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正しく、書くということについて考える。〜春〜
採用赤ペン先生を名乗ってTwitterを動かして早1年。すっかり慣れてはきたものの、私は先生じゃなく会社員だし、赤ペン先生ってそもそも名乗っていいのかいつか指摘されるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、今日もTwitterを更新しています。
そもそもなぜ赤ペン先生になったかと言うと、誤字脱字のチェックがおそらく人並み以上に得意だから。それをキャッチーな感じでTwitterの名前にしちゃえば?という言葉を真に受けて、そのまま軽い気持ちで採用させていただき改名。早いもので1年が経ちます。
名前を変えてみました。
— なつめ◆採用赤ペン先生 (@Natsume__st) March 5, 2020
赤ペン先生のごとく新卒たちのメール添削や提案書の確認をするので、職業病で誤字脱字やフォントやフォントサイズのチェックが得意です。
ある人とのやり取りで改名を言い渡されたのでちょっと実験的に。
元々の、採用と教育を“人間らしく”は弊社ミッション、それを変える🤣笑 pic.twitter.com/kjGfP77teT
採用赤ペン先生の由来👉教育専門部署にて5年、新卒たちの提案書をチェックしまくって誤字脱字やフォントやフォントサイズの違いに気付ける能力がついてしまいました。活かすべくTwitterで改名、実際にbosyuで赤ペン先生をやってます!
— なつめ◆採用赤ペン先生 (@Natsume__st) April 1, 2020
マイブームは①老若男女誰にも声かけれるネタ探し②ビール1杯まで
で、今日はなぜnoteを書いているかと言うと、3月がもう終わろうとしているからです。月に1回は最低でも更新したいなと言う勝手な自分との約束を守るため、3月最後のこの週末に部のnoteと私個人のnoteと強引に?強制的に?2記事を仕上げます。笑
こちらは部の方の書き立てホヤホヤの記事。↓
個人のnoteでは、春なので誤字脱字についてせっかくだから改めてnoteにしてみようかなと思います。春から新しい会社や組織、新たな部に属す人、新たな役割を担う人、、、春って改めて足元を見直す時期。なので、テキストコミュニケーションの基本、誤字脱字を無くせるのであれば無くしたい、そう思っている方に向けて今日は私なりのコツや意識していることをまとめていきたいと思います。
では、いきます。まずはこんなこと。
- - - そもそも、間違わずにタイプする - - -
誤字脱字をしない方法。
— なつめ◆採用赤ペン先生 (@Natsume__st) June 18, 2020
知りたいですか…?
「間違わずにタイピングする」です。
もう一度言います。
「正確にタイプすること」です。
当たり前のこと、と思われるかもしれませんが、タイプ・フリック入力するその一文字一文字に間違いがないか、正しく打ててるか、を“考えながら”打つ。
これです。
急いで仕上げなきゃいけない時ほど「確実に」「丁寧に」を意識してる。急いでると、慌てる。慌てると、ミスが多くなる。ミスが多いと、結局修正に時間がかかる。最短で仕事を仕上げるには「確実にミスなくやること」が一番効率良いやり方。だから繁忙期ほど「一呼吸」を忘れずに。自戒を込めて。
— ひろさん|(株)UZUZ代表取締役 (@okamoto_uzuz) March 11, 2021
今打っているその文字、書いているその一文字一文字に意識を向ける。そうやってタイプすると、やはり当たり前ですがミスは起きません。丁寧にその一文字一文字に神経を尖らせることが、実は一番コスパがよくて生産的なのではないかと思います。あとから確認する前提で仕上げるのではなく、極端、『もうここには戻ってこれない』くらいの覚悟を決めて正しくタイプする。すると、本当にこの文字に集中できるんですよね。シンプルですがこれが一番な気がしています。
誤字脱字が多い方の大半は、“正しく書こうとしていない”ことが多いと感じます。言い方を変えると、誤字脱字が多い、、、と言いつつも、正しさにあまり興味がないと言うか、「書くこと」やTwitterであれば「ツイートすること」、メールであれば「いち早く返信すること」に意識が向いていて、“正しく書こうとしていない”なんてことが往々にしてあるんではないかなと。
タイプする一文字に意識を向けるようにしてみると、本当に世界が変わりますよ。ぜひやってみてください!
続きまして。
- - - 誤字脱字が起きやすいパターンを自覚する - - -
ちなみに、誤字脱字する可能性が高いのは
— なつめ◆採用赤ペン先生 (@Natsume__st) June 18, 2020
①一気に打って、確認せず発車
②途中で言い換えをして、前後の「が、は、を」などの接続詞が合ってないor消し忘れ
①は見直せばいいだけ。だから140字ツイートの徹底。②の方がわたしは多くてやっかい。なので、正しく打ってる、と確認しながら打つのです!
次に多いのがあとから確認をした際に起こる文章のねじれや、消し忘れです。このツイートで言う②ですね。ご自身は①か②ならどちらのパターンが多いのか、把握することがまず大事だと思います。①なら、上記に記載したように『間違わずに打つ』をやれば、けっこう手っ取り早く誤字脱字の名を払拭できるのではないかとさえ思います。。!
個人的に厄介なのは②ですね。慎重に確認を重ねれば重ねるほどミスが起きやすく、ショックも大きいです。あんなに確認したのに、むしろ墓穴掘ってるじゃん、まじかよ、、、と。笑
これを回避するために必要なのは、声に出して読むこと、ですね。目で追うよりも、声に出して音で確認することで回避できる可能性が格段にあがります。ぶつぶつと念仏を唱えるように、はたから見たら不審者に見られるかもしれませんが、画面を見ながら、眉間に少しシワを寄せてブツブツと唱えていればきっと大丈夫です。
自分の文章を客観視するのは、難しい。でも、客観視できないと、人が分かりづらい文章になってしまう。
— 中村圭@天パのコピーライター (@keiokei) March 21, 2020
そんなとき、オススメなのが音読。
読み上げたものを耳でチェックしていくから、スムーズでないところや、間違えに気づきやすい。
目は脳に近すぎる。文章チェックは、口と耳を味方につけろ。
目は脳に近過ぎる。@keiokei さんの名言。
— カツオ@ビジネス現場の火消し技師 (@katsuo_irie) March 21, 2020
私もメールや文書は推敲時に出来るだけ、音読するようにしています。
送った後に「あー、もっとこうしたら良かった〜」と後悔したことは数知れず。
音読したり、歩きながら読むなど、視覚以外を使うと、自分の文章を客観的に見ることができると思います。 https://t.co/pvL2MhMXQ4
どんどんいきます。
- - - ビジュアルで捉える - - -
違和感に気付く、と言うのを見た目(ビジュアル)でやっていることも多いです。
この気持ち悪がられたのは、わたしが新卒のとき。上司も今でも覚えているようで、これを例にしてわたしのよく見てて気付くスキルを褒めてくれる。笑
— なつめ◆採用赤ペン先生 (@Natsume__st) August 8, 2020
人間観察が好き、くらいにしか当時は思ってなかった。ただ、違和感に気付けるから誤字脱字のチェックにも今は活かせてて、いいことだらけだなとふと。 https://t.co/tJokZmwkSg
“間違えている前提で”見るようにするとふと違和感を感じて、フワッと浮き上がって誤字や脱字が見えてくることがあります。(え、ありませんか?笑)
髪を切ったとかメイク変えたとか、スーツが新しいとか、他人の変化には元から気付きやすい性格ではあると思いますが、見た目で“違和感に気付く”と言うのは誤字脱字のチェックにも有効だなと感じます。なんの根拠もありませんが、間違い探しなどで鍛えられそうな能力ですね。誤字は“見慣れた漢字ではない”という、見た感じの違和感から、気付く精度を上げられると思います。
これで最後です。
- - - 辞書登録しちゃう - - -
誤変換が起きやすい名字や特殊な単語は、辞書登録して未然に防ぐのも手です。windowsとmacの変換のクセもあるように、そのクセを使いこなすより何より、仕組みで解決してしまえばいいと思います。
また、辞書登録って本当に便利で、よく使うフレーズも登録しておいちゃえば、そもそもタイピングの効率もあがりますので一石二鳥ですよね。
例:音「すた」→ 単語「スターティア株式会社」
例:音「めーる」→ 単語「nt.kusaka@startia.co.jp」
などなど、色々と自由に登録ができます。
ちなみに、斉藤さんなのか斎藤さんなのか齋藤さんなのか、沢さんなのか澤さんなのか、名前の間違いもよくありますが、その際はいちいち登録していてもキリがありません。その際、私はその人のアドレスや書名をコピペしています。そうすれば間違いがないので。ちょっと余談でした。
と言うことで、本日は誤字脱字について書いてみました。どなたかの参考になったら幸いです。
そしてこのnoteに誤字脱字がないか、内心かなりドキドキの私です。ただ、ミスはつきもの。こう書きつつも恐らく誤字脱字はこの世からなくなりません。間違えた時ほど、焦ってたのかなと客観的に振り返ったり、書き手はこう言いたいのかな?と一手先を読める、余裕を持ち合わせた自分でいたいものです。
新しい季節が始まりますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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