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【Wayfarer】虚偽の申請とストリートビュー警察

はじめに

まず始めに、今回は多少汚い言葉を使うかもしれません。
それくらいの内容になります。

海外の申請・審査事情は詳しく無いですが、少なくとも日本の審査員は非常にストリートビューに対して厳しいと思います。
ストリートビューで見えなければほぼ「場所の不一致」か「虚偽の申請」で否認されるため、ストレートビューを投稿することも、Wayfinderとしての技能や知識だと言われることが多々あります。
これは本当に賛否が分かれており、地図や航空写真でわかるのにストリートビュー無いだけで否認される現状に満足行かない人の方が多いと言えます。

本来は折角の申請を虚偽だと疑いたく無いし、疑うのも良い気分はしませんが、疑うようになったには理由があると思います。
それについて話していきます。

海外のストリートビュー事情

前提として、海外のストリートビュー事情を書いていきます。
ストリートビューは本当に便利で、旅行好きとしてはバーチャル旅行したり、旅行計画にも使えたりといったツールです。
航空写真や地図だけではわからなかったその街の様子がわかるのは素晴らしいですね。
しかも、最近ではホテルや旅館、博物館やテーマパークなどの施設内のストリートビューも充実しつつあります。

日本では普及しており、都会では特に当たり前となったストリートビューですが、海外では当たり前なのでしょうか。

日本やアメリカ、ヨーロッパなどの先進国の多くは都会を中心にストリートビューが充実しており、都会から外れても幹線道路や高速道路ならばほぼストリートビューが通っています。

ストリートビューがリリースされ、ある程度普及した頃に話題になった有名な話ですが、この画像を見てみましょう。

ヨーロッパのストリートビュー

ドイツを中心としたヨーロッパのストリートビューです。
ヨーロッパでも、イギリスやフランスは国中にストリートビューが通っていますが、ドイツはヨーロッパの先進国の中でも珍しくほとんど通っておらず、お国柄か規制か国際情勢は詳しく無いのでわかりませんが、取り敢えず先進国の中でもストリートビューが少ないことがわかります。

次にアフリカのストリートビューです。

アフリカのストリートビュー

アフリカは本当にストリートビューが少ないです。
インドも、都市部を除くと少ない印象を受けます。

これで、ストリートビューが当たり前では無いということがわかります。

コモロ連合の審査

ここで、コモロ連合の審査の話をします。
私は最近、ボーナスロケーションを設定しました。
ボーナスロケーションとは、ホームロケーションに加えて、審査が割り当てられる地域を設定出来るものです。
最近、まだまだWayspotが少なく審査員も少ないアフリカの審査を応援したいという話を聞き付けて色んな縁からコモロ連合に設定しました。
生まれも育ちも京都、一人暮らしや留学等の経験が無いため、ボーナスロケーションに悩んでいた矢先の出来事でもあります。

コモロ連合とは、アフリカ大陸の東、インド洋に浮かぶ小さな島国です。

コモロ連合 (何処にある国?)

コモロ連合は、首都モロニのあるグランドコモロ島(ンジャジジャ島)と、アンジュアン島(ンズワニ島)、モヘリ島(ムワリ島)の3島の有人島と幾つかの無人島で構成されています。

コモロ連合の地図はこうなります。
L字型の位置関係ですね。

コモロ連合 (地図)

コモロ連合の国土は広く無いので、3島の間くらい、要するに画像のピンの位置辺りにボーナスロケーションを設定すると、3島からの申請をバランス良く受け付けることができます。

本題に戻します。
コモロ連合の審査は何度か回ってきます。
コモロ連合の公用語はコモロ語、フランス語、アラビア語ですが、今のところは全てフランス語で回ってきています。
勿論、言語面はGoogle翻訳やDeepl翻訳を使えばOKですが、アフリカなので本題はストリートビューですね。

ストリートビューは殆ど無く、航空写真の解像度も日本ほど高く無いです。
今のところ、ストリートビューで確認出来た候補は無いです。

要約すると、
「海外ではストリートビューは当たり前では無く、ストリートビューを理由に否認していると国によるが海外の審査は行えない。」
と言うことが言えます。

コモロ連合の審査は、今のところはイスラム教のモスクが多いです。
これは、コモロ連合は国民のほとんど(Wikipediaによると98.4%)がムスリムの国だからで、ムスリムが少ない日本では滅多に無い候補のため、審査していて新鮮で、異文化に触れる面白さがあります。
いずれの申請も説明、補足情報がちゃんと書かれており、しっかりとした真面目な申請でした。
日本よりも平均的なクオリティが高い印象ですね。
日本の場合はクオリティの高い申請、低い申請の差が非常に大きいと思っています。

さて、日本でストリートビュー警察?そんな話をしていきます。

ストリートビュー警察が増えた要因

それは、ズバリ言うと、虚偽の申請が多かったからです。
本来は、周囲の風景から判断して投稿を信じて審査すべきのはずです。
申請者を信用していればそれで審査が出来るはずです。
しかし、虚偽の申請が多いと、信用できなくなります。
Wayfarerの仕様的に申請者名は表示されないので、仮に評判の悪い申請者が居たとしても、その申請をしたのは誰かわかりませんし、平等に審査するほかありません。

私は、今年の1月頃にポケモンGOでTL38になり、1月下旬〜2月上旬頃からWayfarerを始めましたが、始めた頃に色々調べて勉強していく中で、虚偽の申請が多かったと聞きました。

私はポケモンGOリリース当初からポケストップ申請を心待ちにしていたのでいつ解禁されるのか日々情報チェックしていました。
そのため、Wayfarerの前身であるOPR(Operation Portal Recon)についても知っています。
初期の頃の審査ツイートとか見ていましたが、酷い申請が多かったことは覚えていますね。

意地でも自宅申請したい、そんな人の申請が多かった印象です。

  • 自宅を申請する。

  • 人物やペットを申請する。

  • 自宅前にフィギュアなど置き物を置いて、それを像として申請する。
    cf. 鳥居とウルトラマン … 自宅前に鳥居の置物とウルトラマンのフィギュアを置いて、その画像でアートや像として申請。

  • その他酷い申請。
    cf. ごみ、プリッツ … 手に持ったごみやプリッツを申請。

特に、ウルトラマンと鳥居、ごみ、プリッツは酷すぎて衝撃的だったので今も記憶に残っているほどです。
今でも自宅前の像やペットを申請する方は少なからず居ますね。

自宅は駄目なので、無理矢理申請しようとしているのがよくわかります。
ストリートビューだと勿論見えないし、虚偽の申請になるので、否認対象になります。

自宅申請者による弊害

自宅申請者による弊害や風評被害はまだまだあります。
数えきれないくらいあるでしょう。
今の審査員がNiantic審査より厳しいとされるのも、こういった自宅申請を含む不適切な申請が多くあったからだと言えます。

飲食店、商店、ビューティサロン、地元企業が通らない

特にラーメン店やビューティサロンは即Niantic審査に入りやすい候補なので、Niantic審査により承認されやすいことに驚いている人も多いようです。
地元企業もですが、飲食店、商店、ビューティサロンの承認は中々難しく、飲食店ならばグルメリポーターのような食レポが求められているほどです。
即Niantic審査は食レポなくラーメン店が承認されたと言う話を聞きます。

確かに、第三者に魅力を伝えるには食レポは有難く、地元で人気とか言われても分からないのは当然です。
しかし、「珍しいまたはユニークな地元のお店」、「ゲーム / コミックストア」、「人気のレストラン」、「お気に入りのコーヒーショップ」等が公式に適格基準を満たしている例として挙げられている以上は承認率が上がってほしいと思います。

このように審査に非常に厳しくなったのは、自宅申請を含む不適切な申請が多かったからのはずです。

ソーシャルゲームやSNSでも同じことが言えます。
規約違反をする人、迷惑行為をする人が増えると、運営はその規約違反や迷惑行為が極力起こらないようにするために動きます。
即ち、善良なユーザにとって不利な仕様変更を行なったり、パトロールが極端に厳しくなったりするのです。
最悪の場合、サービス終了や機能の停止だって有り得ます。

自宅申請者は××

××は想像にお任せしますが、言わなくてもわかるでしょう。
少なくとも、自宅申請や虚偽の申請を行うならず者は、全ての善良なWayfinderからは嫌われていると思います。
嫌われているレベルでは甘い、寧ろ嫌悪されているでしょう。

もし、この読者のあなたが自宅を申請しようとしているのならば、
「今すぐ自宅申請をやめなさい!」
と強く言います。

自宅と言っても、自宅前のお地蔵様や掲示板、公園などの承認されてゲームに登場した場合に自宅から反応する、承認対象の候補物はOKです。
私も申請したことあります。
ここでの自宅とは、自宅を申請することや、自宅内のオブジェクト、及び自宅敷地内のオブジェクトを申請することを指します。

1回や2回ならば誤認も考えられるでしょう。
私も誤認で自宅で否認されたことはあります。
自宅申請を理由に何度も否認される方に対しては、審査時の審査員からのコメントを加味して厳罰化してほしいものです。

おわりに

このnoteを急遽執筆するきっかけになったのは下記の画像です。

塩沢まで1時間 (否認)

折角ストリートビューを投稿したにもかかわらず、ストリートビューで見え辛かったからか否認を食らいました。

今確認すると、リンクはミスっていましたね。
ストリートビューのリンクは、初期ストリートビューの位置決められるようで、変な拡大が入っていました。
https://goo.gl/maps/6itHdGazT8fbGcx66

これに限らず、動かして確認してほしいと思いますが、日本の審査はストリートビューで見えないと言うだけで否認されることも多く、本当にストリートビューに厳しいと思います。

纏めると、

  • 日本人のWayfinderはストリートビューでの実在確認に厳しい。

  • 海外ではストリートビューが少ない地域もある。

  • ストリートビューでの実在確認に関して厳しくなったのは、自宅申請や虚偽の申請が蔓延したからだと思われる。

  • 日本人Wayfinderの審査はNianticの審査よりも厳しい傾向があり、特に飲食店やビューティサロン、商店、地元企業等は承認されるのが難しい。

  • ユーザ審査が厳しくなったのもストリートビューの件と同じく、不適切な申請が多かったことが原因と思われる。

  • 自宅申請者、虚偽申請者はWayfarer界の害悪そのものである。

では…。

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