海外留学#004 「どこに行くのがいいでしょうか?」の質問に対して
学生の方と話す際、このようなことを聞かれることがある。
「海外留学をしてみたいです。今の時代、どこに行くのがいいと思いますか?正直、漠然と行きたい思いはありつつ、具体的にこれ、というものがなく、、、海外留学をして海外で働いたことのある人のアドバイスがほしいです。」
多くの人に言われるので私から毎回回答していることを記事にする。
①遠くに行く
複数の選択肢があり、具体的にやりたいことがないのであれば、自分の今の環境から一番遠そうなところをお薦めしている。
遠いとは物理的にではなく、文化や宗教、環境的なこと。例えば同じことが学べるとして選択がシンガポールとインドとあるなら宗教や文化がより異なるインドを選ぶ。便利な都会か未開拓地であれば、未開拓地を選ぶ。海外留学で一番面白いのは異文化の経験!!!
なので、今の自分の人生と最も縁がなさそうな環境に飛び込んで、存分に(良い意味での)カルチャーショックを浴びるのが面白そうな選択なんじゃないかなぁと思う😄
②行く理由は別になくていい
大谷選手に関わらず、プロスポーツ選手の移籍会見を見ているとシンプルで前向き、ハッキリとした理由が出てくる。学生からの質問には「そういうのがないんだけど、、、でも何かやりたい」といった漠然とした想いがあるんじゃないかと思う。そして僕はもうそのモチベーションでいいんじゃない、と伝えている。
僕自身も留学する時に明確に言えるモチベーションはなかった。なんなら、このままのレールを歩むとまずい気がするから一発逆転、、、何かしらでビハインドな人生の埋め合わせ、、、的な後ろ向きな理由だった。
「恋人のミキちゃんが好き。なぜなら、ミキちゃんが好きだから」ぐらいの感じで、留学のモチベーションも「留学にいきたい。なぜなら、行きたいから」でいいと思う👌
③最後は自分で決める
と、話した後に最後に言うことは『最後は自分で決めてね。』だ。
言わずもがな刺激的な日々の中には「もう日本に帰りたい.....」と打ちのめされる日がある。(まぁ、多くの人はそれを味わうために行くんだけど...)
僕も夜中に泣きながらパッキングをしたことがある。当時は、宿題は終わらないし、先生も友達はつめたい。食事は不味いし、唯一の親友のライアンがアメリカに帰国しちまった、、、もう駄目だ、、、みたいな感じだった。
パッキングしても何も解決せず、でも最後は「でも自分で決めたしな。。。」が最後、自分が踏ん張れる砦になってくれた。
未体験のことなのでアドバイスはいろんな人からもらうだろうけれど、最後は自分で決める。それが自分を助けてくれる1番の味方になる。
以上!
何かしらの形でどこかの誰かの背中を押す。
この記事がそうなってくれたら嬉しい☺️
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