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アート鑑賞:大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ

新国立美術館にて大巻伸嗣さんの展示会を見てきた。作品に圧倒され、共感しすぎ、観賞後はしばらく放心状態になった。

写真撮影OKだったので現場の雰囲気と率直な感想のみ共有する。(作品の内容などは詳しい方にお任せ...!)

入場料が無料であること、12月25日まで開催されており、晴れの日は散歩するだけれでも気持ちが良いので機会のある方は是非、足を運んでみて欲しい☺️

入り口。作品①にたくさんの人が集まっている
近場で。作品①の存在感がすごい。中央から強い光が放たれている
作品②暗い空間で、ただただ白いレース(?)が風で波のように揺れている

※動画撮影はNGだったため、作品の動きや音響の雰囲気はYouTubeを一部参考にしてください※

まず展示場のスケール(国立新美術館で最大、天井高8m、2000m²!)を最大限活かした作品や神秘的な音響で入り口から展示に没頭できた。

美術館に行ってもその世界観に没頭できることは稀なので、それだけでも貴重な体験だった。非日常を求めている方にはそう言う意味でもおすすめの展示会。

一つ目の写真の作品は、モノトーンな空間に動物や植物の絵が書かれている大きなオブジェが強い光を放っていて、それに引き寄せられている鑑賞者達の光景がセットで印象的だった。宗教観的なゾクゾク感があり、一気に作者の世界観に引き込まれた。

子供の頃、新世紀エヴァンゲリオンに出てくる謎の生命体(=使徒)をはじめてテレビで見た時に感じた感覚に近かった。よく分からない、怖い、けれど強烈に惹かれる。。

二つ目の写真の作品は、暗闇の中、人工的に作られた風で白いレースが波のように揺れている、というものだった。なんとなく、死後の世界をイメージしているのかな...という印象を受けた。作品の反対の壁沿いには椅子があり、多くの人が座って鑑賞していたが私自身はその場にいるのが怖くなってしまい、逃げるように外に出てしまった。それほどリアルでダイナミックで強烈だった。

以上。

こちら以外にも多くの作品があったので興味のある方は是非、足を運んでみてほしい!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

早川ナツ

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