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タイで約10年間、現地採用として働いていました。現在は日本にある外資系コンサルティング…

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タイで約10年間、現地採用として働いていました。現在は日本にある外資系コンサルティングファームにてしがない管理職をやっています。 こちらでも一部の記事を公開しています。ご興味あれば是非ご覧ください。 http://thaidehataraku.com

マガジン

  • タイの確定申告を徹底解説!確定申告ってどうやればいいの~?

    タイの確定申告を徹底解説!確定申告ってどうやればいいの~?(2559年分の所得Ver.)です。当時の情報ですので細かいところが変わっている可能性はありますが、基本的な部分は同じだと思います。タイ語が全く読めない方でも画面に従って直感的に確定申告ができるように工夫していますのでタイでの確定申告をどうやって行っていいか分からない方のお役に立てれば幸いです。

  • 【まとめ】タイ現地採用の待遇や福利厚生など

    タイで現地採用として働いてみたい!でも気になるのは、「お給料ってどのくらいもらえるの?」、「福利厚生ってどんなものがあるの?」などなど、疑問は尽きないと思います。そこで2010年〜2020年、実際にタイで現地採用として働いていた経験から、みなさんが気になるタイ現地採用のお金に関わる色々なことをまとめてみました。これからタイで現地採用として働いてみたいという方の情報収集の一助になれば幸いです。

  • 【回顧録】わたしがタイ現地採用になるまで

    2010年〜2020年まで、約10年間タイで現地採用として働いていました。わたしがどうしてタイで現地採用として働くことになったか、回顧録として綴っています。記事の内容としてはブログ「タイ現地採用の記録(http://thaideharaku.com/)」で公開していたものに少し手を加えたものになります。

最近の記事

タイで働き始めたらすぐにでもやっておいた方がいいと思うことを3つ挙げたみた

さて本日は、 タイで働き始めて生活基盤もある程度整ってきたら、個人的にすぐにでもやっておいた方がいいと思うことをを3つ紹介したい。 1.携帯電話のポストペイド契約(タイで働き始めて1ヶ月程度)タイで携帯電話を契約する場合、労働許可証(ワークパーミット)が必要だ。したがって、タイで働き始めてだいたい1ヶ月程度はプリペイドでの利用となってしまう。 プリペイドからポストペイドへの切替は、各社の窓口ですぐにできてしまうので、労働許可証が発給されたらすぐにでもポストペイド契約に

    • タイの有給休暇制度

      タイで働く場合、日本と違うものの1つに有給休暇が挙げられる。 日本で自分が働いていた会社の有給休暇制度は以下のような感じだった。 ■年次有給休暇 年間20日。用途は何でもOK。使い切れなかった分は翌年以降に持ち越し可能(最大で40日までストック可) ■ファミリー休暇 年間5日。用途は家族のための休暇(子供の授業参観等)。こちらも翌年持ち越し可能で最大10日までストック可。 ■リフレッシュ休暇 入社10年、20年、30年目の節目に特別に与えられる休暇。それぞれ5日、7日

      • タイの運転免許証を取得するメリット

        最近、タイに来たばかりの知人に付き添いでタイの運転免許証を取りに行く機会があったのでそのときのことを記事にします。 ほとんどの方がそうだと思うが、すでに日本で運転免許証を取得している場合にはタイの運転免許証の取得は非常に簡単だ。もちろん、「いやいや、いくら取得が簡単でもタイみたいな渋滞地獄&交通ルール無法地帯での運転なんか絶対にしないから必要ないよ!」って方もいることだろう。しかし、そんな方にとってもタイの運転免許証を取得するメリットは十分にあると思う。 以下、タイの運転免許

        • タイ運転免許証取得の流れ

          <取得当日、自宅を出る時点で持っていくもの(2015年5月時点)> ・パスポート原本 ・有効な国際運転免許証原本(もしくは日本の運転免許証原本&英文翻訳証明書) ・ワークパーミット原本(もしくは在留届出済証明書) ・現金 準備はOKでしょうか? それではタイの運転免許証取得に向けて自宅を出発! (※以下、第三陸運支局での運転免許証取得が前提となっています。その他の陸運支局で取得される方は適宜読み替えてください。) 1.第三陸運支局の最寄駅へ持っていく物を確認したら、バン

        タイで働き始めたらすぐにでもやっておいた方がいいと思うことを3つ挙げたみた

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        • タイの確定申告を徹底解説!確定申告ってどうやればいいの~?
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        • 【まとめ】タイ現地採用の待遇や福利厚生など
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        • 【回顧録】わたしがタイ現地採用になるまで
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          【永久保存版】タイ料理が苦手な人でも安心して食べれるタイ料理一挙紹介!

          タイに長いこと住んでてもタイ料理が苦手な人って結構いますよね。 ・辛いのが一切ダメで、、、 ・パクチーやレモングラス等の香草類が一切ダメで、、、 ・甘い酸っぱ塩っぱ辛い、あのごちゃまぜの味が一切ダメで、、、 だけど長くタイに住めば住むほど、会社のパーティーや人付き合い等で、どうしてもタイ料理を食べないといけないときって必ずあると思うんです。 私は幸いなことにタイ料理は口に合う方、というかむしろ好きな方でしたので、食に関してはほとんど困ったことはないです。唯一来タイ当初すご

          【永久保存版】タイ料理が苦手な人でも安心して食べれるタイ料理一挙紹介!

          【タイvs日本】考え方や常識の違いをいくつか紹介します

          今回はタイと日本で生活する上での考え方や常識の違いを、私なりにまとめてみてみました。 まず初めに、誤解が無いようこれだけは先に言わせてください。 本エントリーではタイと日本における考え方や常識の違いを紹介しますが、どちらが正しいとか間違ってるとか決してそういったことを言いたいわけではありません。単純に、私の実体験をもとにタイと日本での違いを列挙しているだけですので、「へー、そうなんだー」くらいに読んでいただければ幸いです。 1. 道路では自動車優先日本では歩行者優先が当た

          【タイvs日本】考え方や常識の違いをいくつか紹介します

          タイに10年住んだ私が挙げる、「タイに住んでよかったと思うこと9つ」

          2010年から2020年にかけて10年間タイに住んだ私が挙げるタイに住んで良かったと思うこと9つを紹介したいと思います! 1. 海外で仕事ができた私の場合、まずはこれが一番です。 過去の記事を見てもらえば分かると思いますが、もともと海外で働きたい(住みたい)と思ったからタイにいます。日本の会社を辞めて現地採用としてタイで働き始めたことに関しては今でも一切後悔はしていません。むしろあのとき日本に留まっていたら一生後悔し続けることになっていたと思います。タイに来てからの環境にも

          タイに10年住んだ私が挙げる、「タイに住んでよかったと思うこと9つ」

          (10)入社前に確認しておきたいタイ現地採用待遇関連のポイント

          タイで現地採用として仕事を探す場合、それなりの経験がある人であれば複数社からオファーを貰うというのは決して珍しいことではありません。特に技術系職種の場合は圧倒的に人材が不足していますので受けた企業すべてから内定を貰えることも普通にあります。 複数社から内定を貰った場合、当然そのうちの1社に決める必要がありますが、自分が働きたいと思う職場であることはもちろん、給与、福利厚生、その他の待遇を総合して判断することになります。特にタイで初めて働くといった場合、待遇としては給与以外に

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          (10)入社前に確認しておきたいタイ現地採用待遇関連の…

          (9)タイ現地採用、月給10万バーツあればタイに永住できるのか?

          前回のエントリーでは「月給10万バーツの壁」について書いてみた。もちろん人それぞれだろうけど、個人的には敢えて「壁」という表現をするほどの高いハードルではないと結論付けた。もちろんタイで現地採用を始めたばかりの人が、短期目標の1つとするのには妥当な水準の待遇であるとは思う。 では、「月給10万バーツ」あればタイで現地採用として、日本に帰国することなくずっとやっていけるのか?

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          (8)タイ現地採用、月給10万バーツの壁?

          ブログやTwitter等でタイ現地採用に関するキーワードとして「月給10万バーツの壁」というのを目にすることがある。 タイで現地採用をやっている、もしくはタイで現地採用として働いてみたいという方で、何かしらの媒体にてこのキーワードを目にしたことがあるという方は少なくないのではないだろうか。かく言う自分も日本で海外転職を考え始めたわりとすぐの段階で、月給10万バーツというのがタイの現地採用者の中で1つの壁や目標になっているということは知ることができた。 で、実際にタイで働い

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          (8)タイ現地採用、月給10万バーツの壁?

          (7)タイ現地採用にとってのプロビデントファンド(退職金積立制度)の重要性

          今年に入ってから、タイで現地採用として働きたいという方からの問い合わせが急増している。どこかの誰かが「円安によってタイの現地採用の日本人最低給与(5万バーツ)が日本の新卒初任給の平均を超えた」とか変なことを言っていたからだろうかw 今回は、実際にタイ現地採用として複数企業から内定が出た方より、待遇面・福利厚生面に関していただいた質問の事例の中で、特にプロビデントファンド有り・無しにおける差に関して少々突っ込んで書いてみる。

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          (6)タイ現地採用の手取り給与と税金

          前回はタイ現地採用のだいたいの給与の相場を紹介した。それでは実際に手取りはいくらぐらいになるのだろうか?

          (6)タイ現地採用の手取り給与と税金

          (5)タイ現地採用の給与の相場

          今回は、ここを見て頂いている方のほとんどの方が興味を持っているであろう「タイ現地採用の給与」、まずはその相場について話をしたいと思う。 " タイ現地採用の給与って平均でどの程度貰えるのですか? "

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          (5)タイ現地採用の給与の相場

          (4)タイ現地採用の2大福利厚生その2、プロビデントファンド(退職金積立制度)

          民間医療保険への加入と並ぶタイ現地採用の2大福利厚生のもう1つ、プロビデントファンド。退職金積立制度という言い方をしている企業がほとんどだが、日本で言う「企業型確定拠出年金(日本版401k)」のようなものだと思って頂けると分かりやすいだろう。 制度概要は以下のとおりだ。

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          (4)タイ現地採用の2大福利厚生その2、プロビデントファ…

          (3)タイ現地採用の2大福利厚生その1、医療保険とタイの医療費

          タイでは、適切な病院で、適切なタイミングで、そして適切な医療を受けるために、民間会社の販売するプライベートの医療保険に加入するのが一般的だ。 またタイではこの医療保険への加入を、福利厚生の1つとして会社で負担してくれるケースがほとんどであるということ、またその医療保険の保障内容(グレード)は、会社によってさまざまだということ、までは前回のエントリーで紹介した。 今回は、(私が勝手に呼んでいる)タイ現地採用の2大福利厚生の1つである、この「医療保険」の平均的な保障内容と、実

          (3)タイ現地採用の2大福利厚生その1、医療保険とタイの医療費

          (2)タイの社会保険制度

          前回のエントリーでも書いたように、タイ現地採用の福利厚生の1つである「医療保険」、今回はこちらの内容について紹介しようと思う。

          (2)タイの社会保険制度