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【VOICEVOX】推してる音声合成ソフトを布教したい【後編-VOICEVOXではこんな表現ができる】

はじめに 

 後編では、VOICEVOXでできる表現について紹介していく。

 前編はこちら。

 前編では、私がVOICEVOXを使うようになったきっかけを書いている。ほぼ自分語りである上に、私怨のオンパレードなので役立つ情報は前編にはない。発狂寸前の狂人を見たい人だけ読んでほしい。

朗読動画を作ってみた

 まず最初に、VOICEVOXで作った音声がどのようなものかを知っていただきたい。

 今の私のできる限りの力で、朗読動画を作ってみた。物凄く短い作品(なんと全文読んでも1分もない)なので、良かったら一度聴いてみてほしい。

 特に、台詞部分は抑揚の付け方を意識したつもりだ。

 おまけとして、上の朗読動画を作る過程の一部も動画にした。
 VOICEVOXでどのように声を作り込んでいるかを見てみてほしい。

VOICEVOXで声を作るということ

 前編で触れた通り、私がVOICEVOXを使って合成音声を作り始めたのは、無条件で人の声の方が優れていると盲信する周りの人間に「合成音声が人の声より優れている」ということを示すためだった。
 そのため、以下のことを達成しなければならなかった。

  • 自然な発音をすること(ノイズなどで違和感を与えないこと)

  • 言葉が聞き取りやすいこと

  • 棒読みにならないこと、自然な抑揚をつけること

  • 可能な限り、感情を感じられるような読み方をすること

 VOICEVOXでは、一音一音に対して細かく音の高低や発音の長さなどを調整することができる。そのため、イントネーションを修正したり、抑揚をつけたりする作業の自由度が非常に高い。
 例えば、手間はかかるがイントネーションを弄って関西弁にすることも可能だ。(まだ挑戦したことはないが)

 弄れる箇所が多いため、慣れるまでは大変かもしれないが、慣れてしまえばかなり自然な音声が作れるソフトだと私は思う。

おわりに

 私は「機械音声は感情が感じられない」という周りの否定の声に反発して、機械音声でどうにか人の声を超えられないかと表現方法を追求し始めた。
 そして色々な音声合成ソフトを使ってみたが、私にとってはVOICEVOXが最も相性が良く、幅広い表現ができると感じている。
 これが無料で使えるというのだから驚きだ。

 拙文ではあるが、もしこの記事を読んでVOICEVOXに興味を持ってくれた方がいたら幸いである。是非、色々な表現を模索してほしい。

VOICEVOXのダウンロードはこちらから。

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