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朗読劇「私の頭の中の消しゴム」は私の人生を変えてくれた作品だ

お久しぶりです。今回は最近見に行った朗読劇「私の頭の中の消しゴム」の感想を記録します。私の人生を変えてくれた言っても過言ではないこの作品の魅力を忘れないようにしたいです。

今年は4月10日から18日まで開催された今回の15th Letterは今まで以上に余韻に浸れています。11日・14日の福山潤さんと佐藤仁美さん、16日の伊東健人さんと伊藤理々杏さんの2組3公演を見にいきました。

この朗読劇は2017年から毎年のように見ています。内容は以下の通り。

恋に落ちて、結ばれて。
幸せを手に入れたふたりの前に、突然悲劇が訪れる。
彼女の記憶が消えていく。
別れでもなく、死でもなく、忘却によって愛が終わっていく。
若年生アルツハイマー病に侵され、徐々に記憶障害が進行する。
肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病気を抱え、日々失われていく記憶をつなぎ止める術もなく、彼の事さえ記憶から消えていく。
そんな中、彼は彼女を大きな愛で受け止め、支え尽くす決意をする。

韓国映画「私の頭の中消しゴム」を脚本兼演出担当の岡本貴也さんが朗読劇として2010年から毎年公演をしています。
浩介と薫の悲しい愛の物語を演じる方々の凄さを2017年に公演された9th  Letterからこの朗読劇に魅了されています。

なぜ魅了されたか。
最推しである福山潤さんのおかげです。初めて見た公演では1公演見ればいいかなと思っていました。しかし、この物語を演じる福山さんをもう一度見たいと思ったことがきっかけでした。
そして翌年の2018年にまた見に行ったときにこんなにも同じ役でも変化するのか、何度でもこの物語に入り込めてしまうのかと知れたからです。内容知ってても役者さんの熱量にまた見にいきたいと思うようになったのです。コロナで配信にはなってしまったもののコロナ明けの劇場で見られた時の感動は忘れられません。
あの時に、何年でもこの物語に浩介・薫に会いにいきたいと思いました。
動きも少なく、声の芝居だけで全ての感情を伝えてくる凄さにこの朗読劇の奥深さを感じました。

同じ役でも演じる方によって大きく変わる物語の捉え方をこれまで読んでくださった方々にも体験してほしいです。今年2ペア見れたことで来年こそ全ペア見たいと思うのです。
脚本家・演出家の岡本さんや公式のXにて『また来年』という言葉をみられたので時間が合った際には浩介と薫の愛の物語に会いに行ってほしいなと思います。

この朗読劇に出演し、出会わせてくれた福山潤さんには感謝しかありません。
朗読劇の魅力を教えてくれたこの演目がながく愛されますように。

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