国際ノンバイナリーデーということで...

 こんにちは。夏秋です。暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私もついこの間知ったことなのですが、今日7月14日は「国際ノンバイナリーデー」という日で、ノンバイナリーの人たちについて認知を深めるために設けられた日だそうです。こういったものがあることを知ってから、私はノンバイナリーを自認している自分のことについて考えてみました。今日はそれについて書いてみようと思います。

 まず考えてみたのは、周りの人に自分をどのように見てもらいたいかということでした。私は普段ワンピースやスカートなど、あまり女性らしい服を着ないのですが、それでも周りの人から見れば私は女で、「お姉さん」と声をかけられることもしばしばあります。しかし、私は自分が女性として見られていることに違和感を感じていて、「お姉さん」と声をかけられると、複雑な気持ちになってしまいます。しかし、だからといって「男っぽいと思われたい」「男になりたい」という思いがある訳でもありません。それゆえ、「自分がどんな性の人として他人に見てもらいたいか」ということを考えてみると、女性らしさも男性らしさも持ち合わせない曖昧な性のあり方をしているのだなということを思い、どうしても自分に対して否定的になってしまいます。

 そこで、今度は少し視点を変えてみて、自分がどんな人でありたいかということを考えてみました。私が理想の人間像としてまず思い浮かべたのは、私の父親でした。今は亡き父ですが、幼い頃の私をたくさん笑わせてくれて、いつでも背中を押してくれるような頼もしい存在でした。そして同時に、私の母親にも尊敬すべき所があります。母は時々、私にすごく優しい言葉をかけてくれることがあり、その包み込むような優しさに何度も救われたことがあります。こんな両親に育てられた私は、背中を押すようなたくましさと、包み込むような優しさを持ち合わせた人でありたいと思うようになりました。これが、自分にとってはノンバイナリーであるということなのだと思います。

 こんなふうに、なりたい自分を思い浮かべることで、自分を認めることができ、前向きになれるということに気がつきました。そしてなりたい自分というものは、私が今までに出会った人や、これから出会う人に影響されて、より明瞭になっていくことでしょう。「あの人のいい所を私も真似したい」という思いから、なりたい自分のイメージが出来上がっていくのだと私は考えていて、そのために一人ひとりとの付き合いを大切にしていこうと思うようになりました。一番大切なのは自分らしくあることであり、自分らしく振る舞う自分を認めてくれる人を大切にしていく方が、楽しく生きられる気がします。今日は、そんなことを考えていた1日でした。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

以上、夏秋でした。


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