冴えない後輩(ポンコツ)の育て方

お久しぶりです。久々に投稿したくなったので。

今回はポンコツ後輩社員の育成法について考えていきたいと思います。私の後輩社員は超がつくほどのポンコツです。ポンコツエピソードはここでは書ききれない量でありますが、簡単に説明するならば「AとBをやっておいて」と頼むとAのみをやって、「終わりました」と堂々と報告してくるレベルです。Aすらやらない(完全に忘れる)ことも多々あります。「忘れるならメモを取るとか付箋を貼っておくとかして忘れない工夫をしろ」と毎度言いますが、もちろん毎度しません。そのくらいにはポンコツです。

そんな後輩社員の育成法を皆さんで考えていきたいです。まず私自身が物事を教える際に特に大切にしている2点を書きたいと思います。後輩さんの育成に頭を抱えている方の役に立てればと思います。また反対に『こういうやり方効果的だよ!』『私はこれを大切にしているよ!』みたいなことがあれば教えてください。マジで困っているので助けてください。。。

私が大切にしていること

①物事を自分自身で考えさせる

画像1

後輩さんは何かわからない事、困った事があると何も考えないで私に質問をしたり、対応を任せようとしてきます。

もちろん後輩さんでは知識不足な部分や処理しきれないレベルの部分があるとは思います。報連相の観点から見れば大切なのかもしれません。誰でも分からない事、困る事なんていくらでもあります。そういった時に無理に自分自身で抱え込むのではなく周りを巻き込み、情報を共有し、対処をする、ということは非常に大切です。

しかし、”何も考えていない”という部分が非常にまずいのです。これをされると、その時は周囲の人間がフォローをし、解決して終わりますが、その後また同じ状況に遭遇した時、自分で対処ができないのです。つまり成長がない、ということです。

ですので私はよく「どうすればいいと思う?」と聞き返します。そこで初めて後輩さん自身で対応について考えだすのです。また、実際に一緒になって対応をする、対応しているところを見てもらうといったことをして、後輩さん自身でも対応をしているような体感をしてもらいます。

結局のところ後輩さんは”自信がない”、”不安”といった気持から質問を投げかけています。ですので、お手本を頭の中に叩き込んであげて、”その対応なら正解”という安心ポイントを作ってあげるとよいと思います。

実際、毎度毎度対応が同じということはない(状況は常に変わる)ため、いろいろなパターンの成功例を見せてあげればよいと思います。実際私の後輩さんは自分で考える能力が極端に欠落しているので、0から考えるということがほぼほぼできません。『前の対応考えれば、今回はこうだろ・・・』とうんざりすることも多々ありますが、めげてはいけません。質問&お手本で多くのパターンの成功例を覚えさせましょう。そのうち紐づけて考えられるようになってくるはずです。

②叱らない

叱る

これは賛否両論あるのではないかと思います。叱る派、叱らない派で分かれるのではないでしょうか。私が叱らない理由の一番のポイントは”叱る事で本人のモチベーションが極端に下がる”からです。

叱る事で『次こそ失敗しないぞ!』、『何が悪かったか考えよう・・・』というような気持になってもらえるのならば、叱ることもよいと思います。しかし、後輩さんは叱られる事をしてしまった自分ではなく、いちいち叱ってくる鬱陶しい先輩に対して腹を立てるのです。

なんといってもゆとりガンギマリ世代なので、『叱ってくるのむかつくなあ』というスタンスでいます。そんな奴に叱ったところで、叱る側のストレスが溜まり、相手にはウザがられ、全くいいことがありません。

ですので、注意をするときも諭すように注意をし、最後には必ず「次頑張ろう」、「次は出来るよ」というようにポジティブな言葉をかけてあげましょう。あまり大げさにやりすぎるとつけあがるので注意ですが。。

結局、ポジティブな言葉をかけて本人をノセてあげることが大切です。基本やりたくないことはやらないスタンスなので、褒められる、認められることに対する幸せを与え、やりたくないからやらない⇒やりたくないけど前褒められたからやるに意識を変えてあげましょう。


以上が私が大切にしている2つのポイントです。後輩社員というものは自分自身とは年齢(世代)が違うため、物事の考え方も大きく違うと思います。そのギャップとどう向き合うか考えることが肝心です。これからも後輩の育成、がんばっていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?