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愁然日記

【愁然(しゅうぜん)】
うれいに沈むさま。
「西に傾く日影を—と見送って苦悩に堪えぬ様であったが」〈国木田独歩「運命論者」〉

デジタル大辞泉


8時起床。
急に目が覚めたのでそのまま起きようと思ったが、寝室の外で夫が支度をしている様子だった。

夫は朝の支度時に私が起きていると気が散る性分なので、そのままお布団にもう一度潜り込む。
うとうとしていたら夫が寝室に入ってきて「行ってくるね」と挨拶してきたので適当な返事をした。

11時に本格的な起床。
一服しながらタスクマネージャーで今日やるべきことを確認し、ニュースをチェックする。

震災の日なのでTVは特集一色で、だから電源を切った。
別にあの日を軽んじているわけではない。
私なりに思うところもあったし、当時は東北に住んでいる親戚から惨状も聞いた。

でもメディアは「震災の日だから特集組まないといけないよね」感がダダ漏れでなんか嫌だった。
静かに弔いたい。

やるべきタスクを終わらせて、支度しながら大相撲春場所を観戦。
大の里は人気が出るだろうな。
ああいうまげがまだ結えない幕内力士はロマンの塊だ。
かつては遠藤もそうだったんだけどな。

私の推し力士・宇良が結びの一番で横綱・照ノ富士と取るので、取り組みに間に合うように買い物に出掛けた。
今日は何となく中華の気分。
適当に食材を買って家に戻った。

帰ってTVを付けたらまさに結びの一番が始まろうとしているところで、買ってきた冷凍食品を冷凍庫に入れる暇も無く固唾を飲む。
結果はあっけなくの惨敗だったが、横綱相手に果敢に勝ちを狙っていった姿勢に感動した。
頑張ったよ。


・豚肉とニラの中華炒め
・椎茸と卵のスープ
・春雨サラダ

スープにラー油を入れるのを忘れた。




突然だけど大河ドラマ「光る君へ」の話をします。
前日の日曜日に放送された第10回「月夜の陰謀」を見て、私は号泣した。

まひろ(紫式部)と藤原道長の、決して公的に結ばれることは無いふたりの契りがどうしようもなく心に刺さってしまったのだ。
こういうシーンでは、夫の前で堂々と泣けるという意味合いもある。

私は今とても悲しい。
だから存分に泣かせて。




ロイくんと付き合う前、私は彼にこう言った。
「丸1日LINEの連絡が無いのは嫌だから、1日1回で良いから返信してね」と。
彼は「1日連絡しないなんてことは無いよ~w」と言っていた。

でも今日連絡は来なかった。

約束を守るのはそんなに難しいことなのだろうか。
それとも、やっぱり私の存在価値が無いからなのだろうか。

仕事に支配される人間の考えることが私には理解できないし、逆に恋に支配される人間の考え方も彼には理解できないのだろう。
馬鹿馬鹿しすぎて私は泣くことしかできない。

こちとら命削って恋してんだよ。
それが返せないなら適当なポジションなんかやめて退場しろ。




本当は面白おかしく日常を書きたいのに、それができない。
だからまたnoteのやさしさに甘えている、と思う。

センバツの記事を書こうとして去年の3月のnoteを見返したら、前彼と別れたばかりだったらしく暗黒日記だらけで笑ってしまった。
だからきっと、これも私の思い出になる。

最近は脳内で妄想デートばかりしていて、記憶が改竄されないかどうか不安になるレベルだけど。
死ぬほど好きなあなたへ、これがどのくらい届くのだろうか。

桜は咲き始めたよ。

心をズタズタにされても花で癒やしを得ている人は、私の思う以上に多いのではないだろうか。
そんな今日の食いしばり。

クソが。
食いしばれねーよ。
無理なら私の人生に関わってくんな。

やさぐれ凛ちゃん


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