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【Wayfarer】Wayfinderが把握しておくべきレベルの話

はじめに

Wayfinderとは、Niantic Wayfarerを利用しているユーザのことです。
即ち、Wayspot(ポケストップ、ポータル)を申請、及び審査するIngress、及びポケモンGOのプレイヤーのこと。
Wayfinderにとって把握しておくべき各ゲームやサービス、システムのレベルの話をしていきます。

そのレベルとは、ゲームのレベル、みんポケのレベル、Wayfarerのレベルのことを指します。
レベルが高いほど、勿論できる事が増えていきますので、Wayfarerが目指したいレベルについて解説していきます。

ポケモンGO

まずはポケモンGOから話をします。

TL37

TL37でWayfarerの全ての機能が解放されます。
即ち、ポケストップ申請、編集、削除、写真追加、位置編集とWayfarerの利用の全てがLv.37で解放されます。
最初はポケストップ申請解禁当時の最高レベルであるTL40で解禁され、徐々に引き下げられ、現在はTL37で解放されるようになっています。

Lv.38 (2022年1月24日当時の申請可能レベル)

Ingress

Ingressのレベルの話をします。
ポケモンGOではTL37で全ての機能が解放されますが、Ingressでは段階的に解放されていくのが大きな特徴です。

Lv.8

位置情報以外のポータルの編集、削除及び写真追加が解放されます。
但し、WayfarerのWebサイトへのアクセス権はまだ無い状態なので、Wayspotの審査などは行えません。

Lv.10

ポータル申請(推薦)、及びWayfarerへのアクセス権が解放されます。
Lv.10になれば、ポータルの位置情報の編集以外は行えるようになります。
Wayfarerへアクセスできるようになるので、Wayspotの審査やWayfarer画面上で自分が申請したWayspotの管理を行えるようになります。

Lv.10 (2022年11月8日)

Lv.12

ポータル位置情報の編集が解放されます。

Column: 距離制限とポータルキー

Ingressの申請機能、実はポケモンGOよりかなり優遇されています。
これを聞くと、Ingressを始めて直ぐにでもLv.10を目指したくなる筈です。

  • 距離制限が25km!
    Ingressでの申請できる距離の制限は対象から25km。
    ポケモンGOの10kmの2.5倍です。
    お出掛け先、旅行先で申請する人にとっては特に嬉しいメリットです。
    ポケモンGOの10kmでは距離的に厳しい、隣町の申請や山の麓の駅から山頂の申請をすることも可能になります。
    調べてみましたが、富士山頂上付近は山梨県側の富士急行線沿線では余裕、場所次第では静岡県側の富士駅からも届きます。(←凄いですね!!)

  • 承認されてポータルになるとポータルキーが貰える!
    承認後、ポータルになるとそのポータルのポータルキーが貰えます。
    承認されてもToo Closeでポータルにならなかった場合は貰えません。

旅先でのポータル申請で貰えたポータルキー
  • Seerメダルが貰える!
    承認されてポータルになった数に応じてSeerメダルが獲得できます。
    ポータルキーとSeerメダルは、同じGoogleアカウントのポケモンGOからの申請でポータルになったとしても貰えないので注意が必要です。要するに、ポータル写真に自分のAgent名が入ったポータルですね。(Reconメダルとの大きな違いになります。)
    ※後述するかつてレベル制限無く自由に申請できた頃に配布されていたメダルであり、今ポータル申請を始めた人は貰えないようです。(筆者がIngress側での申請が可能になったのは2022年秋〜冬頃ですが、Seerメダルはありませんでした。)

  • AP(経験値)が入る!
    ポータル申請の承認、写真追加や編集、削除等の承認に応じて経験値(AP)が入ります。

このように、ポケモンGOには無いメリットが目白押しです。
Ingressは、かつてはレベル制限無く誰でも自由にポータル申請ができましたが、Agent(プレイヤー)人口が増えるにつれて申請の数が多くなり、Nianticが捌き切れなくなって一度申請・審査を停止した過去があります。
今はレベル制限ありで復活し、当時の仕様を復活させたものになっているため、ゲーム内でもポータル申請は力を入れている印象です。
ポケモンGOではIngressと比べてゲーム内での広報はほぼ無く、ポケストップ申請はかなり地味な存在となっており、ゲーム内でのWayfarer限定の特典はWayfarerメダルのみです。
そのため、Lv.50(レベルMAX)のベテラントレーナーでも、ポケストップ申請ができることを知らない人は多く居られます。
何か特典があればもっと申請者が増えるのに勿体無いと思っています。

Column: Reconメダル

Ingressでは、Lv.8までは単純に経験値(AP)を獲得していけば上げることができますが、Lv.9以上へのレベルアップに必要なのがメダルです。
多くの人はこのメダルで苦戦します。

レベルとメダル要件

レベルが高くなると、APは勿論のこと、メダル獲得が大変になります。
申請ができるようになるLv.10までならば金2個と銀5個、位置編集が解放され、申請系の機能が全開放されるLv.12ならば金6個と銀7個必要です。
尚、メダルは銀以上ならば銀、金以上ならば金でカウントされるので、金は銀としてもカウントされます。
メダルを集めるコツや集めやすいメダルは勿論存在します。
そんな中、日常的に審査するWayfinderにとって集めやすいメダルがReconメダルです。

Reconメダル

英語で色々説明が書かれていますが、簡単に言えば、ポケモンGOのWayfarerメダルに相当し、Wayfarerで審査してAgreementを獲得した数によって獲得し、昇格していくメダルになります。
「Recon」の名称は、ポケストップ申請解禁前、Ingressだけでポータル申請、審査できた頃に存在したWayfarerの前身と言えるポータル審査システム「Operation Portal Recon」、通称「OPR」に由来しています。
このメダルは、IngressでLv.10未満でも、ポケモンGOと同じGoogleアカウントでIngressにログインしており、ポケモンGOでTL37以上でWayfarerが利用できて審査ができれば獲得できるメダルです。

Wayfarerで幾らAgreementを獲得していても、Ingressを始めてから獲得したAgreementのみカウントされるので注意が必要です。
申請枠が倍増することや、前述のIngress側の申請機能の優位性などから、Wayfarer、ポケストップ申請にハマるといずれIngressの申請枠が恋しくなる時がやってきます。
なので、すぐにプレイしなくてもポケストップ申請を始めたら、Ingressをインストールしてチュートリアル完了まで終えておくことを強く推奨します。
因みに私はかなり前にIngressを始めたものの、コツがわからず進まずでしたが、久々に復帰した時にReconメダルは金でした。
メダル金以上は大変とされる事が多い中、Lv.8になった時点で既に金1つ以上はかなり大きく、その先が楽になります。

みんポケ

みんポケ(みんなのポケマップ)は、ユーザによる情報共有マップです。
その中に、マップ上のポケストップ/ジムの情報を投稿してマップを編集する機能があります。
みんポケは、ポケモンGOのサーバからデータを取得して反映しているものではなく、全てユーザによる情報提供で成り立っているサービスなので、マップ情報は古い事が多く、情報も正確とは限りません。
即ち、ポケモンGOのマップシステムに詳しいWayfinderが積極的に編集して正しいマップにしていく事が大切だと言えます。
ここでは、マップ編集に関するレベルを紹介します。
みんポケでは、レベルを上げると「投稿(編集)の自由度」が高くなります。

Lv.1

ポケストップ、ジムの追加だけならば、みんポケを始めたLv.1の時から行う事ができます。
但し、現地確認したポケストップのスクリーンショットが必須で、投稿後すぐにはマップ上へ反映されないなど、機能が制限された状態になります。
言い換えると、お試し期間と言った感じです。
投稿数の上限は10回です。
※回数は申請中の数で、申請内容が確定すると解放されます。

Lv.6

ポケストップ、ジムの編集、削除機能が解禁されます。
ポケストップの追加も、スクリーンショット不要で、すぐにマップに反映されるようになり、制限が大きく緩和されます。
即ち、遠方のポケストップやジムでも、IITC、Wayfarerアプリ、Campfire等のツールを駆使して確認しつつ投稿する事が可能になります。
投稿数(追加/編集)の上限は10回、削除の上限は3回です。
※回数は申請中の数で、申請内容が確定すると解放されます。

L.v11

投稿数(追加/編集)の上限が20回に増えます。
削除の上限は3回です。
※回数は申請中の数で、申請内容が確定すると解放されます。
※削除の上限は荒らし防止の観点からLv.6以上で3のまま固定です。

Lv.21

投稿数(追加/編集)の上限が30回に増えます。
削除の上限は3回です。
※回数は申請中の数で、申請内容が確定すると解放されます。
※削除の上限は荒らし防止の観点からLv.6以上で3のまま固定です。

纏め

ポケストップ/ジムの追加/編集/削除の上限

申請数の上限について一覧表で纏めるとこうなります。
Lv.6以上は追加と編集は同枠、削除だけ別枠でカウントされます。
上限は申請中の状態にある数で、申請結果が確定すると解放。
申請ステータスは「こうけんノート」の「申請」から確認可能です。
Lv.6以上の場合は余程の事が無い限りは72時間(丸3日)後に、そのポケストップ(ジム)を表示し、「ポケストップの作成(申請中) 」の表示が消えていることを確認すれば結果が確定するようです。
Wayfinderならば、まずはLv.6を目指し、Lv.21まではレベル上げを頑張りましょう。(Lv.22以上はポケストップ/ジム編集関連の上限は上がりません。)
Campfireを利用できるならば、Campfireのレイド情報を見て、投稿数の上限に達するまでひたすらレイドの情報を登録するのが高効率で早く、誤った情報を登録してしまう心配も無いです。
近場のジムでレイドが発生していなかったり、既にみんポケに登録されていたりしたとしてもCampfireならば遠方のを確認して登録できます。

Wayfarer

Wayfarerにはレベルという概念は存在しませんが、Agreementに応じて4段階のWayfinder評価がされるシステムになっています。
これは、審査員としての腕前の指標になっています。

  • すごい (Great)

  • よい (Good)

  • フェア (Fair)

  • 不十分 (Poor)

Wayfinder評価

Wayfarerを開始した時点では「フェア(Fair)」で、Agreementを重ねると昇格していき、審査数に対してAgreementが少ないと降格します。
大量に審査を行っているWayfinderならば、審査したものの判定が追い付かずAgreementが溜まらず一時的に評価が下がることもあるようです。
最近はそれに加え、ハニーポット等と呼ばれる、誤った審査を行うと大きく評価が下がってしまう引っ掛けも存在すると言われています。
「フェア(Fair)」以上であれば特に問題はありませんが、「不十分(Poor)」に落ちると、Wayfarer利用開始時に受けたテストの再テストがあることもあるようなので、審査基準をしっかりと把握して正確な審査をして、「フェア(Fair)」以上を維持しましょうということになっています。

おわりに

ポケストップ申請、ポータル申請で結果が出るまでの待ち時間が長い地域の待ち時間は2年、3年以上と言われています。
これも、既にそれくらい前に申請して、未だに結果が返ってこない人、最近漸く審査入りした人などが居ることから予想できていることです。

私は2022年の1月末、2月上旬くらいにポケストップ申請を始めたので、それくらい前からポケストップ申請を熱心にしていた人が居たことには、羨ましいことに加えてかなり驚きました。

私は探検や旅行が好きということと、ポケモンGOのリリース当初は学生で、大学構内にポケストップが1つしかなかったことにより、ポケモンGOのリリース当初からポケストップ申請の解禁は心待ちにしていました。

ポケストップ申請解禁の情報にはアンテナを張っていても、プレイヤーレベルを上げるというやり込みをする方では無いので、いざ解禁されても、Lv.40は自分にとっては非常に高く、当時は高嶺の花だと思っていました。

しかし、こう纏めている中で、基本的にはレベルが高い人から新機能が解禁されていくので、レベル上げも大事なのかと再認識しました。
ポケモンGOでは、レベリング上最も高効率とされる、毎回エクセレントスローが投げられる技量は無いのでレベリングもゆっくりです。
何とか早く上げられないのかと思う日々です。

では…。

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