この生を誇りに思える気がします。
人生に彩りが生まれる瞬間はどんな時でしょうか?
私は、自分の想像を超えたポジティブな出来事に遭遇したとき、それが生まれるのではないかと思います。
人生の底に落ちる瞬間はどんな時でしょうか?
私は、自分の想像を超えたネガティブな出来事に遭遇したとき、それが生まれるのではないかと思います。
・・・
花屋として、各地を動き回ってみました。
どんどん減っていく貯金に反比例して、たくさんの経験値と出会いが生まれました。文字通りすっからかんです。社会人として大丈夫なのか?と不安に思うことも多い。
応援されることが増えました。
同時に、否定されることも増えました。
1日1回思い出してしまうくらいの嫌な言葉や場面があります。
素直に苦しい。
ただ、同時に思います。
だからこそ応援してくれる人は大切にしたい。
選んでくれた人の期待には応えたい。
私を否定した人が、私の姿を見て、羨望と嫉妬と自己嫌悪で苦しみますように。
そんなことを朝起きて、寝るまで考えながら生きていることは不健康でしょうか。
・・・
そんな私が花屋として実現したいこと。
それは、関わる人の人生に彩りをもたらすことです。
日常にヒビを入れる。新しい価値観に触れる。
将来に光を灯す。自分の気持ちに従う勇気を手にする。
過去を肯定する。苦しみは全て未来への養分。
関わる人がそんなことをできる空間を作ることができれば、私はこの生を誇りに思える気がします。
・・・
「旅と花束」という企画を再開します。
ただ日本中で、というわけではありません。それは未来の話。まずは信州エリアで動けるだけ動いてみようと思います。あるときは公民館で。あるときは公園で。あるときは銭湯や田んぼの中かもしれません。ご注視くださいませ。
「Breeze is nice.」というお店作りは継続中。思ったより時間がかかってるけど、春くらいには関わる人を招けるくらいにはしたいな。心地よい風を浴びるときのように、頭を空っぽにして、今この瞬間の気持ちを大切にできる。理由を放棄して、色や香りに触れる。そんな空間にしたい。そして、まるで部屋に吸い込まれる風のように、風をお客様に見立てて開放的な入りやすいお店にしたい。「いらっしゃいませ」ではなくて「今日も良い風が吹いてますね」が合言葉。ちょっとキザすぎるかな?
この二つは同じではない。だけど、繋がっている。そんな花屋を作りたいんです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?