いつだって龍が如くはオススメ

家にPS4がある? 東京に住んでて歌舞伎町も行ったことあるって?

よし、龍が如くをやるしかないだろう。

しかしシリーズ作品がいろいろ出ているので、ほぼ全作やったことある私が各作品の違いやオススメ度を書いていくぞ。

まず理解してほしいのは、各作品の違いだ。順番に軽く説明していく。

●龍が如く3
 シリーズ3作目のPS4用リマスター。PS2で1・2プレイ済みであれば普通にオススメ。グラフィックはPS2時代に比べて大幅進化。価格も安い。
 主な舞台は沖縄(那覇・国際通り)だが、神室町も当然出てくる。渡哲也(厳密には違う)も出る。

 戦闘もPS2時代から変更されており、街中でガンつけられる→接近で戦闘画面に移行。距離を取れば戦闘をスルーできる(昔は戦うしかなかった)。3~5まで全てこの方式。

 あと、リマスター版は確かどこででもセーブできる。
 昔は公衆電話でセーブする方式だったが、必要なくなった(必要はないが公衆電話はあちこちに設置されている)。

●龍が如く4
 PS4用リマスター。主な舞台は神室町だけ。今作から主人公が増える。
 今までは桐生一馬のみが操作可能だったが、秋山・冴島とゲスト的に参戦している谷村の合計4人が操作可能。

(4の余談:元のPS3用では谷村役を成宮寛貴が務めていたが、諸事情で芸能界から引退したため、PS4リマスター版ではCGと音声を全て差し替えて増田俊樹が後継を務めている。私はリマスター版未プレイ)

●龍が如く OF THE END
 
シリーズ唯一のゾンビゲー。パラレル世界作品だと思っていい。全作やったと思ってたけど嘘だった。これのこと完全に忘れてた。

●龍が如く5
 
こちらもPS4用リマスター作品。PS3版と比べて変更点はない。
 行き来できる主要都市がガツンと増え、東京・神室町のみならず、大阪・蒼天堀、福岡・永洲街(中洲)、北海道・月見野(薄野)、名古屋・錦栄町(サカエ)の4都市が追加。
 操作可能キャラも増え、お馴染みの桐生一馬の他、冴島大河と秋山駿が続投。そこに品田辰雄と澤村遥16歳(かつて10歳だったあの遥!)が加わり、総勢5名。

●龍が如く維新
 
龍が如くキャラたちを使用して時代劇やってるゲームその2(その1の『龍が如く見参』はPS4で遊べない)。斎藤一が桐生一馬。

●龍が如く0
 PS3とPS4同時発売。
 主な舞台は神室町と蒼天堀だが、一番の目玉は作中の年代が1988年だということ。バブル景気真っ只中、地上げ真っ盛りである。主人公は桐生一馬20歳と真島吾朗24歳。あの真島の兄さんを主人公として操作可能。

●龍が如く極
 龍が如く1作目のPS4用フルリメイク作品。澤村遥10歳。
 グラフィックやシステム周りが『3』以降と統一されている。

●龍が如く6
 今作から「ドラゴンエンジン」という新たなゲームエンジンを使用して龍が如く世界が動くようになった。
 一番の変更点はグラフィックが向上し、戦闘がシームレスなったこと。戦闘画面への移行がなくなり、いわゆる「エリアチェンジ」もほとんどなくなった。店舗への入店も基本的にシームレスになったため、ケンカの最中に飛び込んで器物を損壊しまくることが可能に!

 主な舞台は神室町と、広島・仁涯町(尾道)。操作可能キャラは桐生一馬のみ。
 新エンジンで作られた1作目なせいか、5よりも規模が縮小してる。まあしょうがない。

●龍が如く極2
 6と同じ、ドラゴンエンジン使用。龍が如く2のフルリメイク作品。
 単なるリメイクにとどまらず、「真島編」という真島が操作可能なオマケが付いているのだが、龍が如く0をプレイしていないと何のために追加されたのか全く理解できない。

●ジャッジアイズ
 ドラゴンエンジンを使用している。舞台は神室町、主人公はキムタク。
 龍が如くシリーズではないが、開発スタジオが同じなのは言わずもがな。龍が如く6の主人公がキムタクになって、ストーリーもキムタク用に新しく作られたと思っていい。そのくらいシステム周りは6と同じ。

●龍が如く7
 未プレイなのでなんも言えない。舞台は横浜。7の主人公は1作目に登場した錦山と声優が同じ。

<各作品のオススメ度と好きなところ>

●龍が如く3
オススメ度 中
アピールポイント 1・2とやってれば普通にオススメ。那覇を歩けるのは3だけ。遥14歳が桐生ちゃんの女房状態。中村獅童が声を当ててるキャラの人気が高い。桐生ちゃんより大吾(東城会六代目)のが極道やってる話なので、ぶっちゃけスルーして4に飛んでもいい。

●龍が如く4
オススメ度 高
アピールポイント 今作以降ドチャクソに人気が出る冴島大河・秋山駿が初登場、そして操作可能。冴島は真島の兄さんの盟友。そして桐生ちゃんよりもゴリゴリの任侠として強烈な存在感を放っている。そりゃ人気出ますわ。秋山は声優が山寺宏一なので、約束された勝利。谷村は今作にしか出ない。

●クロヒョウ 龍が如く新章
時系列的にシリーズを網羅すると4と5の間にクロヒョウが2作出ているんだが、存在を完全に忘れていた。未プレイ。リメイクされたら買います。

●龍が如く5
オススメ度 中
アピールポイント 5都市に行けるのはさすがに魅力。シリーズ全作通して最も世界が広い。しかし4をスルーしていると話についていくのがツラい気はする(※私は当時1しかプレイしてなくていきなり5に飛んだが、普通に遊べた)。主人公の一人の品田は元プロ野球選手なので、野球好きにはオススメできるかもしれない。野球のミニゲームが品田だけUIがガチめ。

●龍が如く維新
オススメ度 低
アピールポイント 銃を改造して撃つのが爽快すぎる。武器の改造がいろいろできる中盤以降は戦闘がチート。楽しい。ストーリーも普通に良いし、良ゲーなんだが、神室町ではなく幕末の京都が舞台なので龍が如くとしては薦めづらい。あと5までの全作やってないと、どのキャラが誰なのか対応できなくておもしろさが減りがち。

●龍が如く0
オススメ度 高!
アピールポイント 時系列的に一番古いので万人にオススメしやすい。ストーリーも過去作前提になってない。というか素直に話が良い。真島が操作できるのも良いし。ミニ四駆で遊べるのは0だけ。金銭感覚が狂ってるのも楽しい(ミニ四駆のパーツに4000万とか出しちゃうよ)(車が買えるね)。あと、後継作で故人になってたり良い大人になってるキャラたちの昔の姿が見られるとこはシリーズファンもニッコリ。

●龍が如く極
オススメ度 中
アピールポイント なんといっても1作目なので、やって後悔はしない。渡哲也も出る。錦山に関するエピソードがかなり追加されている。PS2時代はグラフィックがどうしても貧弱だったので、美しい画面の1作目として普通にオススメではある。

●龍が如く6
オススメ度 低
アピールポイント 桐生一馬が主人公の最後の作品のため、さすがにこれをいきなりやるのはオススメしかねる。シリーズへの理解をある程度深めてからのが良い。もちろんいきなりやっても楽しめる。良ゲー。広島に行けるのは6だけ。ミニゲームとして草野球チームを作れる。

●龍が如く極2
オススメ度 低
アピールポイント フルリメイクとはいえ、極1作目と違ってドラゴンエンジンを使用しているのでまたUI/UXが変わっている。オリジナルからキャストの変更がいくつかあり、狭山薫の声優は久川綾に変更、瓦次郎の声優が寺島進だったのが、極2ではビジュアルも寺島進本人に変更される、などがある。他にも何人かある。前述したように真島編が新たに追加されているため、0をプレイ済みの人にはオススメできる。真島編の内容がオススメかどうかはさておき。
 極2だけはオリジナルからの明確なディスアドバンテージとして、桐生一馬がホストクラブで働くサブイベントが全て削除されている、というものがある。このイベントのためだけにオリジナル版をやる価値のほうがむしろ高い。

●北斗が如く
オススメ度 低
アピールポイント 龍が如く3~5のUIで北斗の拳のスピンオフ、オリジナル都市「エデン」をオリジナルストーリーで遊べる。非常に良ゲーだが、龍が如くではないのでオススメしかねる。ノリはいつもの龍が如くと同じで、ふざけた内容が結構多いので、まじめな北斗ファンは普通に怒っちゃったらしい。悲しいなあ。

●ジャッジアイズ
オススメ度 高!!!
アピールポイント 話が素直におもしろいし、シリーズものでもないので、神室町で遊ぶゲームとしては一番オススメ。現在買えるバージョンだとピエール瀧が出ない(海外版を販売し直しているのでそもそもデータとして存在しない)。瀧が出ているバージョンがほしければ中古市場で手に入れるしかない。

●龍が如く7
オススメ度 高
アピールポイント 最新作だし、春日一番が主人公の1作目だし、今やるならこれしかないでしょって気はする。ジャンルがアクションからRPGになっているので(通称「汚ねえペルソナ」)、アクション操作やるガッツはないかなーって万人にオススメできる。

ちなみに上記作品群は、『北斗が如く』だけ除いた全作で麻雀が遊べる。AIは弱い。麻雀がある程度打てる人間であれば、プレイ中の資金繰りにはまず困らない。いつでも金満プレイができるぞ!

そんなわけで個人的なオススメ順はジャッジアイズ>0>3>4>5>極。

神室町で遊ぼう!!!

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