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【映画感想】「キリエの歌」を見て、感じた歌の力強さ
松村北斗さんが出ると知ってから、この映画を見ようと心に決め、今日行ってきました。
しかし、私は、広瀬すずさんやアイナ・ジ・エンドさんの演じるイッコやキリエの結びつきに感動しました。ネタバレなしの感想になります。
予告でもある台詞に涙がでた
予告でイッコがキリエに向けていう台詞、「音楽は人の人生を変えるものでしょ?」
私は音楽で救われたといっても過言ではないぐらい感謝しているものの一つです。何でもない台詞と思われるし、私もなぜこのセリフで涙がでたかわかりません。しかし、音楽やエンターテイメントが人によってはいらないものだろうと言われる中で、肯定された気持ちになったのかもしれません。「音楽は人生を変える、そういうものでしょ?」と音楽が心の拠り所の私は肯定された気持ちでした。
時系列を感じられる役者さんの凄さ
予告でも打ち出された13年に渡る物語。
同じ人が13年の変化を演じる役者さんが本当に凄かったのです。推しの贔屓目もあるかもしれませんが、松村北斗さんはそれを感じられたのです。頬のこけぐあい、ふっくら具合で学生から30歳の社会人までを映画のなかで演じていたと思うのです。また、声のトーンでも感じられました。
アイナ・ジ・エンドさんは、歌声でそれを感じさせるほどの歌声の素晴らしさを感じました。いろんな壁を乗り越えたあとに歌声は本当に力強いものを感じました。
広瀬すずさんは、物語のスパイスを与えるものと感じました。ファッションもヘアスタイルもいろいろ変化があり、映像の華やかさを与えていたと感じます。
ネタバレなしで感想を書くのは難しい
もっとあのシーンが!!と書きたい気持ちをおさえ、3人の物語に入り込める作品でした。面白いという物差しでは評価できず、時系列の綺麗な移り変わり、表情で感情が伝わってくる映像の美しさがあり、何よりアイナさんの歌を無理やりではなく挿入歌は、物語の世界観に入り込めました。
地震の描写があの当時を思い返せるぐらいリアルなものだったので、その点だけは注意が必要です。事前に東日本大震災がでると知っていたので、夏彦の学生時代の話が出た時に心構えが出来ましたが、それでも蘇ってくるものがありました。(そのときの松村さんの芝居が素晴らしかった)
これ以上書くの松村さんの感想になるのでここまでです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。ではまた明日。
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