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アラサーになっても敷居が高いハイブランド

ここのところ、自分の金銭感覚が麻痺している。
というのも、仕事が忙しく自分の時間を取ることが出来ず、休日は家にいても面倒な事ばかり見聞きする為嫌になってしまうからだ。
そうすると必然的に外へ出る事になる。先日は妹と推しの俳優が沢山出る舞台の観劇に出かけた。妹が前から三列目のややセンターという良席を当ててくれたおかげで、しっかりと推しの顔から足先まで眺めることが出来た。
話を戻し、今日は本当なら家で積みまくっている本達を消化しようと考えていた。なので朝も少しのんびりと起床…というか疲れすぎてて起きれず、さらにはちょい強めの頭痛があったため起きれなかったのだ。
とりあえずなんとか起きて、朝ご飯をとっていると背後から掃除機の音。人が食事しているのを知っていてそういう事をする行為に苛立ち、本当は休みの日は飲むのをやめようと思っていた安定剤を服用せざるを得なくなった。
しかし苛立ち治らず、もうこれは外に行くしかない。そうだ、余っている商品券を使って自分に何かご褒美を買おう。商品券なら生活費に響かない、と思い速攻出かける用意をしてちょっとセレブな街へ電車に乗って繰り出した。
実は前から欲しいハイブランドの商品があり、それを買ってやるぞ‼︎という気合いでお店へ。
しかしスタッフのお姉さんの説明を聞いてるうちに「あれ、これ予算よりかなり上だ…」と気づいてしまった。事前に調べたのは、予算内のものだったのだ。お姉さんにそれとなくその商品について聞くと、その商品もいいがそれよりも〜と最初に説明されたものをお勧めされてしまう。
今更「実は商品券で買おうと思ってて〜、予算はこれで〜」なんて言いづらい。
とりあえず、いくつか決めかねてるものもあるので、もし買いたいと決めたらまた来ると言ってその場を去った。
気品高いハイブランドのスタッフとの会話は新鮮だったが、所詮それを買おうとしてるのは安月給のど田舎女。しかもすっぴん。
すごすごと諦めて、店の外へ出る。辺りは暗くなり始めてきた。気持ちも暗くなってきた。
そんな時、ふと目についたお店に何故か気持ちが惹かれた。
そのお店の商品を眺めていると、スタッフの方々が色々説明してくれた。すると、何故か今自分が求めている物全てに条件が当てはまってしまった。
スタッフのお姉さんは親身になって話を聞いてくれた。今の自分の状況を優しく聞いてくださり、気になる商品を吟味しているときも何度も気遣い声をかけてくれた。
結果、私はそこで気に入った商品を購入した。まずは使ってみて、よかったらまた買いに行こうと思った。
ハイブランドのお店での買い物は、慣れている妹に任せよう。
とりあえず満足いく買い物をしたので、また明日からの日々を頑張ろうと思う。あと1週間乗り切れば推しのライブだ。その前に健康診断というイベントが控えているが、多分頑張れる、と思いたい。

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