【肩関節疾患の理学療法】水平内転制限を解消するアライメント修正方法
この記事は、肩関節疾患を持つ患者さんの治療、特に水平内転に対して介入する際に役立つものです。
「後方が硬い」と言う言葉をよく耳にしますが、本当に後方が硬いのでしょうか。水平内転制限を解消していくためには、後方が硬い理由を突き止めることが重要になります。
ポイントは、肩甲骨のアライメントと水平内転の関係を明確することです。今回、以下のような手順で水平内転制限が起きる問題を明らかします。
患者さんの頭側から、左右の烏口突起の高さを比較する
胸郭位置を正中化し、烏口突起の高さを揃える
水平内転の角度を比較する
この手順を踏むことで、肩甲骨アライメントと水平内転制限の関係が明らかになります。
それでは、詳細を見てきましょう。
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