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夜がひたひた

夜のベランダに立つ。

一人暮らしをするようになってから無性に夜が好きになった。

「昼より夜の方が美人に見えるね。」

なんて、ある夜中に言われた言葉をまだ鮮明に覚えている。まあそりゃそうか、見えないもん。

ひとりのとき、夜のベランダでぼーっとするのが好きだ。

わたし、前世はきっと夜行性の生き物だったのだと思う。
変温動物だったかも。

夜を歩いていると落ち着くから。

こんな風に、夜の思考はゆっくり流れる。
ぽつぽつと流れていく。

明るい昼に疲れてしまったなら夜に一緒に出掛けたい。

今日はもうこの調子で書きつづけちゃいそう。
ぜんぜん頭がまとまらなくてのんびりふわふわしてる。
いつもと様子が違うけど、このままいきますよ。

一緒にのんびりしてくれますか?

コーヒーか紅茶を、ミルク入りで。
大人な味のラムシロップをひとしずく。

美味しいの、淹れてあげるから。

夜はこんなよくわからない頭のなかも受け入れてくれるような気がする。
気がするだけかもしれないけど。

昼より夜の優しさが似合う人になりたい気がする。
だって前世が変温動物だから。たぶん。

夜のお散歩にいつだって行きたいけど、強度がティッシュ並みだし、ひとりだと危ないから。

夜のお散歩仲間つくりたい、のが最近の野望。

夜の街を気が済むまで歩いて、のんびりしたい。

小さなサンドイッチを持っていっていい感じの公園でお夜食してもいいし、barに寄り道してもいいし。

のんびりしたい。
座右の銘はのんびりいこう。

明日がいい日になりますように。
明日はちゃんと思考まとめて文章が書けるといいよね、今日は頭が夜に浸食され過ぎちゃったみたいだから。
もうほんと、夜でひたひたになっちゃってるから。

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