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【3/5@ローザンヌ🇨🇭】待ちに待ったオリンピックミュージアム。

やほ。

待ちに待った今回の旅のメインの1つ、The Olympic Museum(TOM/トム)。

最寄駅から歩いて少し距離があるものの、ワクワク感がどんどん高まっていきます。

館内に入る前にも様々な展示があるけど、雨ってこともあり、まずは一旦、中から入ります。
晴れてたらなあ…

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*4/30まで閉館とのこと。なんと。

全体感

FIFAの時と同じく、IOCの本部とは少し離れたところにミュージアムがあります。
1Fは受付、地下1F~2Fまでが展示スペース。
展示スペース以外にも無料の展示があり、次回の展示は「SPORTS×MANGA」なんだとか。

なんとこちら、昨年4-9月までお台場のパナソニックセンターで開催されていたイベントの逆輸入です

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それはそれで楽しみだけど、
個人的にあのスペースの中に展示が全て入りきるのかどうか…
どこをどう残し、どうカットするのかは気になるところ。

また…泣

券売機で18CHF支払い、荷物を預けにロッカーに。
そこにはなんと。

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過去大会のメダリストの名前が色別に分けられて記されていました…
FIFAのパターンと一緒…
この時点で既に感動しています。

1Fは夏季五輪の選手たち。
じゃあ、冬季五輪は?(後ほどご紹介)

荷物を預け、ほぼ手ぶらの状態で入場券を買おうとすると。

オリンピックや、このミュージアムに関わったポンサーのロゴがズラーっと並んでいます。

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上から。
・TOM設立にあたり、寄付をした団体やスポンサーなど。
大会組織委員会やNOCなんかも寄付していて、98年長野五輪なども含まれる。
・オリンピックのスポンサー最上位の14社。
まだAirbnbが入っていない。Panasonicの隣に17年に離脱したマクドナルドが入るんだろうけど、じゃあと残り1つの枠はどこだっけ…?
・オリンピックの放送に関わる企業ロゴ一覧。電通はここに含まれる。

また、今年YOG(14-18才の青年オリンピック)がローザンヌで行われたことを受け、それにまつわる展示もありました。

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さあ、ここから旅がスタート…

しません笑

2FのTOM Cafeで腹ごしらえ笑

TOM Cafeにも細かい工夫が…

選んだのはサンモリッツセット。
1928,48年に冬季五輪が行われたスイスの同地の郷土料理らしいです。
鶏肉の中にチーズインされていて、ポテトも熱々。
めちゃくちゃ美味しかったです。
野菜とパンも一応あったので、バランスは問題なし。

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ここも、ペーパーの下敷きや壁には過去の五輪のロゴがずらっと(お土産に1枚もらいました笑)。

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腹ごしらえもして、さあこれから展示…

とはまだなりません笑

冬季五輪のメダリストロッカーをここで発見。
日本人は荒川静香選手と葛西紀明選手。
おそらく最初に獲得した、もしくは最も印象に残ったメダルを1つ取り上げて記していると思われます。

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やっと中に入れる…

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全体構成

最初の(2F)が、古代五輪→クーベルタンと五輪創設物語→近代五輪の歴史と、各大会における工夫(マスコット、放送、スタジアム、その他アクティビティ)を知るフロア。

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1Fは、オリンピック競技にフォーカスを当て、
競技の増減、用具の変化、選手の活躍について触れるフロア。

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B1Fは、オリンピック精神をどう表現し発信するか、スポーツマンシップをどう競技を通じて示すか(薬物ドーピング、用具ドーピング)、その他オリンピック教育などにも触れ、最後に過去のオリンピックのメダルの実物展示です。

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そんな感じで進んでいった6時間w

ほんとは全部書きたいけど、全部に触れていると、相当文字数行くので、
感じたことをかいつまんで。

初のオリンピックマークの実物…

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初めて五輪のマークが発表されたのが、1914年。
その当時の実物がここには展示されている。
今よりも若干横に長いのが特徴だ。

五輪マークの下に「1914」の刺繍もされており、時の流れを感じると同時に、歴史の重みを感じられた瞬間でした。

時代の流れ

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過去の五輪の開催年表とIOC会長の年表。

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オリンピックマスコット総集合しているけど、
少し離れたところには…

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上が2000シドニーオリンピックの展示。
下が1984LA。

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このように各大会のブースにはチケットも展示されていて、
先日のFIFA Museumのものや、大会別で比較しながらデザインの変化を見て行くのもなかなか面白かったです。
時代の流れを感じました。

時代の流れで言うと、その下のフロアの時代別用具の展示もまさにそうで、
同じ競技でも服だったら生地の違い、スパイクだったら材質や裏面のポイント数の違いを見るのが面白かったし、
自分たちがこの時代に戻ったら、どれくらいの競技レベルになるんだろうとか、この用具使ったら今ならどれだけのスコア叩き出せるだろうなど考えて見るのも面白いかもしれないですね。

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「靴」1つ取っても全く顔が変わってくる。
ロゴマークの主張は通常のものと変わらない。

平和に向けたメッセージ

オリンピックは4年に1度開催され、「平和の祭典」と呼ばれるのも周知の通り。
その平和の象徴的なものとして、選手が寄せ書きをするアクリルパネルが設けられています。

本当に多種多様な言語(一部主張の強いものもあるけどw)がびっしりと書かれていて、
「スポーツを通じて1つになる」って、素晴らしいんだなと言うことを改めて感じられた瞬間でした。

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館外にも、オリンピックと平和に関するモニュメントが展示されています。

何かとクセの強いおみやげ

最後にちょこっとだけおみやげを紹介します。

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過去の五輪ポスターや、
五輪のロゴマークがデザインされたTシャツなどなどが販売されています。

TOKYO2020グッズも販売されていたけど、
(当然っちゃ当然だが)輸入品なので、かなり高いです。

でもって、五輪とは全く関係なく、日本の伝統(?)的な商品も展開されていました。ちなみに売っていたのは弁当箱、パズル、裏に歌舞伎がペイントされているスケボーなどなど。

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気になったのはこちら。

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*スイスにユニクロはありません。

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見なかったことにしておきましょう。

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自分の好きな文言の1つに、
”Olympism is not a system, it is a state of mind”というのがあるのですが、

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だそうです笑

ちょっと足を伸ばして、総本山へ。

時間的にも閉館したので、サクッとIOCの外観だけを見学しに向かいます。
本来は招待者しか中に入ることができないらしいが、特別にギリギリ行けるところまで見せてもらうことができました。

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このOne dayを、
Day Oneに変えられる日が来ればいいなと願いながら、ローザンヌ駅に戻ります。

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ここに書ききれたのは正直2%もないです笑
コメントで質問等あれば、ぜひご連絡ください!

ある程度のことは答えられると思います。

超楽しかった。

リンク

昨年9月、オープンして1週間も満たない状態で入場した日本オリンピックミュージアムの簡単なレビューはこちら。

札幌オリンピックミュージアムにも行っています。

最後に、オリンピックをもっと好きになったきっかけがこちら。


はなも(ん)

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