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この生を誇りに思える気がします。

人生に彩りが生まれる瞬間はどんな時でしょうか?

私は、自分の想像を超えたポジティブな出来事に遭遇したとき、それが生まれるのではないかと思います。

人生の底に落ちる瞬間はどんな時でしょうか?

私は、自分の想像を超えたネガティブな出来事に遭遇したとき、それが生まれるのではないかと思います。

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花屋として、各地を動き回ってみました。

どんどん減っていく貯金に反比例して、たくさんの経験値と出会いが生まれました。文字通りすっからかんです。社会人として大丈夫なのか?と不安に思うことも多い。

応援されることが増えました。
同時に、否定されることも増えました。
1日1回思い出してしまうくらいの嫌な言葉や場面があります。

素直に苦しい。

ただ、同時に思います。

だからこそ応援してくれる人は大切にしたい。
選んでくれた人の期待には応えたい。

私を否定した人が、私の姿を見て、羨望と嫉妬と自己嫌悪で苦しみますように。

そんなことを朝起きて、寝るまで考えながら生きていることは不健康でしょうか。

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そんな私が花屋として実現したいこと。

それは、関わる人の人生に彩りをもたらすことです。

日常にヒビを入れる。新しい価値観に触れる。

将来に光を灯す。自分の気持ちに従う勇気を手にする。

過去を肯定する。苦しみは全て未来への養分。

関わる人がそんなことをできる空間を作ることができれば、私はこの生を誇りに思える気がします。

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「旅と花束」という企画を再開します。

ただ日本中で、というわけではありません。それは未来の話。まずは信州エリアで動けるだけ動いてみようと思います。あるときは公民館で。あるときは公園で。あるときは銭湯や田んぼの中かもしれません。ご注視くださいませ。

「Breeze is nice.」というお店作りは継続中。思ったより時間がかかってるけど、春くらいには関わる人を招けるくらいにはしたいな。心地よい風を浴びるときのように、頭を空っぽにして、今この瞬間の気持ちを大切にできる。理由を放棄して、色や香りに触れる。そんな空間にしたい。そして、まるで部屋に吸い込まれる風のように、風をお客様に見立てて開放的な入りやすいお店にしたい。「いらっしゃいませ」ではなくて「今日も良い風が吹いてますね」が合言葉。ちょっとキザすぎるかな?

この二つは同じではない。だけど、繋がっている。そんな花屋を作りたいんです。


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