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呪術廻戦OPのお気に入りシーン3選; 0.4秒瞬息黒閃、1フレームぬるぬるパンダ、振り向き後の髪のたなびき

「デザイナーたるもの、虫の目の如く観察眼を鍛えねばならぬ」と日々思っていたものの、なかなかやる気がでない。はて、どうしたものかと思い、YouTubeでアニメをコマ送りで見てみると、こう動かしているのかと新しい発見がある。そこで、感じたことをまとめんとする。

第1弾は、言わずと知れた呪術廻戦。誰も気にしないであろう、個人的に好きなシーンを3つ選んだ。あとで、ぜひYouTubeで確認してもらいたい。ちなみに、呪術廻戦に詳しいファンというわけではない。

TVアニメ『呪術廻戦』ノンクレジットOPムービー/OPテーマ:Eve「廻廻奇譚」, 2020.10.02 より

1. 虎杖が0.4秒内に黒閃を打ち終えるシーン

大技をさりげなく、コマ送りしないと気づかない程度に仕込んでいるのは、大変奥ゆかしい。黒閃を打ち始めてから終えるまで、はわずか13フレーム(0.4秒)で完了しているから、そりゃあパっと見じゃあ気づかんわ。

一発目を当てて
上空を通り過ぎてからの
遅れて響く、第二撃…!
衝撃波が走る


2. パンダが1フレームごとにぬるぬると動くシーン

マトリックスを彷彿とさせるかのような、ビルの上を駆け走るパンダ。他のキャラは、技を発動させたり、得意な武器を持ってイキリ顔をしているにも関わらず、パンダだけ、なぜビルの上をパルクールしているのか?変身できるんだから、それでよかったのでは?

申し訳程度に、物足りなさを補うためか3Dモデルを使って、パンダを1フレーム(0.03秒)ごとに動かしている。他のキャラの動きが2フレームごとに1回変わるだけなので、このシーンには違和感を覚えざるを得まい。

ちなみに、ビルの下から上に格キャラが陣取っており、その順で場面が変わっていく。ビルの下が釘崎で、最後は屋上パンダ。

ビルの下にいる釘崎
ビルの中にいる禪院
ビルの屋上にいるであろう狗巻
そして、全力パンダ

3. 三輪の髪の毛が振り返り後に、遅れてたなびくシーン

三輪には抜刀術という映える特技があるのに関わらず、呪術高専京都校の学長と共演させられるという不遇な対応。振り向くだけってどういうこと?と思いきや、その後に遅れて髪の毛がたなびくのだ。わずか3種類しかない髪のパターンでも、それっぽく見えてしまうのは不思議だ。

ちなみに、学長は静止画で全く動かず、このシーン以外は出てこないし、なんか下向いてるだけの、陰気おじさんとして表現されている。呪術廻戦OPで最も浮かればれないのは彼なのかもしれない。

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