コトダマ勇者を全クリしました。その1

まえおき

コトダマ勇者というスマホゲーのRPGを全クリしたので、その備忘録です。

※2021.9.16の記事作成時点では、オモテ面のボス撃破までとなっており、追加ステージについては未クリアです。追加ステージについての記事を期待されていた方、申し訳ございません。

備忘録といいつつ、ほぼ忘れかけている記憶に基づいた、雑な内容になっています。

本記事は、すでに遊んだことのある方、もしくは遊んでいる途中の方が「こんなやり方をしたもいるのね、ふーん」と思ってくれる程度のものを目指しています。

なので、ゲーム概要についてはGoogle Playに任せることとして、未プレイの方からの「どんなゲームなのか全然わからないよ」というご指摘は受け付けないこととします。(単に説明が苦手なだけです・・)

いちおう未プレイの方が読んでいただいたとしても、次章「お会計(課金額)」までは深刻なネタバレは含まれない内容となっております。

お会計(課金額)

いきなりカネの話かよ、と思われるかもしれませんが、課金要素のあるゲームにおいて「何」に「いくら」費やしたのかの情報は、貴重なんじゃないかと思って記載します。

※以下、この章において軽微なネタバレがありますが、といっても未プレイの方には「何を言っているのか分からない」ものと思われるので、1ミリもネタバレされたくない、という方以外はそのまま読んでいただいても問題ないと思います。

私が課金したのは下記の3点で、お会計は総額6,140円です。

※各金額については、購入時点でのものですので、今後、価格に変動があるかもしれませんが、ご了承ください。

1.救いたさ無制限:1,480円

 →これによって、買い切りゲーに近い感覚で遊べるんじゃないか、と期待して購入し、おおむねその通りになったと思います。

 いわゆる「スタミナ」が無限化できるのは嬉しい要素でした。

2.永久持続効果5点セット:約1,480円

"強化合体の経験値1.5倍、敵ゴールド2倍、ヒトガタ売却ゴールド2倍、広告非表示、高速ヒトガタ作成、お得な5点セット!!"(ゲーム内説明より引用)

 →初期投資のみで効率が跳ね上がると判断したため、上記の「救いたさ無制限」と同時に序盤で購入しました。

あくまで私の意見ですが、このゲームをやるなら上記2つの課金は「絶対やるべき」だし、そうでなければ「このゲーム自体やらないべき」の2択だと言っていいくらい、これらはコスパの非常に高い課金要素だと思います。

中には「いや、課金しなくてもクリアできるよ」「○○は要らないよ」的なご意見もあるかもしれませんが、必要か不要か、ではなく、効率が良いかどうか、という話をしています。

もちろん、人によって金銭感覚やお金の価値、時間の価値は千差万別ですが、ここではハード機のタイトルを自分のお金で購入できる程度の財力がある人、分かりやすく言えば「大人」を想定して、費用対効果が高い、といっています。

3.クリスタル:1,100円分×1回 + 2,080円分×1回 = 3,180円

結果論で言えば、最初に2,080円分のクリスタル購入だけすれば足りてました。

私の課金基準は「その効果が"確実に"継続するかどうか」で決めました。

先に記載した「救いたさ無制限」「永久持続効果5点セット」は、まさにこの課金基準に当てはまったため、序盤ですぐに購入したわけです。

話を戻して、このクリスタル購入の目的は、「ヒトガタ保有枠」と「アイテム保有枠」の拡大です。先ほど、買い切りゲーに「おおむね」近い感覚になった、と書いたのは、この保有枠制限という課金ゲー要素が拭いきれなかったからです。(あと宝箱もそうです。)

さらに厳密に言えば、この基準は「なるべくそれ以外には消費しない」という意味であり、実際には、どうしてもクリスタルを消費しなければ出来ないこと(個性の消去)に対しては、慎重な検討の末、クリスタル消費を行いました。

→1回目のクリスタル購入(1,100円分):どの時点か忘れましたが、ゲーム中盤でヒトガタの保有枠がパンパンになったので、これをおよそ150まで増加するために消費し、残りをアイテム保有枠増加に費やしたと記憶しています。(結果的にアイテム保有枠も、およそ120くらいになったはず。)

この時点では「この後はきちんと"断捨離"できれば、保有枠はもう足りる」と踏んでいましたが、結果的には間違っていました。

私は、RPGを遊ぶとき「1周目は"絶対に"攻略サイトを見ないでプレイする」派なので、ゲームを進めている途中で「全体の何%くらいクリアしたのか」「どのアイテムがのちのち必要になるのか」が分からなかったため、仕方なかったといえば仕方なかったです。(クリア後にいろんなソースを漁る派です。)

→2回目のクリスタル購入(2,080円分):こちらも同じくどの時点か忘れましたが、ラストエリア手前あたりで動物を大量生産して、メンバーのステータスの底上げ・ヒトガタ分解による"書"の獲得をしまくっていた時期に、ヒトガタの保有枠、アイテムの保有枠が共にキツくなってきたため、追加で購入したと記憶しています。

最終的に、ヒトガタ保有枠は約250、アイテム保有枠は約310程度になり、これでオモテ面クリアまで到達しました。

(記事作成時点では、クリア報酬、広告閲覧等で入手できるクリスタルも併せて、最終的に1,100近くのクリスタルを余らせました。)

クリアまでの過程:序盤

さて、前置きが大変長くなりましたが、ここからようやくクリアまでの詳細です。

ちなみに、私がこのゲームを知ったのはYoutubeで「ハヤトの野望」さんの動画を見たことがきっかけです。つまり、まんまとスtm・・ではなく、動画中に出てくる(バイオニックタマ撃破辺りまで)程度の予備知識がある状態でスタートした、ということです。よって、

1.1人目はどんな名前をつけても必ず「勇者」になるが、負けイベですぐに使えなくなる。

2.有名なマンガ・ゲームに出てくる名前は、特別に設定されているぽい。

3.ジョブには「通常ジョブ」「そざい」等のカテゴリがある。

4.最終的に3人のパーティになるぽい。

この辺りが分かっている状態で始めたということを前提に、お読みください。

最初に作成したヒトガタ

名前:「範馬勇次郎」

ジョブ:らんぼうもの

「"地上最強の生物"の名前を入れれば、とんでもなく強いヒトガタができるのは当たり前」と考えて、この名前を選びました。

そして作成後にステータスの配分も見たところ、「HPと攻撃力が高い物理型」で、序盤にはうってつけじゃないか、とぬか喜びしました。

が、よく見たらまさかの底辺ジョブ・・。とても悲しい気持ちになりました。

ちなみに、この次に作成したのはドラクエ2でおなじみ「サマルトリア(王子)」でした。

特別に設定されていた名前だったのは嬉しかったのですが、こいつもまさかの養分向きのジョブで、ただのレベル上げのために吸収されてしまいました。

三人揃った時点のパーティ

この辺りから、人によって分かれて面白くなるところではないでしょうか。

私のパーティは下記の3人でした。

1. ガボ  (職業:野人 激レア)

2. アイラ (職業:ダンサー 激レア)

3. ミネア (職業:占い師 つわもの)

※クロエ加入直後から本当にこの3名だったのか、正直記憶が怪しいのですが、少なくともLv.30前後、ゲンブ撃破まではこのメンバー中心で進めていました。

ご存知の方はお気づきの通り、ドラクエまみれです。

名前については、ドラクエ2の「サマルトリア」が設定されていたことに味をしめて、ドラクエ4と7から拝借してきました

なんとなく「強そうな名前はとっておいた方がいいかもしれない」という貧乏性体質なので、「強キャラが固まってそうな1,3,5,6はすっ飛ばして、とりあえず4と7で様子見しよう」となった結果がこれです。

特に「『トンヌラ』は絶対に何かあるはず」と思って、隠し玉としてとっておきました。

ちなみに「激レア」と言われたら初見プレイの私は使わざるを得ませんでしたが、今にして思えば激レアジョブの登用は失敗でした。

なぜ失敗だったのかは後述するとして、各メンバーの説明を。

【1.ガボ(野人)】

ガボのジョブ「野人」はMP0で魔法が全く使えない代わりに、物理性能が極めて高く、おまけに素早さも高いという、これまた私の好きな性能のジョブでしたので、先頭に立たせて壁&エース物理アタッカーとしてスタメン採用しました。

(ん、「MP0のエース物理アタッカー」・・どこか ドラクエ7で見たことあるな?

ちなみにスキルは「体当たり」しかなかったのですが、圧倒的な物理性能に物言わせて、ここぞというとき以外は通常攻撃で殴るだけの脳筋スタイルでゴリ押ししました。

次に記述するアイラより多少息は長かったのですが、数値だけでゴリ押しできる限界に至り、やがてスタメン落ちを迎えてしまいます。

【2.アイラ(ダンサー)】

アイラのジョブ「ダンサー」は素早さが極めて高い物理寄りの性能で、素早さ以外は野人ガボの下位互換ではあったのですが、

・特殊能力「電光石火」の効果で、一定確率で0ターン目に攻撃できる

という極めて有用な能力を有していたので物理アタッカーとしてスタメン採用しました。

さらに、「いやしの歌」というMP消費0の全体回復技を覚えていたのも、個人的には高ポイントでした。

しかし、ゲームが進むにつれて、パワー不足に悩まされ、真っ先にスタメン落ちしてしまいます。

【3.ミネア(占い師)】

ミネアのジョブ「占い師」は回復寄りのMP消費型ジョブで、僧侶のスキルを継承できたので、主に回復役として採用しました。

初期メンバーの中で最も息が長かったのは、このミネアです。

実は姉もセットで作成したのですが、後から作成した種泥棒の子孫に吸収されてしまいました。

占い師は攻撃魔法を自発的に覚えられないため、スキル継承可能な「赤魔術師」から受け継ぎました。

ちなみに、この赤魔術師の名前がマリベルです。

ドラクエ7といえば、本当は「アルス」「メルビン」も使いたかったのですが、「勇者」になる可能性があったので、念の為に温存しておきました。

もちろん、ここまで一度も名前の出ていない「」も作成したのですが、どこかのタイミングでサマルトリアの王子と一緒にただのレベル上げのために吸収されてしまいました。

初期パーティの反省点

1.物理に偏りすぎた

私は脳細胞の末端に至るまで"バイキルトせいけんづき"を叩き込まれて育ったので、

一. 普通の相手は、物理で殴るべし

一. 防御力が高い相手は、攻撃力を上げてから物理で殴るべし

一. 非常に防御力が高い相手は、攻撃力を上げつつ防御力を下げてから物理で殴るべし

一. とてつもなく防御力が高い相手は、会心を狙って物理で殴るべし

一. 死ぬほど防御力が高い相手は、死ぬまで物理で殴るべし

という物理偏重主義者ですが、このゲームにおいては、うまくいきませんでした。

というのも、このゲームは数値の暴力でゴリ押しするよりも、敵の弱点をつくことの方が大事だからです。そして、弱点とは「属性」のことで、属性攻撃をするのには、物理よりも魔法の方がはるかに育成が容易です。(いずれ「数値の暴力が弱点」としか言いようのない敵が出てくるが、それはまた別の話。)

ここで私のパーティ編成をあらためてみてみると、

・物理アタッカー 2名

・回復役 1名

と、魔法のダメージソースがどこにもありませんでした。

ミネアはたしかに魔法攻撃も使えるのですが、回復をそのメインの役割としていたので、しょぼい魔法しか使えないまま放置してしまっていたのです。

2.スキル継承が全くできなかった

ミネア以外の2人は心得を持っていないため、もとから覚えているスキルのみで戦うほかありませんでした。

野人のガボは「体当たり」だけ。

ダンサーのアイラは「パンチ&キック」だけ。

もし野人ガボの代わりに、通常ジョブの戦士を登用していたとしたら、ストーリー進行とあわせて、戦士の心得を持つヒトガタにスキルを継承し、そのバリエーションも増強できたはずです。

ところが、激レアジョブという極めて素材として扱いづらいジョブを使ってしまったために、後から作成したヒトガタを逆に吸収していく、という育て方になってしまいました。

限界を感じ始めたのがLv.30前後だったので、分解によるスキル獲得は困難でした。魔法であれば「○魔術師」系の素材ジョブを吸収すればよかったのですが、私のパーティは物理メインだったので、新たなスキルを習得させる術を持ち合わせていませんでした。

レベルよりもスキル(とくぎ)の方が大事ってこと、負けイベだと思ってた通常イベダーマ神殿のさんぞくで学んだのもう忘れてた。

3.もしやり直すとしたら

 激レアという言葉に惑わされずに、戦士・魔法使い・僧侶あたりの通常ジョブで初期編成を組んでいれば、育成がよりスムーズだったかもしれないと反省しています。

続き、あんの?

もともと1記事(というか、Twitterに書く程度)にまとめるつもりだったのですが、当初の予定よりもはるかに膨大な駄文となってしまいましたので、ここで一区切りとさせていただき、記憶と気力が保てれば、次章以降を書いていこうと思います。 ※2021.9.16時点

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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