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モルモットのティム

モルモットを家に迎え入れてから、早3ヶ月が経とうとしている。
毎朝、「おはよう〜」と小屋を持ち上げる度
(大抵小屋にこもっているので)、
外から帰ってきて、「ただいま〜」と小屋を持ち上げる度
(夜ごはんの時間までは大抵小屋で寝ているので)、
「うーむ…どうしてきみはそんなに可愛いんだい?」と
純粋な問いが私の心に生まれる毎日で、
そんな愛らしいティムのことを記録したいなと思ってnoteを始めた。

ティムが家にきたのは2023年6月4日。
モルモットを飼おうと決め、ネットで色々と探してみると、
県内で小動物の生体や各種グッズを取り扱っている某会社のWebサイトに、
生まれたばかりのモルモットが数匹掲載されているのを発見。
Webサイトはなんだか時代を感じる作りだが、
動物への愛情が感じられ、なんとなく信頼できそうな会社であった。
近隣のブリーダーさんから直接譲ってもらえる形の生体もいて、
その会社にメールしたところ、すぐに返信をいただき、
ブリーダーさんに連絡を取っていただいて、
追加でさらに数匹のモルモットの写真を見せていただいた。
ペットショップも数件回ったが、生後1年以上の大きい子たちが
かなり高額で売られているのしか見つけられず、
モルモットってそんな感じなのかなあと思っていたのだが、
今回お会いしたブリーダーさんからは生まれたばかりのモルちゃんを
良心的な金額で譲っていただける形となった。
話はメールのやり取りでトントンと進み、
ブリーダーさんの自宅近くのセブンイレブンの駐車場で待ち合わせして、
最終的に3匹のモルちゃんからティムを選ばせていただいた。

ブリーダーのWさんは趣味でブリーダーをやられている方で、
平日はブリーダーとは関係のない仕事をされている。
モルモットに関する私の様々な質問に一つひとつ丁寧に答えてくださる方で、何かあったときはまた連絡していいと言ってくださり、
哺乳類を初めて飼う不安だらけの私としてはとても心強かった。
Wさんは見た目ちょっとイカつい感じの方なのだが、
モルモットを見つめる眼差しが非常に優しく温かい。

そんなこんなで私のもとにやってきたティム。
毎日びっくりするほど可愛くて、私は以前よりペットに赤ちゃん言葉で話しかける人をちょっとバカにしている部分があったのだが(ごめんなさい)、私はティムに対して完全に赤ちゃん言葉になっているとパートナーに指摘された。
私は1年程前から金魚を飼い始めているのだが、それまで人生で1度も動物を飼ったことがなかった。小学生の頃に1番仲の良い友達が猫を飼い始めて、その子の家で猫と触れ合うようになってから、毎回その素晴らしさに感動し、大人になったらぜ〜ったいにねこを飼うぞ!!!と強く心に決めていた。(我が家では母が絶対に動物は飼わないよと言っていた。)
そして一応大人になり、まだ猫は飼えない状況で、犬もいいなあと思ったりしている。ある日、同棲しているパートナーが「金魚を飼いたい」ということで飼い始めた金魚たちは、今では私はその子たちを「金魚」と認識するよりも前に、一匹一匹が特別な「個」として認識しており、それはもう可愛くて可愛くて、本当に大切な存在である。
人間以外の動物と暮らすってこんなに豊かなことなんだなあと実感している。ただ金魚は触れないので、「モフモフしてて触れる動物とも暮らしたいな…」という欲が次は出てきてしまって、
それで色々あってモルちゃんを飼うことになった。



トップの写真は我が家にやってきた日のティム。ちっちゃい!きゃわいい!

下は昨日のティム。体重は初めて会った日から80g大きくなった。

私の肩に乗っている(無理矢理乗せた)ところ。お、おろせ〜とでも言ってそうだ。

ティムちゃん、これからもよろしくね。




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