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ドラマ【素晴らしき哉、先生!】名台詞集

2024年7月期 テレビ朝日 日曜ドラマ「素晴らしき哉、先生!」より、心に残った台詞をまとめました。

*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。


●作品情報

公式サイト


●名台詞集

教育なんかしねえよ、常識だわ

-コンビニ店主「もうさあ、おたくの高校はどういう教育してるわけ?ちゃんと教えないの?万引きしたら犯罪だってこと、教えないんですか?」
-笹岡りお「教えねえわ。どこの高校で万引きはだめですよって教育すんだよ。教育なんかしねえよ、常識だわ。言うなら親に言え、育てた親に。」

「素晴らしき哉、先生!」第1話 - 笹岡りお

生徒が万引きをし、担任でもないのに上司に頼まれその場に駆け付けたりお。
その場ではひたすら謝罪をして乗り切りましたが、その時のことを家で愚痴った時の言葉です。

ちっけえチョコ1個だって立派な犯罪

-コンビニ店主「今回はちっけえチョコ1個だから、大目に見ますけど。」
-笹岡りお「大目に見んなら呼び出すなよ。こっちは時間無駄になんだろうがよ。大体ちっけえチョコ軽く見やがってよ。ちっけえチョコ1個だって立派な犯罪だろうが。」

「素晴らしき哉、先生!」第1話 - 笹岡りお

結局コンビニ店主が大目に見るということで罪に問われなかった生徒の万引き。
さまざまな見方はありますが、こうして不問にすることで、許されてしまうことで、目を向けるべきものに蓋がされてしまうことって、教育現場に限らずよくあることですよね。


やるって決まった人間にそんなネガティブなこと言ったって

「あのさあ、やるって決まった人間にそんなネガティブなこと言ったって暗い気持ちになるだけでしょ。」

「素晴らしき哉、先生!」第1話 - 笹岡せり

一度は辞めると決めた教師を続けることにしたりお。
そんなりおの職場環境を心配するが故に本当に大丈夫なのかとあれこれ言葉をかける母親に対して、りおの妹・せりが言った言葉です。
決まったことに対して外野があれやこれやと言う、そのノイズがあまりにも大きいことって、よくありますね。


いいんじゃない?辞めても

「やっぱりいいんじゃない?辞めても。ストレスまみれのりお、見てらんないもん。りおの愚痴をさ、俺が笑い飛ばさなかったら、どんどん負のループに落ちてくだけじゃん、二人して。」

「素晴らしき哉、先生!」第1話 - 大友聖也

仕事を続けると決めたものの、やはり現実は上手くいかず、葛藤するりお。
そんなりおに対して、彼氏の聖也がかけた言葉です。
辞めるとか辞めないとか、それは結局本人にしか決められないことだけれど、こんな風に言ってくれる人がそばにいることで、救われることってありますね。


理解じゃないよ、諦めてんだよ

「理解じゃないよ、諦めてんだよ、言っても仕方ないって。」

「素晴らしき哉、先生!」第2話 - 和泉友蔵

近所に住む有名なクレーマー・和泉が、体育祭がうるさいとクレームを入れに学校に怒鳴り込み。
「近隣の方々のご理解はいただいている」と説明する学校に対して、和泉が言った言葉です。


綺麗事だけでは解決に至らない

「これはな、クレーマー対策の基本マニュアルだ。年配の男性には綺麗な若い女性を、年配の女性には若いイケメンを対応させるってな。ルッキズムを声高に叫んだところで、現実はそういうもんなんだよ。問題に直面した時に、綺麗事だけでは解決に至らないってことだ。」

「素晴らしき哉、先生!」第2話 - 木元重明

クレーマー対策について話し合う職場にて、木本が言った台詞です。


先生たちってどう乗り越えてんですか?

「実際失恋した時とか、なんなら離婚とか、親の死とか、先生ってそういうのどう乗り越えてんのかなあって。家庭の問題っていうか、なんかプライベートで大爆発起きた時、先生たちってどう乗り越えてんですか?」

「素晴らしき哉、先生!」第2話 - 笹岡りお

同僚の豪先生と快斗先生との飲み会にて、りおが言った言葉です。
仕事に専念して、ばたばたでへろへろで、そんな時にプライベートでも問題が起こる。
教職に限った話ではありませんが、人間と真正面から対峙する仕事をしているりおが言ったこの言葉は、とても切実でした。

平気なふりしてるの本当きついです

「おかしいな。なんで…なんでズレちゃったかな。先生なんて…先生なんてやんなきゃよかったな。豪先生、きついです。生徒たちの前で平気なふりしてるの、本当きついです。」

「素晴らしき哉、先生!」第2話 - 笹岡りお

りおが泣きながら吐き出した言葉です。
いつも正しく、明るく、前向きでいなければならない。
どんなに意思をもって目指した仕事でも、きつい時はきつい。
暗闇に迷い込んでしまったようなりおでした。




以上、ドラマ「素晴らしき哉、先生!」の名台詞集でした。