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5月3日:あんなに一緒だったのにいろんなものへの興味が薄れていく

おはようございます

世間では今日からの4日間をゴールデンウィーク後半、なんて言い方をします。
学生や多くの企業は祝日ではない4/30,5/1,5/2は休みではなかったでしょうから、今日から後半と言ういい方をしますよね。
僕の勤める工場は4/27から10連休です。
後半と言うより終盤に差し掛かっています。
淋しいことですが、ただダラダラとこの貴重な休みを過ごしています。

ダラダラといってもいろいろ行動してはいるのです。
昨日書いたプールに行ったことや、自転車で遠出したり、漫画描いたり、今日は子供と登山しますし帰省もします。
極力空いた時間を楽しみたいのでお酒は飲まず、寝る寸前まで本を読みポケモンをし早朝からドラクエウォークしつつ散歩しています。

でもね、なんだかぽっかり穴が開いています。

40代中盤までほど、ゲームやアニメや漫画なんかが楽しくないんです。
休みの旅に何時間も入り浸ったブックオフや家電量販店のガンプラコーナーに行きたいと思わなくなった。
月曜にジャンプ見逃しても(それどころか1週くらい見逃しても)悔しいとか思わなくなった。

そして、思うように漫画を描けない力不足のこと、イラストに思うようにいいねが貰えないこととか、あまり固執しなくなってきました。

5年位前まで夢中になっていたことに、どんどん興味を失ってきている。
とてもとても淋しいことだと思います。

興味が薄れていくのは年齢のせいなのかなあ
確かに世の中ではあまり50歳の男がプラモコーナー徘徊したりブックオフに一日中いたり、ポケモンやドラクエに熱中したりしていないような気がします。いや、本当は興味あっても人目を気にして没頭できない。
でいつの間にか興味を無くしている。もしくは興味をぶつけられなくなっている。
そういうものなんだろうなあ。

僕は19歳から39歳まで底なしにギャンブルにはまり、人生を踏み外していた過去があります。パチンコ屋の営業時間や新台情報以外に日常の情報に興味がなかった。会社のこともどうでもよかった。アニメやゲームはパチンコ屋が空いていない時間の暇つぶしだった。大事なことを何もかもほったらかしてギャンブルに狂っていた

ギャンブルから足を洗い45歳まで借金の返済に追われた。
車も住居も大きくグレードを下げ、家族に迷惑をかけながら毎月返済を続けた。6年間月の小遣いはゼロ。往復1時間かけて自転車で会社に通い、一日数十円のガソリン代を浮かして、二日に一度バーリアルを買うことと、無料ブログで日記を投稿するのを楽しみに生きていた。39から45歳まではそんな6年間を過ごしていました。

だから、45歳までは休日のブックオフや家電量販店のガンプラコーナーは数少ない心のオアシスだったんです。
たまにお金が入って何日も悩んで買う1000円程度のプラモ、情熱を注がないわけがなかった。
110円コーナーで悩んで悩んで買った漫画が面白くなかった時のがっかり感も半端なかった。
夕方の散歩時間の風景が大好きだった。
生活の一つ一つのできごとを楽しんでいた気がします。

あれは今より年齢が若かったから、だけじゃない。
お金がなくて、そのぶん何でも手にした時に、もしくは手にしたいと想像する時に幸福感を味わえたからなんだろうな

昨日、10年前に借金返済ブログを書いていたころに一番親交のあった方からDMをいただきました。同じく毎日借金ブログを書いていた方です。
僕があまりに情けない嘆きをnoteに書くので、心配してアドバイスを送ってくれました。
泣きそうになるくらいうれしかった

そして借金返済時代をいろいろ思い出しました。
もちろん辛かった。情けなかった。苦しかった。みじめで何度も泣いて、家族への申し訳なさと自分の人生への後悔で眠れない夜なんてしょっちゅうだった。

でも、楽しかった思い出も多くあって、「完済」と言う明確な目標があって、不謹慎かもしれませんが充実した日々だった。
ブログを書くことで多くの方から叱咤激励のコメントを貰い、自分の考え方がいかにズレていたかを思い知り、少なからず成長を感じた日々だった。

45の僕が今よりいろんなものに興味を持っていたのは、きっと若かったからだけではないですね。
毎日を大切に楽しんでいたからなのでしょう。

その当時はそんな風に思っていなかったけれど、5年たって思い返してみたら「あの頃は楽しんでいた」と言うことがわかる。よくわかる。

・・・てことはですよ。
もしかしたら、今の「毎日がつまらない」「いろんなものに興味を無くして過ごしている」なんて日々も、60歳になって70歳になって思い返すとき、あのころは楽しかったとか、輝いていたとか言っているのかも知れませんね。

年老いて興味を無くしたんじゃなくて、ブックオフ徘徊やガンプラから卒業しようとしているだけなのかも。次の熱中に移ろうとしているだけなのかも知れませんね。嘆かわしいだけじゃないのかも知れないね。

ただ、興味の卒業に絵描きと言う大事な分野が含まれてしまうのだとしたら、そこだけは抵抗したい。
もう(ささやかな)ピークを過ぎとっくに気持ちを投入する物じゃなくなってしまったとしても、絵を描くことだけはこれからも続けていきたいと思っています。

そんなこの先の人生だと嬉しいですね

さあ今日は子供連れて高速道路で帰省します。
そしてちょっとした登山。小学生の頃親に連れて行ってもらった山に、今日は息子を連れて行ってきます。
いい天気で良かった

おしまい!解散!

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