が山陽新幹線の人身事故の影響で遅れている。前に新幹線がたくさん詰まっている、と途中でとうとう止まってしまう始末。

止まって進んで止まってを繰り返しているうちに、1件目の面接に面接官の私が遅刻することになってしまいました。

社内のメンバーに急いで調整してもらい、なんとか面接時間を遅らせていただけることになったのもホッと束の間、さらに遅れが増し続けてる影響で、今度は2件目の面接にもあわや遅れるかもしれないという状況に。

逆算して、2件目の面接の候補者さんが家を出てしまう前に変更したいならその連絡をなるべく早く、ただギリギリまで待ってなんとか調整しなくてもいいように、、うー。シビレル、、、、見た目は冷静に、心と頭は沸騰直前で、待てるギリギリのラインまでPC作業を進めながらひたすらその時を待つ。

結果、なんとか新幹線は動き出し2件目はオンタイムでいけそうと、取り越し苦労で済みました。

名古屋には80分近く遅れての到着。名古屋のオフィスにも無事にたどり着き、予定していたぶんの全ての面接を実施することができました。

もともと1件目に面接を予定していた方には時間を遅らせていただいたことへ心からのお礼を、本当にありがたかった思いをめいいっぱい伝えました。

実施した面接も、これはこれでいつものことながら頭フル回転でなんとかよい時間だったと思っていただけるように全力疾走。

会話そのものを私自身が楽しませていただき、本当にありがたい時間になりました。話せることに限界があるのですが、グッと涙を堪えるような心から共感するシーンあり、候補者さんと面接官という立場を時に忘れて一緒に爆笑してしまうような場面もあり、とにかくそんな唯一無二の尊い時間でした。


変則的なタイムスケジュールだったので、遅めのお昼ご飯を食べていたときに、メンバーから一本の相談の電話。

今日は国際女性デーだから、社内のポータルサイトに過去に配信した月経や更年期など、女性特有の健康にまつわる情報やその対処法、マネジメント側として配慮すべきことなどの対談動画を再度配信するのはどうでしょう?!と粋な提案でした。

そんな発想、毛頭なかった。
というか、フェムテックシニアエキスパートのわたし、その辺りアンテナ高く前々から仕込んでおかなきゃいけなかったじゃん、、!

と、後悔していても仕方ないので「めっちゃいい!!ぜひお願いします!!」と即断。


そんなこんなであっという間に帰宅の時間。
夕方になっても新幹線の遅延は続いており、さぁ最後の難関、子どものお迎えに間に合うのか問題です。これをクリアさえすればもうなんとでもなる。がんばれ私。がんばれ東海道新幹線。

どうやら予約していた便は20分遅れくらいで動いており、そのままの流れでいけば問題なく間に合う、そんな時間帯。

走りながら新幹線がまたいきなり止まってしまうとか、はたまた他のトラブルが起きないと決まっているわけでもない、そんなしびれる局面でしたがなんとか到着。無事に帰ってくることができました。

最寄駅に着いた途端、突然のヒョウ🐆じゃない雹❄️!なんだか夢の中にいるかのような、というか朝からすべてが夢だったのでは?とさえ思ってしまうようななんとも劇的なエンディング。

自宅に着くなり雹はピタッと止んで、子どものお迎えは全く問題なく傘をささずに行って帰ってこれました。

聞けば子どもは今日はお昼寝に失敗して普段は2時間弱眠るなか、30分ほどしか眠れなかったとのこと。
母の都合で朝から振り回して、本当にお疲れ様だよとありがとうのぎゅーをして、ご飯をモリモリ食べたあとに大好きなミカンを食べ娘はスコーンと寝ました。

長かった。ただ、あっという間の一日だった。

心地よい疲労感と充実感と、よくやったなこれという気持ちと、そう言えばそもそも子どもの迎えの連絡が保育園からこないと決まっているわけでもない中で、ほんとによくやったなと綱渡りのような今日一日のすべてのシーンを振り返って、「やり切った」と思えています。

国際女性デーの本日。
女性に限らず、この世に生きるがんばるすべての人の勇気やチャレンジに、心からのリスペクトを。

よくやった、娘もわたしも。

今日一日の成功が、間違いなく明日につながる。そんな、何気ないとある日のお話でした。


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