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「無責任な」伴走支援から、「お客様のサクセスに責任者を持つ」伴走支援へ


初めまして!キャディの西尾夏輝と申します。

『CADDi Drawer』のカスタマーサクセス(以下CS)として、加工会社チームで東日本エリアを担当しております。

(加工会社への展開については、こちらをご覧ください!)

夏に輝くで「なつき」という名前なのですが、生まれは12月22日、毎年冬至の日です。笑
あと、よく間違えられますが、男です!

入社からそろそろ半年が経とうとしており、念願だったキャディでのnote執筆に取り組んでみます!
(もっと早く書くつもりが、完全に出遅れました…笑)

CS職の紹介がメインになりますが、「お客様のサクセスに責任を持つ」という視点では、セールスもエンジニアも該当すると思っています。

希望ポジションに関わらず、これを読んで、キャディって面白そう!と思っていただけると幸いです。


はじめに


実は私、2年以上前からキャディのことを知っていて、是非こういう環境で仕事をしたいな!と思っていました。

ガイアの夜明け
町工場リボーン!~日本の“ものづくり”激変~

テレ東Biz 【2分で見るガイアの夜明け】(2021年10月8日OA)


ただ、その時の私はとても恵まれており、転職やキャリアチェンジなんて頭にありませんでした。

2年前の私

業種:財務コンサルタント(補助金・融資・経営改善)
役職:従業員50名以上の経営幹部
実績:当時国内最大規模の補助金で採択率日本一
年収:同年代平均の倍以上もらっていました

特に、士業として資格や経験のある個人・法人を蹴散らして、名もない中小企業が補助金採択率日本一を獲得した瞬間は、何にも代え難い喜びでした。

その事業を先頭に立ってリードしていたので、不安や不満どころか、「どこまでいけるかワクワクする」状況でした。

きっかけは「無責任な」伴走支援に気づいた事


私の前職では、一般的な補助金コンサルと違い、採択されてから5年間サポートする、いわゆる伴走支援を行っていました。

「補助金に採択されてから何のサポートもない」
というお客様の受け皿となっていました。

ところが、その5年間の中で、経営に行き詰まり、再び資金が必要になる会社が増えました。

今思えば、業績が悪化してから資金調達等で「火消し」を行っており、伴走支援とは名ばかりで、支援が後手に回っていました。

補助金申請の際に描いた事業計画を実現できず、新たな計画を作っては資金調達を行い、いたちごっこ状態でした。

お金を借りることは、ゴールではなくスタートです。

当時の私は、補助金や融資等、計画を作って資金調達できたことに満足し、本当の意味で、お客様のサクセスをイメージできていませんでした。

この頃から、伴走支援とは何か?と本気で考えるようになり、私がしっくりきたのは、中小企業庁が提唱する伴走支援モデルです。

中小企業庁「中小企業伴走支援モデルの再構築」


それまでは、「お客様に寄り添う支援」をモットーに働いていましたが、伴走支援とは「お客様の自走化」がゴールであると改めて学びました。

また、「餅は餅屋」だろ~と思って、事業計画は専門の私が主導して作成していましたが、変革を起こすにはお客様の「腹落ち」が必要で、企業の「潜在力」を引き出すアプローチが重要だと感じました。

(あれ…潜在力を引き出す⇒ポテンシャルを解放するでは?)

キャディの伴走支援は、常にお客様のサクセスを考えることから始まる


これまでは国や金融機関の力を借りて企業支援を行っていましたが、自らの力でお客様をサクセスに導きたい、と思い、転職活動を始めました。

迷わず、キャディに応募しました。
理由は、私が目指す姿とキャディの企業理念が「完全一致」したからです。
(中小企業庁:潜在力を引き出す⇒キャディ:ポテンシャルを解放する)

キャディ株式会社の企業理念


前職で製造業のお客様と接して、そのポテンシャルに驚かされることが多かったのも、応募した理由のひとつです。

ポジションは迷いましたが、伴走支援がバッチリとはまる、CADDi DrawerのCS職を選びました。

CADDi Drawerとは?という記事は、こちらをご参照ください。


入社前に見て、キャディに入りたい!と思った先輩のnoteはこちら。


結論、キャディに入社して本当に良かったです。

会社全体で、お客様のサクセスは?課題は?実現したいことは?と常に問い続けており、ゴールを見据えた次の一手を考え、お客様と一緒に将来を議論しています。

キャディでは、「スピード」と「至誠」を大事にしており、常にお客様の前にいるスピードで伴走しながら、最終的にはお客様でPDCAが回せるようにサポートしています。

入社して半年ですが、以前思い描いていた「伴走支援」の形だなと感じています。

さらに、Drawerというプロダクト機能に留まらない、多様な活用支援が求められます。

例えば、お客様から「◯◯がしたい」というお声を頂いたら、現在の機能の中でお客様の理想を実現するための議論が毎日行われます。

また、現在の機能で実現出来なければ、キャディの尖ったエンジニアの方々が物凄い早さで機能開発を行います。

それだけの早さでプロダクトが進化し、かつCSが個社ごとの活用について議論するため、出来ることがどんどん増え、お客様への提案の幅が日々大きくなります。

ひたすらお客様のサクセスに向き合う中で、
「実はこんなこともやってみたかったんだ!」
「Drawerとは関係ないけど、〇〇という課題もあって…」
というお言葉を頂きます。

これは大変ありがたいことで、こういうお客様の本音ベースの課題を「お客様と一緒に考えて(腹落ち)」次々にクリアしていくことが、本当の意味での伴走支援だと感じています。

CSがお客様の「潜在力(ポテンシャル)」を引き出す


CADDi Drawerは、2022年6月に正式ローンチして2年が経ちます。

ありがたいことに、大変多くのお客様にご活用いただき、圧倒的なサクセス事例も数多く見られるようになりました。

CS職も、私が入社した時点と比較して倍以上に増えました。

組織の人数も、お客様も、サクセス事例も、物凄い勢いで増えていますが、それでもまだ、サクセスの「正解」は無いし、お客様とCSが一から創るものだと思っています。

まだ誰も見たことのない景色をお客様と追い続ける、これがキャディの、そしてCS職の面白みややりがいだと感じています。

圧倒的なサクセス事例のひとつをご紹介するのに、プロダクト責任者である白井の記事をご覧ください。
(お客様から頂いた、非常に熱量の高い手紙付きです)

作り手の我々が想像していなかったやり方でプロダクトから活用法を創発しているユーザー、部門を超えて同じ事実を見てコミュニケーションが取れるようになったことを報告してくれたユーザー、今までなかった新しい業務のフローが自然と生まれたユーザー、などなど。

足元の機能や活用手段、それによって生み出される効用を弾みにしながらその先にユーザーや会社の習慣や文化が変えられるならばそれによって作られる価値はもっとずっと大きい。

作り手として、これ以上の喜びはない瞬間であるとともに、自分たちも期待に応える、変化し続けられる存在でありたいと思います。

弊社白井のnoteより


上記事例は、まさにキャディがお客様の「潜在力(ポテンシャル)」を「引き出した」瞬間だと考えています。

そしてお客様ご自身で、そのポテンシャルを「解放して」くださいました。

キャディは、お客様のサクセスに「責任を持つ」存在と言えるし、そうあり続けるべきだと考えています。

おわりに


私は前職まで、計画を作って満足する、無責任なコンサルタントでした。
国や金融機関に提出するための、カッコつけた事業計画だけ作り、泥臭く現場に密着する支援は出来ていませんでした。

でも、キャディでは違います。
お客様の成功を第一に考える集団です。

さらには、圧倒的に優秀な方たちが、そのノウハウを惜しみなく共有してくれる、そんな組織です。

「昨日の自分とは全く別人になれる」
毎日そう感じる、刺激的な日々です。


キャディに入ると、自分の基準や視座が上がる(Raise the Barと呼んでいます)し、もっと知りたいと思う好奇心や意欲が自然と高まります。

私事ですが、製造業のことをもっと知りたいと思い、今年4月から大学院で製造業を中心とした経営管理を勉強しています。

自分語りも多く、長くなってしまいましたが、お客様だけでなく、自身の潜在力(ポテンシャル)も解放できる環境にあります。

是非一緒に、お客様の、そして自身のポテンシャルを解放しましょう!!!
(仲間の記事も是非ご覧ください!)









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