見出し画像

タイに10年住んだ私が挙げる、「タイに住んでよかったと思うこと9つ」


2010年から2020年にかけて10年間タイに住んだ私が挙げるタイに住んで良かったと思うこと9つを紹介したいと思います!


1. 海外で仕事ができた

私の場合、まずはこれが一番です。
過去の記事を見てもらえば分かると思いますが、もともと海外で働きたい(住みたい)と思ったからタイにいます。日本の会社を辞めて現地採用としてタイで働き始めたことに関しては今でも一切後悔はしていません。むしろあのとき日本に留まっていたら一生後悔し続けることになっていたと思います。タイに来てからの環境にもそこそこ恵まれ、ある程度の収入を得られるまでになりました。人生一度きり、人様に迷惑をかけない範囲であれば自分がしたいと思ったことを思ったときにするのが一番だと思います。


2. 気軽に週末弾丸アジア旅行ができる

LCCがたくさん飛んでいるのでお得に海外に行けます。週末を利用して近場であれば弾丸で色々な国に行くことができますし、前後に有給を1日でもくっつけると3泊4日と余裕を持ったスケジュールになります。
これまでに週末を利用してラオス、カンボジア、マレーシア、ベトナム、シンガポール、ミャンマー、香港、中国と色々なところに行ってきました。日本にいるときに比べると海外に行くというのがかなり身近になった気がします。


3. 花粉症から解放された&風邪を引かなくなった

これは花粉症持ちじゃない人には分からないかもしれませんが、タイに来てよかったことのかなり上位に、花粉症から解放されたことというのが挙げられます。私は花粉症を発症したのが社会人1年目のときなので花粉症に苦しんだ期間はそんなに長いほうではないのですが、毎年2~4月は本当に辛かった。。。
あとはタイに来てまったく風邪を引かなくなりました。タイは一年を通してほぼ気候が一定なので気温の変化によって体調を崩すことはほとんどなくなりました。日本にいたときは季節の変わり目には自分では気をつけていてもかなりの確率で風邪を引いていました。タイでは毎年12月~1月に1~2週間ほど気温がぐっと下がる時期(15~20℃程度)がありますので、私はその時期さえ気をつけていれば体調を崩すことはほぼないと思っています。
あとは住んでいるコンドミニアムにジムとプールが付いているのでそこで定期的に運動してるのも関係あるかもしれません。気軽にフラッと行けるので定期的に利用しています。日本だとマンションにプールが付いているなんて超高級マンションを除くと皆無でしょうしね。


4. 満員電車に乗らなくてすむ

これも本当に良かったことの1つです。東京のあの通勤ラッシュはもう異常でしょw
電車に乗っている人もみんな虚ろな目でスマホ弄っているか死んだように寝ているか。社会人になってすぐのころに思いましたよ。朝の通勤電車はさながら労働ロボットの大量輸送だと。はっきり言ってあの生活にはもう戻りたくないです。タイでもBTSは毎年乗客は増えていますが東京と比べたら全然余裕で乗れるレベル。
あとは日本は終電も異常w タイは終電なんてガラガラです。仮に終電なくなってもバンコク内であればタクシーで100バーツ(300円くらい)あればだいたいのところには帰れますし。


5. 可処分所得が増えた

タイは毎月の給与から源泉されるものが少なく、さらに所得税の節税が個人レベルでわりと簡単に行えるので、日本にいたときからよほどの年収ダウンでもしていないかぎり可処分所得は同程度をキープできる人も少なくないと思います。またモノ・サービスによりけりですが、タイは日本と比べると物価が1/2~1/5くらいであることから、可処分所得が日本と同じであれば当然貯蓄できる分も増えることになります。そして会社に認められれば日本にいたとき以上の収入を得ることも決して難しいことではありません。


6. (一応)三ヶ国語話せるようになった

タイはもう8年目になりますが、そこそこのレベルで英語とタイ語を使いこなせるようになったと思っています。英語に関しては仕事で使っていればすぐに上達しますし、出張や旅行も頻繁に行っているので英語を使う環境に困ることはないです。タイ語に関しても特に意思疎通で困るようなことはなくなりましたし、ニュースや新聞は辞書無しでも7割程度は理解できるのでむしろ今は英語よりタイ語の方が得意かもしれません。


7. 物事の考え方、捉え方が多様化した(と思う)

当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、日本とは異なる文化・習慣の中で生活しているので、これまで日本で常識だと思っていたことが非常識だったり、逆に日本で非常識だと思っていたことが常識だったり、様々な価値観に触れる機会が多くあるので1つの事柄に対しての考え方、捉え方が多様化したと感じています。
仕事においても、日本で働いていると30代そこそこでお客様の経営層の方と話をする機会なんてそんなに多くは無いと思いますが、タイ(海外)で働いていると20代、30代くらいでは直接話をすることもないであろうレベルの役職の方と直接お話をする(しなければいけない)機会が非常に多いです。そういった経験豊富な方々とお話をしていると、自分ではありえないと思っている面、角度からのご指摘、お叱りを受けることも多々あり色々なことを学べます。というか学ばないとどんどん取り残されていってしまうので必死です。
またタイ(海外)で知り合う日本人、特に自分の意志で海外に出てきている人たち(現地採用や現地で起業されている方々)はかなり個性が強い方ばかりなので、年上の方だけでなく同年代や年下の方からも色々な考え方を学ぶことができます。


8. 少々のことに動じなくなった

タイで生活していると日本にいたときには考えられないようなことがよく起こります。

・客がポイントカードを持っていないと分かると、何も言わずに自分のカードにポイントを貯める某スーパーのレジのスタッフ
・やってきた料理に明らかに目立つ茶色の長い髪の毛が入っていたので指摘したら、その場で髪の毛をひょいっとつまみ上げ、何事もなかったかのように無愛想に料理をテーブルにドンっ!と置く某日本料理屋の店員
・お前を乗せたせいで恋人との約束の時間に間に合わないからここで降りろと一方的に切れてくるタクシーの運転手

などなど。
例を挙げるとキリがありませんがだいたいのことには動じなくなりました。ちなみにこういったことが起こったときには決してキレてはいけません。タイではキレたら負けです。自制が効かない可哀想な人だと思われてしまうか、相手もキレて大変なことになります。


9. 日本の良いところがたくさん見えるようになった

さきほどの話ではありませんが、日本にいると上記のようなことはまず起こりません。タイ(海外)に住んでみるとこれまで日本にいたときは当たり前だと思っていたことが、実は日本以外では当たり前じゃなかったことに気付きます。特に接客業のサービスレベルは圧倒的です。これは欧米諸国に行っても同じように感じます。日本のサービスレベルははっきり言って世界一です。
これも例を挙げだしたらキリがないので敢えていいませんが、タイ(海外)に住んでみると日本の良いところが他にもたくさん見えてきます。
敢えて1つ挙げるとしたら、日本では至る所にトイレがありふれていること。清潔でしかも無料で。これは本当に素晴らしいと思います。タイは本当にトイレが少ないです。これまで何度心の中で神様に一生のお願いをしたことかw

以上、タイに住んでよかったことを9つ挙げてみましたが、多分挙げようと思えば倍以上は挙げられる自信があります。
それでは次回は反対にタイに住んで困ったこと、困っていること、悪い点等のネガティブな要素を挙げてみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?