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大事なことを思い出させてくれる”きっかけアート”

結婚式の写真を飾ったり、こどもが小さい頃の写真を飾ったり…そうした思い出の写真が、携帯の中ではなくてリビングにあると、忙しい毎日の中でつい忘れてしまいがちな大事なことを思い出すきかっけになることってありますよね。

私は、そんな大事にしたい”思い出”のちょっと延長線上で、”今”大事にしたいこと、忘れたくないことを思い出させてくれるきっかけとしてアートの力を借りることがあります。

これまたFrancFrancのもの

たとえば、これは「キッチンに立つ時はできるだけハッピーな気持ちでありたい」という私にとって大事なことを思い出させてくれるもの。

以前、ネットフリックスのナディヤのお助けクッキングという番組にドはまりしたときに「そっか、料理って楽しいものだった。そうだそうだ、すっかり忘れていた!」って思ったのですが

日本って、料理をすることに対してすごく真面目さを求められると思いませんか?
(いきなりどうした、的な問いでごめんなさい)

たとえば、日本の料理番組で、お料理をする方が赤いリップや赤いネイルをしているなんてことは絶対にないし、どんなに崩しても一汁一菜は最低限守ろう、みたいなところがある。

個食はだめ、孤食もだめ、みたいな注意事項もたくさんある。規則正しい食生活、バランスの良い食事みたいなことをすすめられて、特にこどもの食事はちゃんとしなくちゃいけない、というメッセージの圧もすごい。

ワイン飲みながらお料理を楽しむ欧米の人はなんだか素敵に見えても、缶チューハイ飲みながらお料理をする日本のワーママは、多分、同じ印象をもたれない。

あとは炒めるだけ、のキットを買ってでも、完全に出来合いのお惣菜を食卓に出すことはなんとか避けようと奮闘するワーママ。もう、本当に本当にめちゃくちゃ頑張っていますから!!!!!!

でも、料理にそんな真面目さを求められたら、キッチンに立つのも、献立を考えるのも本当に苦行でしかないって思うんですよ。いくら時短でも、楽しくなかったら、つらいのにはかわりがないんですよ。

日に何度も求められる、年中無休な「料理」という家事。

だからこそ、キッチンに立つ時に、少しでもハッピーな気持ちでいられるように、もっと自分らしく楽しんだっていいじゃないか!

食べ手のハッピーも大切だし、作り手のハッピーも大事だよ。(じゃないと続けられないよ)

…なんてことを思うんです。

栄養士の仕事のときはオフしますが、赤ネイルが好きです

そんなときに出会った前出のアート。赤いネイルかとおもいきや、ケチャップ、というのにおもわずクスッと笑ってしまった一枚。あぁ、これが家にあるといいな、と思っておうちに連れて帰りました。

こどもの偏食に神経質になりそうなとき、この絵に視線をうつすことも多々あります。笑

たとえば、在宅勤務ですっかりインドア派になっちゃったけど、海が好きだったな、またサーフィン復活させようかな、というのであれば海がモチーフのアートを飾るのも良いでしょうし、お花が好きだけれどなかなか買いにいったりお世話をする時間がとれないんだよね…というときはお花がモチーフの絵も良いのだと思います。

自分にとって大事なものを思い出させてくれる”きっかけアート”もおすすめです。



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