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【旅レポ】金沢に行ってきた・2日目

絶対に美味しい寿司が味わえる地・金沢にて不味い寿司を引き当てるという謎の強運を発揮した1日目。
2日目は最後にスペクタクルが待っていました。

1日目はこちら。


金沢駅

この日は金沢にいる親戚のお姉さまたちとランチ&分家のお墓参りをし、夜のフライトで東京に戻る、というスケジュール。
午前中の内にお土産を買っておくため、金沢駅へ向かいました。


人が多いからどうしても写り込んでしまう

金沢駅といえば鼓門。
実はこちら、夜にはライトアップもされます。


青とか


ピンクとか

数十秒で色合いが変化するので、夜のデートにもぴったりです。


金沢でオススメのお土産

金沢駅には「あんと」という駅ビルがあり、ここには金沢のお土産がこれでもかと揃っています。
東京駅のグランスタ、仙台駅のエスパルみたいな感じです。

ちなみに「あんと」は、「ありがとう」を意味する金沢の方言「あんやと」から来ています。

夫は四十萬谷本舗のかぶら寿しが大好物なのですが、夜まで保冷剤がもたないので今回は断念。
家に帰った後のお夕飯として「芝寿し」の笹寿しを買いました。
こちらは常温保存でOKなのです。


思うさんから指摘されたんでスマホを横向きにして撮ったよ!


実はこれ、金沢美人の亜矢さんもオススメの一品。

笹の香りがふわりと立ち上り、塩気もキツくなく、非常に上品なお味となっております。
辛口の日本酒と合わせるのがオススメ。

お次はスイーツ。
金沢は美味しい和菓子の宝庫なので私も色々と食べてきましたが、今回は金澤BOSTONの「金沢望郷歌」をチョイスしました。


5個入りなんだけど1個食べちゃった…

加賀野菜を使ったフィナンシェで、小麦粉の代わりに石川県産コシヒカリの米粉を使用しています。
ですので食感はもっちり。
野菜の苦味は一切無いので、野菜嫌いのお子様(私もな!)でも美味しく頂けちゃいます。


高砂茶寮

昼になり、お姉さまたちと合流して白山市の高砂茶寮へ。

日本酒の種類が豊富なのですが、私以外の3人は車の運転があるため飲めない状態。
あ、私は運転免許持ってないんです。

「凛ちゃん、遠慮しなくていいからお酒飲みな^^」
「うん、私も感想聞きたい〜!」

金沢のお姉さまたちは本当に優しいです。
東京の鬼小姑に比べたら天使様です。

が、やはり1人だけ酔っ払いというのもキツイので、ウーロン茶にしておきました。


めちゃくちゃ柔らかいとろホッケ


フムスを添えたステーキ


ビール風ゼリー(アップル味)


創作無国籍料理といった趣のコースで、一品ごとに「合う日本酒」がメニューに提案されている細やかな気配りも素敵です。
広い個室でゆったりと食事を楽しめますので、金沢から少し足を伸ばす際はゼヒ。


迫り来る台風

無事にお墓参りを終えた頃、金沢にもポツポツ雨が降ってきました。
実はこの日、台風が本州に迫っていたのです。

昼間からちょいちょいネットで飛行機の運行状況を確認していたのですが、14:30時点でJALは羽田発着便の計23便の欠航を発表していました。
私たちの乗る18:15発の便は「搭乗手続きを一時見合わせております」というグレーゾーン。

飛ぶのかい、飛ばないのかい、どっちなんだい!

すでに「払い戻しキャンセル可能」のステータスになっていたので、あらゆる可能性を視野に入れつつ、とりあえず空港に向かうことにしました。

17時頃到着して発着便パネルを見ると、同時間帯のANAは全便欠航。
JALは「搭乗手続き中断」。

ここでの選択肢は2つです。

1.キャンセルしてお金を払い戻してもらい、金沢駅から新幹線で帰る。
2.JALの根性を信じる。

「とりあえず19時まで待とう。それまでに搭乗手続きが開始されなかったらキャンセルして金沢駅に行く」

夫が高らかに宣言したので、私も長丁場を覚悟していたのですが。
その30分後、空港内にアナウンスが響き渡りました。

「大変お待たせいたしました。只今より、JAL190便の搭乗手続きを再開いたします」

すでに伊豆半島に台風が上陸している時点での話です。
JAL正気か…?


いわゆる条件付き運航ってやつです。
飛び立っても小松空港に引き返すかもしれないリスク。

「平気だよ。俺今まで条件付き運航何回も乗ったけど、引き返したことなんか一度もないよ」

夫がそう言い切るので、もう行くしかないって気持ちで搭乗手続きをしました。
まぁ正直、飛行機が揺れるのは好きなんですよね。
ディズニーシーのタワー・オブ・テラーが好きな人なら分かってくれると思います。

そうして機内に乗り込みましたが、当然のようにホットドリンクの提供は無し。
またもコンソメスープを逃しました…。


反射で脚が写っちゃった


雷バンバンな中、機体はめちゃくちゃ揺れながら西南ルートで羽田へ。
私はとても楽しかったです。

東京上空に来た後、飛行機は同じところをグルグル旋回していました。
天候以外にも、多分滑走路の空き状況とか、管制塔とのやり取りとかがあるのでしょう。

本来1時間15分のフライトでしたが、2時間近く乗っていました。
そしてついにその時がやって来ます

「機長の小林です。これから着陸体制に入ります。どなたさまもシートベルトの再確認をお願い致します」

どんと来い!
かなりのスピードで滑走路に進入し、ブレーキで体が持っていかれそうになったので両足を前の座席に踏ん張って耐えました。

機長、無事に送り届けてくれて本当にありがとう!

到着時の羽田はもう小雨になっていましたが、念のためタクシーで帰りました。
トラブルはあったものの、金沢に手を合わせに行くことが出来て本当に良かったです。

みなさん、ゼヒ一度金沢に行ってみてくださいね!


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