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初夏 日々

5/23(木)
泣きながらプランクやってて偉い。
私は絶対に幸せになれる。私は幸せでいれる。
急募 安寧 時給1350円 昇給あり シフト自由

5/31(金)
西加奈子/夜が明ける 読了。
読むペース遅し。早く夜が明けろ。そんでみんなの夜も明けろ。日光大事だからね。

6/7(金)
リバティ生活終了!
2年間ってこんなに光みたいな早さで過ぎるのね。忙しなかったけど、たくさん酔っ払ったけど、楽しかったな。
心は確実にタフになりました。ありがとう。
人生は光。あなたも私も光。みんな光れ。

6/14(金)
トマト煮をせっせと作る。放置するだけで美味しい料理ができるって魔法みたいだ。
栄養をとらねば戦えぬ。
ジャンキーな食べものもお酒も本当は大好きだけど、今はそのタイミングじゃないので守備表示でターンエンド。

6/20(木)


積読があるのに本屋へ行き、懲りずにまた積む。
積読の数だけ寿命が伸びている、気がする。
積むという行為は祈りに似ている。
死ぬまでにあと何冊の本を読むことができるだろう。
しみじみしたけど節制をしましょう。

6/30(日)
周りにいい影響を与えられながら生きているという実感がある。
自分は周りに何が与えられるんだろう。
でもそういう循環の中にこれからも生きれたらいいなと思う。

7/1(月)


すき焼き丼 うまい

料理を始める前は腰が重たいのに、冷蔵庫から材料を取り出した瞬間からちゃんと楽しい。
そのことに気づいているはずなのに、なぜか毎回冷蔵庫の扉を開けるまでに時間がかかる。
楽しいものって大体めんどい。めんどいものって大体楽しい。

7/4(木)
日本の夏に絶望している。
5分歩いただけで滝のような汗が出る。
全身の毛穴が開いている。世界との接地面が増えているような気がする。
暑さで気が狂いそうなので、九九の七の段をひらすら頭の中で繰り返す。もう気が狂っているのかもしれない。

夜、冷房の効いた部屋でストレッチをしていたら後ろから猫の足音が聞こえた。
その足音のあまりの愛おしさに泣きそうになった。
そういえば昔、音のソノリティって番組好きだったな。あの番組を観た後はなんとなく生活が輝いて見えたのだった。
いつも美しさはそこらにあるのに、なんで気づかなかったんだろう、という自分の鈍さに対しての悔しさと、この見落としがちな美しさに気づいている人がいるということへの驚嘆で心は忙しなく動いた。
今日、今までずっと忘れていたそのことを、ふと思い出した。

7/7(日)
七夕。バイトの面接受かりますように。
切実。
用事がないと家から出ない。出れない。暑すぎるから。
エアコンから水滴が垂れている。エアコンが泣いている。
本当はただの寿命だけど、エアコンも悲しんでいるんだという現実逃避をしてそのままにしている。下に敷いたバスタオルは半日もすれば水分でぐったりとしている。

7/8(月)
Duolingoの連続記録が800日を超えた。
緑のフクロウが嬉しそうに画面を動き回る。
日付が変わる時間ギリギリまでアプリを開けなかったときの彼の悲しそうな顔を疎ましく感じる時もあったし、一時期わざとギリギリまでやらずに、悲しみから怒りへとアイコンが変わっていく様子を観察したりもした。悪趣味。
継続は力、と信じて明日も彼に会いに行こう。

7/10(水)


冷や汁 うまい
朝型の生活に戻したら完全に自律神経が整った。整いまくっている。整いすぎてしまったのかもしれない。
快活でいることの素晴らしさ。
ありがとう朝日。ありがとう世界。
そう思って振り返ったら猫がゲロを吐いていた。
調子に乗るのは良くない。
バテずにそのまま地道に走りたいと思います。

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