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インコの脚は手みたいだった!

何事もじっくり観察しなければわからないものですね。インコです。

私も小学生の頃、家でセキセイインコを飼っていたことがあります。当時は流行りというか、けっこうあちこちの家で、インコとかジュウシマツとか飼って、繁殖させたりしていたのを思い出します。駄菓子のおまけのカードを集めて、セキセイインコのヒナがもらえる、というのもありました。

最近になって、隣の大家さんのインコが、ときどきウチの庭に越境してくるようになりました。最初に見た時はてっきり籠から逃げ出したと思って、急いで大家さんにご注進に及んだのですが、羽が切ってあって飛べないので、いつも放し飼いなんだそうです。

我が家の東側に大家さんの家があって、境は簡単な竹の囲いだけです。それで、大家さんの家のライムの枝がウチまで張り出していて、そのライムの実を食べに来るのです。しばらく前から小さな実がいっぱい付いていて、収穫できるのを楽しみにしていたのですが、あっという間に全部やられました。まだ小さな実で、ものすごく酸っぱいと思うのですが、それは気にならないみたいですねぇ。

そもそもライムなどという果実を好むということすら知らなかったのですが、食べ方をよく見ていると、木に成っている実をついばむということはしないんですね。まずそれを嘴でもぎ取って、それを脚に持ち替えてから食べるのです。それがもう手のように器用に動くのでびっくりしました。ものごと何でも、自分の目でじっくり観察しないとわからないものですね。

(ここからは17日に追加)部屋を出てすぐのところに、バタフライピーが植えてあるのですが、一角がなんだかゆさゆさ揺れているので、トカゲかなと思ったのですが、なんと、インコがこんなところまで来ていたのです。ライムの木の位置からはかなり離れているので、地面を歩いて来たのでしょう。

落花生を食べるかもしれないと思って口元まで持って行ったら、ガブリ!バリバリ4つも食べました。その後にはヨチヨチ歩いてシルクジャスミンの木に登って、花を食べていました。何でも食べるんですね。羽切られて可哀そうだけど、それでも自由にあちこち散歩できて、ずっと籠の中よりはいいのかも?でも危険がいっぱい。私だったら心配で目が離せないです。

入り口の扉の前に私が作ったアジアジムグリガエルの家。もう1か月くらいここに住んでいます。昼間はだいたい土の中にもぐっていて、日が暮れると出てきてアリなんかを食べています。同じ場所に同じ姿勢で何時間もじっとしていることが多いです。去年の雨期明け(11月頃)に生まれた子で、体長3.5センチくらい。

昔は日本でもペットとして売られていたそうですが、現在は特定外来生物に指定されて飼育は禁止されています。ものすごくおとなしいカエルで、私が近づいてもほとんど逃げません(他のカエルは逃げる)。身体はぷにゅぷにゅしていて、癒される肌触りです。10センチ近くまで大きくなるそうで、それまで我が家にいてくれたらいいなぁと思っています。

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