マガジンのカバー画像

妊婦ライフ日記

71
腹の中の人と過ごす大冒険の日々
運営しているクリエイター

#マイナートラブル

35週目 血糖値でひっかかる妊婦

もし本当に妊娠糖尿病であれば、それを知らずに出産となることが1番おそろしいので、今回の検査でそれが分かったのならよかったやん!と思えるところ。 しかし今回は、採血した日の朝にドーナツ食べて行った気がしてて、それで血糖値あがってまったんやない…!?という疑念があった。なのでソーダ水検査はきっと大丈夫なはずさ~と軽く受けとめていたんだけど、いざ先生に説明を受けるとオドオドしちゃって、ちょっとズルいかなって思うくらいにめっちゃ真剣に歩いちゃった。 こうしてひとつひとつ、大なり

28週目 妊娠後期とつにゅう!

妊娠28週から妊娠8ヶ月。妊娠後期に突入でございます。 赤子はグングン成長中! ついでに母体もグングン成長中、、身長170センチの大きめな体のおかげなのか、妊娠後期におこしやすいという食欲低下(赤子に胃を圧迫されるがため)が一切なく、おいしく食事をいただき続けました。 この時点ですでに妊娠前から8キロちかく大きくなられて…まだ産むまであと12週もあるなんて、どうしたらいいんでしょう。 このときの私のタスクのひとつは、ハンモックに乗ってるような体勢でいる赤子さんを説得す

25週目② ようやくのような、あっという間のような

早く会いたいね~、あっでもまだ出てこんといてね~!と喋りかける日々。 もう180日も経ったのねぇ。あと約100日、腹の世界を存分に楽しんでねぇというきもち。出てきちゃったらもうそこには帰れないからねぇ。 その後、なんだかおそろしくて触れないように触れないように、なんなら痔のことを考えないように、そんなものは存在していないかのごとく、過ごしております。 血が出たり痛みがなければ放置していいんかしら… 現状どうなってるんでしょうか私のおしりさん…

25週目① 呼吸がしづらく、凡ミスがつづき、手元がゆるい

腹式呼吸しづらいなーと思ったのもこの時期だけで、少ししたらその状態に体が慣れてしまったのかあんまり感じなくなりました。人間の適応能力ってすごいね。 しかし凡ミスはつづく。通常のときより頭の機能がゆるめ。 「何かやり忘れていることがある気がする…」と強く感じるようになる。 仕事でやり忘れがあると恐ろしいので、とにかく全部リストアップして何度も確認作業をするようになった。 これも妊娠が関係しとるのかわからんけど、とにかく物をよく落とす。 マタニティ時期に着ていた服はシミだ

21週目② 忘れられない日

転院のハザマでハプニング!そのとき世は年の瀬まっさい中! そんなときでも電話で聞けるところがあって、診てくれる先生たちがいて、それもめちゃくちゃスピーディにことが進み、会う人会う人みんながとってもやさしくて、大変な日だったはずだけど、ありがたやありがたや…と誰かを拝みたくなるような、感謝の気持ちがどえらい爆発した日になりました。 結局なんの出血だったかはよく分からなかったが、後日、こいつが出血の正体か!?みたいなちっさい塊がでて、ちょと慌てた。 このときはすでに助産院へ

21週目① オートミールにハマる

妊娠中の体重管理については、当事者たちにとってはわりと深刻な課題であったりする。「空気を吸うだけで太る」という言葉もあるとおり、とにかく身体が栄養を蓄えようと頑張るみたいで、気をつけていないと1週間で1キロ増とか結構簡単にいけちゃうのだ。 すべてを無事終えてほっと息つけるころになれば全部笑い話になるだろうけど、現在進行形の今はそうも言ってられない。妊娠高血圧症や妊娠糖尿病になれば、最悪の場合母子ともに命の危険が及ぶこともあり、ふつうにこわい。しかも私は助産院での出産を望

20週目② 風疹の抗体がない妊婦

半分計画半分無計画くらいの妊娠だったので、と言い訳にしかならないけど、風疹の検査など全然念頭になかった。そしていざ「あなた抗体ないよ」と言われると、速攻で妊婦お得意の最上級深刻モードに切り替わり、オロオロ、オロオロ… 検査、受けときゃよかった…!!と心底思ったわ。 接種を受けられるようになったらすぐに行ってきます! 初期の妊婦さんが受ける血液検査では、いろんなことがわかるみたい。肝炎、HIV、クラミジアなど。あと子宮頸がんの検査もあった。風疹以外はチェックされる項目は

19週目① おそろしがり屋の妊婦

当時、冷静かつ客観的な思考とはほど遠く、すべてを深刻にとらえすぎる傾向にあった。あとから思えばほとんどが「そんなことで…」と思えるようなレベルの話である。しかしどの瞬間も、彼女にとっては最悪な結果に直結するかのようなおそろしさ具合なのだ。 妊娠は病気じゃないとよくいわれるみたいだが、性格とか個性なんかとは関係なく、異常な精神状態におちいる、または思考回路がおかしなことになるっちゅーことは判明した。 恥骨の痛みはこの後も開脚をするたびに感じるようになった。こんなことは初め

16週目① 安定期とつにゅう

16週にはいり、安定期にとつにゅう! よく聞く言葉だったけど、そもそも安定期とは何かと調べてみたところ、医学用語ではないため定義はなく、だいたいこのくらいの時期ってことらしい。 妊娠1ヶ月-4ヶ月(妊娠0-15週)が妊娠初期、5ヶ月-7ヶ月(妊娠16-27週)までが妊娠中期、8ヶ月-10ヶ月(妊娠28-39週)までが妊娠後期っていうふうに分けられていて、妊娠中期を安定期と呼んだりする感じなんだって。へ〜 胎盤が完成してくるし、つわりが終わる時期なので安定するでしょってい

骨盤ケアで改善!?せまかった赤子部屋

妊娠すると体が出産にむけてどんどん準備をはじめるのだが、そのうちのひとつに、骨盤をゆるませるってのがある。赤子を通りやすくするために。 ということはゆるめばゆるむほどいいんじゃないのかと思うんだけど、現代人は昔の人ほど足腰が丈夫じゃなくて筋肉もないので、骨盤がゆるみすぎな状態になるんだという。 このゆるみすぎた状態があらゆるトラブルの元になっていて、腰痛やコリ、尿もれ便秘、O脚、切迫早産にも繋がることがあると教えてもらう。 ひえ〜そんなことまで?という驚き。なめてた、骨

14週目 心がグロッキー

なんとかブルーってやつなのか分からんが、そんなジャンル分けされるのもムカムカしていそうな、そんな許容範囲狭すぎな妊婦がいたそうな… いやはや、体の変化もすごいけど、心のウェ〜ブもすさまじいっす。 お祝いの言葉をかけられれば「無事に産まれるか分からんし」とボヤき、「大丈夫だよ」などと励まされれば「なんで大丈夫っていえるわけ?」と問い詰めたい衝動にかられ、とにかく何をされても言われてもイヤ、イヤイヤ期。もう、手に負えません!! このご時世のこの時期にこの場所で妊娠できたこ

13週目② やる気どこへいった

つわりが終わりつつあったけど、胎盤制作も終盤に差し掛かり細胞分裂ヒートアップ、同時に胎児づくりもますます進んでいる模様で、体はまだまだヘトヘトらしい。妊娠に集中するしかないって感じ。 まさか、この感じが出産まで続くのかしら…と当時は思っていたけど、そんなこともなかった。 胎盤制作が終わり、胎児の体の基礎がほぼ出来上がりあとは大きくなっていくだけってころには、まぁ重苦しさはあるけど頭はどんどんスッキリしてくるし、初期とは全く違う状態になる。中期後半の現在は、普段通り仕事に

13週目① 便事情

便秘といえば、妊娠にともなうマイナートラブルの代表的なもの。 ホルモンの影響で腸の働きが弱まるのと、子宮が拡大していくことで臓器が圧迫されることが原因だとか。その結果、普段は快便という方も便秘になったりするようだ。ひえ〜 出したいものが出ないと、とたんに体がぐったりしてくるので、普段からかなり気にかけている。もはや排出することをテーマに、毎日の生活を送っているんじゃないかというくらいの意気込みである! 便秘に限らず、身体をあっためるってのがやっぱり大切。 このころはあ

12週目 かゆい胸と干し柿づくり

子の成長もすごいけど、チチの成長もすごい。乳輪もでかくなり、色も濃くなり、なんか大迫力。 一説によれば、赤子がすぐに乳首を見つけられるように黒くなっていくんだとか。たしかにこれなら、かなり遠くにいても見つけられそうだ。 てかこれ以上デカく黒くなっていくんですか?こわいけど…面白い… そうえばチチにも肉割れができる人もいるみたい。それくらい急激な変化なんだなぁ。 そんなかゆい胸をかかえながら、就農1年目のオットを助けたり手伝うことはほぼできない私でしたが、渋柿の収穫に励み