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妊婦ライフ日記

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腹の中の人と過ごす大冒険の日々
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#妊娠中期

27週目 腹から聞こえる謎の音

腹から聞こえる謎の音… 胎動が激しいときに聞こえることが多かったので、やっぱり関節の音だったのかなぁと思う。 調べたときに、指しゃぶりの音なんて説もありましたが、胎児って羊水の中で色んなことやってるのね~。暗くて狭いお腹の中、さぞかし暇でしょうと思ってたけど。 1時間ごとにおしっこして、目を開けてみたり、指しゃぶりして乳を飲む練習、たまにしゃっくりして、寝て、親が喋りかけてきたらキックキックキック! 意外に忙しいのかもしれん。水の中で生きる胎児、なんて不思議な存在。

25週目② ようやくのような、あっという間のような

早く会いたいね~、あっでもまだ出てこんといてね~!と喋りかける日々。 もう180日も経ったのねぇ。あと約100日、腹の世界を存分に楽しんでねぇというきもち。出てきちゃったらもうそこには帰れないからねぇ。 その後、なんだかおそろしくて触れないように触れないように、なんなら痔のことを考えないように、そんなものは存在していないかのごとく、過ごしております。 血が出たり痛みがなければ放置していいんかしら… 現状どうなってるんでしょうか私のおしりさん…

25週目① 呼吸がしづらく、凡ミスがつづき、手元がゆるい

腹式呼吸しづらいなーと思ったのもこの時期だけで、少ししたらその状態に体が慣れてしまったのかあんまり感じなくなりました。人間の適応能力ってすごいね。 しかし凡ミスはつづく。通常のときより頭の機能がゆるめ。 「何かやり忘れていることがある気がする…」と強く感じるようになる。 仕事でやり忘れがあると恐ろしいので、とにかく全部リストアップして何度も確認作業をするようになった。 これも妊娠が関係しとるのかわからんけど、とにかく物をよく落とす。 マタニティ時期に着ていた服はシミだ

24週目② もらえるもの調べ

自営業者は出産手当金や育児休業給付金などはないので、なんかもらえるもんないかな~と思って調べてみた。 北方町に来る前に住んでた三鷹市は、「誕生記念樹の苗木と絵本を贈呈」だって。なんかおしゃれ。 結局私がもらったのは、妊婦さん全員がもれなくもらえる妊婦検診の補助券と出産育児一時金(42万)でした。 私の場合は、妊婦検診以外の検診費用や、毎度補助券からはみ出すお金、補助券を使い果たしてしまってからの検診料などもかかったので、出産前の段階で結構オーバーしたんやろなという印象

24週目① 腹の人はどんなやつ?

なかなか顔を見せてくれないし、見せてくれたとしてもかーちゃんがつい笑ってしまって、次の瞬間には手をXポーズにしてガードしてまう腹の人。顔がうつったエコー写真は貴重なのだ! エコー写真は感熱紙ってやつを使っているため、時間とともに色が薄くなってしまうらしい。なので、ちゃんと保存したい場合はスキャンや接写が必須とのこと。たぶんデータでもらえる医院も結構あるんだろうね。私は自分でスキャンしてデータ化しとります~ 性格って産まれてから構築される部分もそりゃあるけど、ある程度決

23週目② 助産院ではじめての健診&こわい絵

自分の納得いくところにたどりつけたことが嬉しい限り。あのままクリニックでお世話になってたら、わからんことをそのまま素通りし続けて、わけわからん状態でお産になってまったかもしれん。一生で一度や二度しか経験できないであろうこの貴重な時間、我慢なんてしてたまるものかー!くらいの気持ちでいたほうがいいわね、と今思う。 東京とかだと早めに分娩予約をとっとかないと埋まってしまうみたいなので、そういう点では田舎は産む場所選びに時間的余裕があるのがありがたかった。その分都会のメリットは

23週目① いざ行かん散歩

妊娠中期ごろから推奨されるお散歩。病気を治すときとかも、それまで蓄えてた筋肉が超重要だから貯筋しとけって、なんかで読んだ気がする。 出産産後にむけての体力づくり、やっといて損はない! 実際お散歩すると、空気が最高に気持ちいいし、なんか謎の充実感も得られるからいいことづくめ。 なんですが、玄関のドアを開けるまでがほんとに戦い。よし、あと1時間後には起きて行くぞ…ってのが永遠にリピートされてまう。服を着替えることのハードルの高さよ。 で、行かないと行かないで気になるもんだ

22週目② 名前が決まらん、苗字も決まらん

事実婚のまま出産すると、子どもは私の苗字になる。そのあと、もしも夫の苗字にしたくなったり、子どもの戸籍を夫側に移そうとしたとき、どうやら家庭裁判所の許可が必要になるらしい。 しかし出生届を提出する前に法律婚しとけば、役所だけであれやこれやが完結できる。出産時に私がどうなるかも分からんし(出産とはリスクがつきものだし)、なるだけラクなほうがよろしい、ということでその方向性で考えている。社会のシステムの中で生きるとはこういうことなのだな、、 と書いてて今気づいたんやけど、そ

22週目① いま500グラム

調べてみたところ、人工中絶期間を22週までとしている母体保護法に基づき、生育限界も22週と定めているらしい。もちろん医療の技術向上と共に生育限界は前倒しされていて、1953年に妊娠28週だったのが、1990年に現行の妊娠22週になったという。 40週で産まれてくる赤ちゃんも生物として未熟だっていわれてるのに、その約半分の週数で産まれてきて、たくましく生きていく子もいるんだもんね。ほんとすごいよね! とはいえ、早く外にでてきてしまうとリスクが増えるため、ギリギリまで腹ん

安産の妙薬!?

尿タンパクと尿糖、むくみは、検診のたびにチェックされる項目。 そもそも、妊娠中は身体が水分をためこもうとするため、むくみやすいらしい。なのでたぶん大抵の場合は心配いらないんだろうけど、まれに高血圧症の可能性があるから注意が必要なんだって。 私はむくみに関しては優秀でございました。漢方のおかげもあるだろうけど、普段からよっぽどのことがないとむくまないから、体質もかなり関係していそう。 母ヨシコは私を妊娠中、象の足になったと聞く。それほどまでにむくむと、まるで自分の足じゃ

21週目② 忘れられない日

転院のハザマでハプニング!そのとき世は年の瀬まっさい中! そんなときでも電話で聞けるところがあって、診てくれる先生たちがいて、それもめちゃくちゃスピーディにことが進み、会う人会う人みんながとってもやさしくて、大変な日だったはずだけど、ありがたやありがたや…と誰かを拝みたくなるような、感謝の気持ちがどえらい爆発した日になりました。 結局なんの出血だったかはよく分からなかったが、後日、こいつが出血の正体か!?みたいなちっさい塊がでて、ちょと慌てた。 このときはすでに助産院へ

21週目① オートミールにハマる

妊娠中の体重管理については、当事者たちにとってはわりと深刻な課題であったりする。「空気を吸うだけで太る」という言葉もあるとおり、とにかく身体が栄養を蓄えようと頑張るみたいで、気をつけていないと1週間で1キロ増とか結構簡単にいけちゃうのだ。 すべてを無事終えてほっと息つけるころになれば全部笑い話になるだろうけど、現在進行形の今はそうも言ってられない。妊娠高血圧症や妊娠糖尿病になれば、最悪の場合母子ともに命の危険が及ぶこともあり、ふつうにこわい。しかも私は助産院での出産を望

20週目③ 半年ぶりに。ただいまnote

こちらの記事をアップしたのがこのころ。 絵を描いたり仕事の時間を少なめに、外やネットの世界との関わりを少なめに、そんな生活を過ごしていたんだけど、このあたりから別のステージに突入したらしい。少しだけ、もっと外に出ていこうという気持ちがわいてきた!やる気もわいてきた! 制作の世界から離れてみて、このままどこいくのかしら~とも思ってたけど、帰ってくるもんだね。別に帰ってこなくてもどこに行ったっていいのよと、それくらいの気持ちでいるつもりではあるけど、やっぱり嬉しいし安心す

20週目② 風疹の抗体がない妊婦

半分計画半分無計画くらいの妊娠だったので、と言い訳にしかならないけど、風疹の検査など全然念頭になかった。そしていざ「あなた抗体ないよ」と言われると、速攻で妊婦お得意の最上級深刻モードに切り替わり、オロオロ、オロオロ… 検査、受けときゃよかった…!!と心底思ったわ。 接種を受けられるようになったらすぐに行ってきます! 初期の妊婦さんが受ける血液検査では、いろんなことがわかるみたい。肝炎、HIV、クラミジアなど。あと子宮頸がんの検査もあった。風疹以外はチェックされる項目は