人はキラキラする為に生きているんですか？

皆さんこんにちは！
もう梅雨かと思うくらい雨続きの毎日でしたが、今日は晴れていて気持ち良いですね。
GWも終わり新学期にも慣れた頃ですが、
5月病と言われるくらいに、疲れが出やすい時期なのかなぁと思います。
無理せず休みながら行きましょう！

さて、私はもともと他の人の話を聞いたり、講演や勉強会に参加してその人の価値観みたいなものに触れるのが大好きなのですが、
コーチになる！と決めてからも、コーチングの勉強と並行して色んな方の講演を聞きに足を運んだり、オンラインで受講したりしていました。

コーチになったら、コーチングの仕事を通して多くの人にキラキラと輝いてもらうんだ！！とある意味意気込んでいた私は、
あるセミナーの中で聞いたひと言に、かなりのインパクトを受けました。

そのセミナーは講師の方の生き方のエッセンスを伺うという趣旨だったのですが、
講師の方の在り方そのものが素敵で、お話もスッと入ってくる感じで、
ウンウンと頷きながら終始聴き入っていました。

どういう流れでその言葉を発されたのかはもう覚えていないのですが、
私にとって衝撃的なメッセージが突然頭の中に飛び込んできました。
それは・・・

「人はキラキラする為に生きているんですか？」

という一言。

え、え、え、、、、？？？ん、ん、違うの？？？？？
私の中に大きな衝撃が走りました。
（注：その部分だけ抽出すること&
私の解釈が多分に含まれることをお許し下さい^ ^）

あまりの衝撃に、その方がその後どんなお話をされていたか、覚えていないくらいです。。笑

その後から、何度もこのフレーズが私の頭の中で反芻されることになりました。
そっかー。確かにそうだよなぁ。

コーチングを通して、クライアントさんの内側にある輝きを、
もっともっと輝かせることが出来たら・・・
クライアントさん自身が、その輝きに気がついていくようなサポートを
したい！！と、思っていた私には、え？？と思うような
一言だったのですが、

そのメッセージの真意を考えていくうちに、
その言葉にある温かさとか、寛容さをしみじみと感じるようになりました。

長い人生の中では、輝いている瞬間ばかりではないのだと。
何か陰陽の考え方にも通ずるような、
全体性を感じました。

もうどうしようもなく落ち込んだり、もうダメだって思うくらいに
辛い時もある。
でも、その時期をどうにかこうにか凌いだ先には、
それまで思ってもみなかった光が見える時がきっとある。

だから・・・
いつもいつも輝いていなくたっていいよ。
本来美しい原石だって、埃をかぶってくすんでしまう時はある。
でもね、わたしたちが持っている輝きは、
その埃の下にだって、いつものようにそこにあるから。

人はキラキラするためだけに生きているのではない。
その人にしかない、本来持っている素晴らしさが発揮される時、
人は無自覚にでもキラキラと輝くのではないかなぁと思います。

キラキラするということが目的なのではなく、
自分が自分であること。
誰のためでもなく自分のためにこう在りたいという姿を見つけたときに、
結果的にキラキラと自然と光を放つのです。