道具を使う競技において大事なこと【道具の扱い方の基本】
部活や趣味、仕事(プロですね)などでスポーツをする機会は多いです。スポーツは大きく分けると2種類に分類できますよね。
・道具を使うスポーツ
・道具を使わないスポーツ
さらに、「道具」をまた大別すると身につけるものとそうじゃないものという形になります。つまり、バットやラケットなどは身につけるものであり、ボールやシャトルなどは身につけないものです。
今回は、身につける道具の扱い方に関する解説をしてきます。基礎的な道具を使い方を知っていると、どんな競技にも応用ができるので、ぜひ押さえておいてくださいね。
それでは、いきましょう。
♦︎道具は身体の一部として使う
一般的に言われることかもしれませんが、野球のバットやテニスのラケットなどはもった時点で身体の一部になります。
これは、比喩的な表現ではなくある意味では本当にそうなんです。
例えば、食事をするときに箸やフォーク、スプーンなどの道具を持ちますよね。仮に箸を持っているとしましょう。
箸で食材に触れたとき、その食事の硬さや弾力、表面の質感などがわかりますよね。
このような”感覚”は人体の感覚神経や固有感覚という機能によって判定されますが、人間が道具を手にすると、道具を通して感覚神経が活動しているということになるんです。
道具を通して感覚を感じようと言っているわけではありませんが、身体の一部として、その道具の挙動をすぐに感知できるようになることがとても重要です。
♦︎持ち手は”関節”として考える
バットもラケットもスポーツで使用する道具はほとんど手で扱う物です。先にお話しした”道具は身体の一部”であるところから派生させると、道具を扱うときにポイントが見えてきます。
それが、持ち手は”関節”のようなイメージを持つことです。
バットやラケットを振ることは、これらの道具でインパクトすることが目的です。より高いパフォーマンスを求める場合は、より早いスイングが必要になるので、インパクトの瞬間に向けて身体の各部で加速させていきます。
しかし、せっかく加速させた作ったパワーをロスしてしまう瞬間があります。それが、バットやラケットを持っている手部分です。
ガッチリと握ってしまうと、せっかく加速で作ったバワーがロスしてしまうんですね。
この持ち手を関節のイメージとして、優しくもち、最後の加速をこの部分で作ることで一番強いパワーをインパクトで作ることができます。
以上、スポーツで道具を使い時の基本事項を解説しました。
それでは。
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