見出し画像

プリキュアの未来を考える

みなさんお疲れ様です。
最近「夏木りん」という名前のAV女優がいることを知った夏木です。

ファンの方が検索してこのnoteに辿り着いてしまっていたらごめんなさい。
アダルト記事なども書いてしまっているばっかりに、本人と間違われていたら申し訳無い。

私とは全く関係ありませんが「夏木りん」ちゃんは可愛いしスタイルも良い(サンプル動画も見たのでパッケージ詐欺じゃない)ので、興味のある方は動画を探してください。
あ、購入されても私には1円も入りませんが。

さて先日のこと。
すっとぼけ三毛猫こと三毛田さんがプリキュアに関する記事を書いていました。

この記事を読んで、思い出したエピソードをコメント欄に書こうと思ったら割りと長くなりそうだったしフンドシ猫のコメント欄でネタを消費するのが勿体無いと思ったので記事にします。



魔法少女という概念を打ち破った存在

プリキュアとは、2004年に放送された「ふたりはプリキュア」を第1作としたTVアニメシリーズである。
2023年2月から放送されている最新作の「ひろがるスカイ!プリキュア」は20作目に当たり、間もなく20周年を迎える女児向けアニメの金字塔だ。

女児向けアニメは長らく魔法少女の独壇場であった。

古くは「魔女っ子メグちゃん」や「魔法の天使クリィミーマミ」。
そして社会現象になった「美少女戦士セーラームーン」。

彼女達は魔法を使い、敵(に類する存在)と戦う。
つまりは遠距離戦法だ。
ステッキなどのアイテムから未知なる光線や周波を発生させて攻撃し、勝利する。

ところがプリキュアは違う。
生身の格闘、つまり近接戦闘が主体となっているのだ。

魔法などという非科学的な物に頼らず、己の肉体のみで敵に立ち向かう。
変身シーンに魔法的なものが使われているので「魔法少女だ」とする意見には頷くしかないが、これは画期的な手法である。

「女の子は力が弱いから魔法に頼る」という慣例を「女の子だって自分の力で道を切り開ける」という視点に切り替えた制作者の慧眼は凄い。

これ以降、プリキュアシリーズは現代の女性の生き方に合わせたストーリー作りも担っていくこととなる。



ついにプリキュアがシングルマザーに…?

今から4年ほど前のことである。
我が妹・セリちゃんからLINEで驚くべき情報が齎された。

「凛ちゃん大変!次のプリキュア、主人公が子育てするらしいよ!!」

我が目を疑った。

みなさんも御存知の通り、女児向けアニメの主人公は小中学生だと相場が決まっている。
主人公が、視聴者層の女児とあまりにも年齢が離れていると共感が得にくかったり、心境を理解することが難しいからだ。

ということは、つまり子持ちの中学生が主人公なのか?
「14歳の母」的なところを攻めるつもりなのか?
果たしてそこに共感は得られるのか?

プリキュアは現代の世情を映すような設定も多いため、攻めた内容にすることも充分有り得る。
しかし東映も随分思い切ったな…と感慨深い思いで居たところ、セリちゃんから「仕事終わったから凛ちゃんの家寄る!」と追撃LINEが来た。

余程プリキュアの行く末が心配らしい。



シングルマザーのプリキュアにありがちなこと

家に入ってくるなり、セリちゃんは興奮した様子でこう言った。

「シングルマザーのプリキュアって、もしかして30代が主人公なのかな!?」

そう来たか…。

例えば夕方。
仕事終わりに夕飯の食材を買いにスーパーへ行こうとしていたプリキュアの元に敵が現れる。

「これからタイムセールだっていうのに…!」

今日は卵1パック128円の日だということをプリキュアは知っている。
しかし人類のためにはここで敵を倒さなければならない。
泣く泣く卵を諦めるプリキュア。

例えば朝方。
眠い目を擦りながら保育園に子供を送り届けたあと、敵が現れる。

「夜泣きで昨日ほとんど寝てないのに…!」

今日は棚卸しの日だからスタミナと神経を使うことをプリキュアは知っている。
しかし人類のためにはここで敵を倒さなければならない。
速攻で敵を倒してバックヤードで仮眠を取るプリキュア。

「さすがに子育てとプリキュアの両立は無理じゃないかな…」
「そうだよね。しかも旦那もいないし、ホントそれはキツイよね…」

プリキュアの行く末を案じながらふたりで茄子のボロネーゼを食べた。
が、これは杞憂に終わる。



プリキュアの多様性に今後も期待

我ら姉妹の心配を他所に2019年から放送された「HUGっと!プリキュア」はシングルマザーの話では無かった
女子中学生の主人公の元に突然空から赤ちゃんが降ってきたため、子育て的な要素があるという話だったのだ。

私達は安心した。
プリキュアの世界まで子育てのストレスをリアルに映し出したり、親権問題を法廷で争う様を見せるような内容でなくて良かった、と。

しかしプリキュアは常に時代の世相を取り入れている。
今後、主人公が30代のシングルマザーになる可能性も無きにしもあらず

そうなった暁には、ぜひ全国の女児に「シングルマザーもカッコいい!」と思わせるような演出をお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?