TOEFL iBT Home Edition受験
2023年はアウトプットを頑張ると心新たにしたのもどこへやら…気付けば新年度が始まっているどころか、GWが終わってしまいました。
ちょこちょこ息子や私が体調を崩しつつ、何とか毎日平穏に過ごしています。
2月には、故あってTOEFLの有効スコアが必要となり、人生初のTOEFL iBT Home Editionを受験しました。個人的にはテスト会場受験よりも格段に良いなと思ったので、備忘録として経験を残したいと思います。
ちなみに、テストスコアは102。睡眠を削るなど無理をすると体調を崩すのは重々承知していたので、有効スコアの入手を第一目標とし、出題形式の変更の確認だけして臨んだので、良くもなく悪くもなく…妥当な結果でした。
得意なはずのReadingが悪いのは、実力を過大評価してReadingの事前準備を全く行わず、時間配分をミスったためです…これは今回の最大の反省点です。
Home Editionの予約
ここからは、TOEFL受験までの流れを項目ごとに振り返っていきたいと思います。
まずはETS JapanのHPから受験申し込み。新規受験者の方は、ETSアカウント作成が必要になります。
私は、前回の受験が5年以上前だったので、アカウントのパスワードを思い出せずに再設定しました…。
なお、ETSサイトによると以下の通りで、受験日程の柔軟性の高さもHome Editionの魅力です。
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自宅受験は週に4日、24時間体制で実施されています。
開始時間は一律ではなく、空き状況に応じて10分ごと(例: 11:00開始、11:10開始、11:20開始、11:30開始、11:40開始、11:50開始など)から選ぶことができます。申込は、約6ヶ月先の日程の中から、受験日時を選択することができます
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https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/at-home/7/
出題形式変更の確認
私が最後にTOEFLを受験したのは2017年。2019年にTOEFLの出題形式が変更になったので、最低限最新の出題形式だけは確認しておこう、と調べてみました。
色々なサイトがありましたが、私はUdemy for Businessで、TOEFL受験者向けのコースを受講しました。
"Emergency Course for the TOEFL® iBT: Prep in Just 2 Days"という、先生がハイテンションのコースを選びました。タイパ重視の選択だったのですが、出題形式の主要変更点と解答の戦略を解説してくれるので、結構良かったです。
ちなみに、私は前述の通り時間がなかったので、得意だと自認しているReadingとListeningの授業と模試受験は省略しました。
しかしReadingは、限られた時間で問題の読み込み→解答まで行うには時間感覚を身に付けておくことが必要でした。慣れるためにも、大問1問だけでも時間を区切って練習すれば良かったなと後悔しています…。(コース受講料も勿体ないですし💦)
当日に向けた準備
Home Editionでは、PCの環境設定など事前準備が必要になります。ETSのガイドを見て、テストブラウザのダウンロードなどを行いました。
https://lit.link/en/toeflathome
ちなみに、テストブラウザの使用に当たってはPCの容量をかなり食うようで、システム要件を全て満たすために不要なアプリなど削除する必要がありました。
テストブラウザのダウンロードだけで安心せず、システムチェックを早めに実施することを心からおススメします。
なお、当日受験する部屋の机の上や周りには、受験に不要なものは置いておけません。
人によっては机周りの整理も事前に必要になると思います。
また、パスポートなど正式な身分証明書も必要になります。
Listeningなどで聞き取った内容をメモするホワイトボードやペンの持ち込みは許可されているので、こちらも事前に準備していく必要があります。
当日の流れ
受験当日は、予約時間にETSアカウントからチェックインします。
会場受験だと予約時間より早めに到着していた方が何となく安心するので、Home Editionでも10分くらい前からPC前にスタンバイしたのですが、先方の事情もあるのか、予約時間までチェックイン可能になりませんでした。
ちなみに、ETSによるチェックインの説明はこちら。
こちらを抜粋してきた以下のリンクには、当日の流れがすべて載っています。
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/at-home/4/
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受験日前日に、ETSからテスト申込情報とテストを開始するためのリンクが記載された「リマインドメール」が届く。
メールの件名:TOEFL iBT Home Edition Test Appointment 送信元アドレス:EREG4_DO_NOT_REPLY@ets.org
受験予約時間の2~3分前になったら、上記メール内にあるテストを開始するためのリンクをクリック(ProctorUアカウントにログイン)。カウントダウンタイマーが0:00:00になったら「Start Session」をクリックします。
ログインは、テスト予約時間から12分以内に行ってください。規定時間を経過すると、テストはキャンセルされ受験料金の払い戻しもありません。
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その後、ETS HPに説明がある通り、ProcterUを立ち上げます。Procterの指示に従い、身分証明証の確認、システム要件チェック、受験環境チェックなどを行います。
Procterは日本語を話せず英語で意思疎通をとる必要がありますが、難しい指示はありません。
私が受験中、Procterは3人代わったのですが、皆さんおそらくインドの方でした。
人によっては英語の発音が聞き取りにくいかもしれませんが、聞き取れなかった場合は何度も聞き返して、きちんと先方の意図を確認するのが重要だと感じました。
ちなみに、試験中にProctorから話しかけられることは基本的にありませんが、規定外のことを行なったり、画面に近づきすぎたりすると警告されます。私は画面に近づきすぎて、自分の顎の下部が先方の画面から見えなくなってしまい、Readingの最後10分弱のところで話しかけられました…。
この点は公式HPでも言及があったのですが、受験前は気づかなかったので、反省点です。
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試験中、集中しすぎて下を向きすぎてしますと、Proctorのカメラから顔全体を確認できなくなり、注意を受ける場合があります。必ずご自身の顎から額までの範囲が、常にカメラに映るような姿勢でご受験ください。
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試験が終了したら、Proctorに試験終了した旨を連絡し、指示に従います。
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受験が終わったら、チャットボックス(Chat box)を通じて試験監督者に試験が終了したことを知らせてください。試験監督者から指示があったら、チャットボックスを閉じてください。この操作で試験監督者とのセッションが終了します(ProctorUの対応について簡単なアンケートが表示されたら、回答してください
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試験後(スコアの開示)
試験後気になるのはスコアです。ETS公式HPを参照すると、「自宅受験TOEFL iBT® Home Editionの場合は約6~10日後にETSアカウントで確認できます」とあります。
私は、2月の某日に、日本時間9:30〜受験したのですが、受験後10日経ってもETSアカウント上でスコアがavailableにならず、ETS日本事務所に電話で問い合わせました。
日本事務所の回答は、時期によって受験者が多く、予定よりもスコアの開示が遅れることがあるとのこと。2月は繁忙期とのことでした。
結局私のスコアは、電話で問い合わせた翌日に「TOEFL IBT Scores Now Available」という件名でESTからメールが届き、開示されました。(メールは日本時間の朝7時頃届きました)
以上、備忘を兼ねたTOEFL Home Edition受験記録です。
図らずも長文になってしまいましたが、誰かしらのお役に立てれば嬉しいです。
ちなみに私は、もし今後TOEFL受験が必要になったら、間違いなくHome Editionを選択します!
移動が必要ない、受験日がフレキシブルなのは、ワーママには有難い限りです。
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