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「明日死ぬなら、あいつらに構うか?」
長く生きていると本当にいろいろな人に出会う。仲良くなったり離れたり、また好きになったりまたしばらく忘れたり。「知り合い」とか「友達」とか「親友」とか「恋人」とか、カテゴリに分けられない独自の関係性というのが増える。知り合い以上友達未満、親友とまではいえないけれど仲のいい友達、親友みたいな恋人、師匠みたいな友達、などなど。
男女の友情は成立するのか、という議論は昔からあるけれど、80%友情で20%恋愛感情とか、20年連れ添った夫婦なら、40%友情で50%愛情で10%恋愛感情とか、そんなふうにいちいち数字にはできないのが人間関係だと思う。性別問わず、あなたとわたしの関係は、それぞれオンリーワン。
仕事でどうしても付き合わなきゃならないとか、なんらかの圧力や強制力がない限り、人と人との付き合いはあくまでも「任意」「自由」であり、一度ごはんに行ったからこれからも友達として継続的に仲良くしなきゃならないとか、SNSでつながっているから毎回いいねしなきゃならないとか、そんなルールはない。「また今度」と行ってその今度が永遠にこないことなんてよくある。社交辞令は好きじゃないけど、いちいち傷つくほど(本当はちょっと傷つくんだけど)、昔よりは「そんなものだよね」と流せるようになった。
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