無気力でなんで生きてるのかわからない主婦の話

こんにちは、ナツの裏話だよ。

ブログや各種SNSとはちがう、パーソナルな考え事を吐き出す場がほしいなと思ってnoteを始めてみた。

一発目から暗いことを書こうと思ってるので、人の心の闇に引きずられたくない方はUターンしてね。




ここ1ヶ月、本当に無気力で、何もしない日々を過ごしてる。

もともと子どもの頃からずっと「自分は何のために生きてるんだろう」って考えながら生活してきたタイプだった。

その時々で

「夢を叶えるため」

「幸せになるため」

「パートナーと共に生きるため」

とか、なんだかぼや〜っとした、答えかどうかもわからない結論を出してきた。

ここ数年で言うと結婚、というか結婚式を挙げて、今まで育ててくれた両親・親族に人生の節目を見せることが目標だった。

2年ほど前にそれは叶った。

じゃあ次なる目標は…?


結婚したんだから、子どもを望んで、子育てをしながらまた何かに挑戦し、家族の幸せを願ったりしながら生きれば良いのかもしれない。

だけど結婚後、私はすぐに子どもを望めなかった。

夫との子どもがほしくない、というわけではないのだけど。

その頃の私は、 子どもを育てることがとにかく怖くて、将来への不安と恐怖を拭えなかった。


少し前の話に遡る。

私は大学卒業後、私立の中学・高校で非常勤講師として数年働いた。

大変だったけど毎年自分が成長していく実感はあったし、生徒からも慕われていたように思う。

楽しいことばかりではないけど、子どもの成長に関われる良い仕事だと思っていた。

だけど、雇用契約期間の最後の年が想定外に大変だった。

この話は長くなりそうだからまた別の機会に書こうと思うけど、その年私は「教員を辞めなければ」と思った。

子どもを嫌いになりたくなかった。

大変なことがいくつも積み重なってしまった年。

子どもと関わることが怖くなり、とにかく一旦休まなければ、自分の思考に大きな影響を及ぼすと思った。


そんなことがあって結婚後しばらく夫との子どもを望むことは考えられなかったのだけど、30代へ入り、年齢を重ねることへ焦りが出てきた。

妊娠・出産は年齢が上がるほどリスクが上がる。

自分はいったいいつになれば子育てへの覚悟が持てるのか。

幸い私の周りには「子どもまだなの?」なんてプレッシャーをかけてくる親族はいなかった、夫も私の気持ちを尊重してくれていた。

だけど覚悟を持てない自分と歳を重ねることへの不安がぶつかり合い、勝手に自分自身を追い詰めていた。

そこへコロナ禍もやってきた。

コロナ禍では立ち会い出産が制限されたり、妊婦がコロナに罹った場合の情報が少なかったり、妊娠に関して頭を悩ませるニュースばかりだった。

もう自分の人生を何をどう選べばいいのかわからない。

正解なんてないのはもちろんわかってるんだけど、1日中家にいると嫌でも考え事をしてしまい、結論は「生きてるってしんどい」だった。



そんな中でもなんとか自分の中で折り合いをつけ、悩みは尽きなかったけど、1年ほど前に妊活を始めた。

そして妊娠。

その後すぐに流産した。


もうね、「なんで?」の一言。

妊娠初期の、なんの原因もなく確率的に起こってしまう流産だと病院で言われた。(流産の確率は約15%)


それから数ヶ月はまた葛藤の日々だったけど、年齢が上がるほど流産の確率も上がってしまうということが何よりも不安になった。

流産をもう繰り返したくない。

だったら悩んでいる暇はない。

だからまた妊活に踏み切った。

だけど2度目の妊娠も流産だった。


この1年で2回の流産を経験し、完全に何のために生きてるのかわからなくなった。

妊娠してコロナにかかったら大変だと思っていたので外出は控えたし、友達にも会わない、帰省もしなかった。

それがすごく意味のなかったことに思えて、虚しかった。

夫との子どもを産むことが人生の全てではないと思うし、他に人生の道標を探せば良いとは思う。

だけど何をしても、確率的に起こる不幸は避けられないんだとこの身で知ってしまった。

生きていることがしんどい。

「死にたい」とはちがうし、自傷行為をしたこともない、する予定もない。

だけどもういろんなことを考えるのが疲れた。


ここ1ヶ月特に無気力がひどい。

毎日12時間くらい寝ていて、起きてる間は何も考えなくて済むようマンガかナンプレに没頭している。

生きるのはしんどいけど、夫が養ってくれているおかげで、今の生活で生きていけないわけではない。

けれど私は、「養われている自分」が嫌いだ。




______

ここまで書いて1ヶ月が経ってしまった。

現在の私は、少しだけ無気力から抜け出している。

たまに布団から出られない日もあるけど、また立ち上がって、自分がやるべきことを見つけたいと思えるようになってきた。


どうやって無気力から抜け出せたのか、そのプロセスを書けたら同じように悩む誰かのためになるんじゃないか、と思ったけど…

正直、時間経過が1番大きい気がしていて。

それでも一応、参考になるかはわからないけど、この1ヶ月でやった「無気力脱出に繋がったかもしれないこと」をまとめてみる。



① noteを書いた。

このnote。

自分の闇を書き殴って筆が止まり1ヶ月経過したこのnote。

これを書いたことで気持ちの整理ができたように思う。

私は心が折れた自覚がなかった。

でも文章で読んでみたら、めちゃくちゃ心折れてる。

このnoteを書き始めたときは「無気力な自分を受け入れられなくて辛い」と思ってたけど、だんだん「心が折れてるなら仕方ない」と思えるようになった。

納得して自分を受け入れたら、疲労感が和らいだ。


②『ONE PIECE』を読んだ

意図して読んだというよりはたまたま、最近ワンピースにハマってて。

夏にアプリで無料開放されてた話を一気読みしたのをきっかけに、コミックスを集め始めてた。

何も考えたくないと思ってたからマンガに没頭。

そしたらさ、すごいよね、少年漫画って。

折れても立ち上がる、壁を乗り越えていく。そうやって強くなっていく。

読みながらめちゃめちゃ泣いた。

よく言われてる『ワンピース泣ける名シーン』以外のとこでも泣きまくった。(ウソップが見聞色覚醒させるところがやばい)

そんな熱い話を見てたら、私も頑張ろうかなって、ちょっとずつ思えてきた。


③ Notionを始めた

少し気持ちが上向いたところで最近流行りのメモアプリ、Notionを始めてみた。

To doや月単位の目標、毎日の日記なんかを書き出した。

そんなことは今までアナログに手帳でやってたんだけど、よく考えたら私は手帳よりパソコンを開く時間の方が長い。

Notionに移行したことで目に入る回数が増え、やるべきこと・やりたいことの意識が前よりも強くなった気がする。

アナログよりもスピーディーに頭の整理ができるのですごい便利。

目標を何回も見るようにして、モチベーションを上げるようにしてる。



note、Notion、ワンピース。

でもやっぱり時間経過。

ダラダラ過ごして、「養われてる自分が嫌いだ」って気がついて、ちょっとだけもがいた。

そうしたら立ち上がれるようになってきた。

まだまだ葛藤はあるけど、今は頑張りたい。

疲れたらちゃんと休むようにする。


何のために生きているのかはやっぱりわからないけど、それでもいい。

せめて自分を好きになれるよう行動したい。

そう思ったことを記録しておく。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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