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人が「変化を嫌う」本当の意味とは

昔、中学生の頃だったかな?


「人には、恒常性ホルモンというものが存在する。」


そんな話を聞いたことがある。


その時は、まさか今後の仕事に関わる・・いや、人生そのものに関わるほど

大きなポイントだったなんて。思いもしなかった。


恒常性のことをギリシャ語で「ホメオスタシス」と言いますが。


このホメオスタシスというのは非常に素晴らしいもので。


例えば、沖縄に住んでいる私が

氷点下30度の国に行ったとしても

私の体温はほとんど変わりません。



体温を一定に保とうとするのも、このホメオスタシスのパワー。

生命を維持するために、本来、人間に備わった、いわゆる「防衛本能」のようなもの。


また、外的要因だけでなく。


例えばあなたが何も食べなければ、「空腹感」を感じさせてくれる。

例えばあなたが何も飲まなければ、「喉の渇き」を感じさせてくれる。

傷ができれば、血を「止めよう」と体が機能する。

ばい菌が体内に入れば、菌を体外に「出そう」と体が機能し、咳がでる。



このように、体の内側、つまり、体を健康に保つために、このホメオスタシスのパワーがある。


実はこのホメオスタシス。

全て頭で考えているのではない、ということにお気づきだろうか?


そう、全ては無意識のうちに、体が「反応」しているだけなのだ。



実は、私が今、仕事上で「うまくいった理由」だけど。

これにはホメオスタシスのパワーを借りないといけないことに気がついたのが原因。


こないだのノート(有料版)で書いた「潜在意識と顕在意識について」でも触れたように。


人の90%は、潜在意識(無意識)に支配されていて

自分の頭で考える顕在意識(意識)は、たったの10%しかない。ということ。



これを知れば、あなたがなぜ人生の中で

「成功したいけどできない」のか

「稼ぎたいけど稼げない」のか

「結婚したいけど結婚できない」のか

「楽しみたいけど楽しめない」のか

それがはっきりとわかってきます。



そう。全てはホメオスタシスのパワーを

コントロールすること。



人は、変わろうとするとき、成長しようとするとき

必ずと言っていいほど、体に不調が起きます。



これは、私がビジネスで成長して行っているな?と感じたときに

原因不明の体調不良が続きました。


また、メンタルがめちゃくちゃ強いと思っていた

実業家の旦那も、

胸の動悸や、締め付けられるような痛み、だるさ。


普段、体調不良を訴えない彼でも

2〜3週間、ずっと調子が悪い・・・と話していました。



振り返ってみると。

全てが納得なんです。



実はこれ、自分の中のホメオスタシスが

「変化を嫌っている」んです。


ホメオスタシスとは、恒常性のこと。

恒常性、つまり、常を保つということ。今をキープしたい!という

本来人間に備わったメンタルブロックでもあるんです。



あなたのメンタル意識(セルフイメージや、なりたい未来)が

強いパワーで変わろうとすると

ホメオスタシスは、なんとかあなたを成長させまいと

「今のままでいい、変わらなくていい!」

そう脳内から発信してきます。


恒常性ホルモンと言われるホメオスタシスが異常をきたすと

ホルモンバランスが崩れるわけですから、そりゃ体調も悪くなるし

原因不明の体の変化がおこったりするのです。



どうです?

なんか心当たりありませんか?


あなたが必死で変わろうとしたとき

あなたを「変化させない体の異変」感じませんか?


ほとんどの人は、実はそのホメオスタシスに勝てません。


体の変化が起こった場合

「やっぱり俺にはむいてないんだ」とか

「私には体がもたないんだ」とか

「結局ストレスがたまるから続けられない」とか。


そんなネガティブな発想を引き起こしてしまうんです。



ですが、このホメオスタシスのパワーを知っているあなたなら。

成長過程で、もっとも辛いと感じるとき。

原因不明の体の変化を感じたとき。


もしかしたら、壁をよじ登るサインかもしれません。


(もちろん、別の原因もありますので、体調が悪いと思ったらまず病院にいくことをすすめますよ?笑)



なんども言いますが。

体は変化を拒否します。しかも無意識で拒否します。

だからあなたは、自分の成長に気がつきません。


ですが、ホメオスタシスは、あなたが変わるのがわかっているんです。

だからわざと、ホルモンバランスを崩して、

あなたにあきらめさせようとしているのです。



なんだか、可愛いと感じてしまうのは私だけでしょうか?



と、まぁホメオスタシスの話題はこんなもんではないので

また続きを書きたいと思います^^


読んでくれたあなた。ありがとうございました^^



ナツコ

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