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君の名は。

今この記事を読んでふと思ったことがある。

1つの記事で

3つの一人称を使ってる。

ぼく(僕)

おれ

ーーー

特に意識はしてなかったが

一人称てむずくね?

例えば基本おれを使うが

公式な場では私と言ったり

目上の人とフランクに話す時にボクといったり…

ーーー

一人称で印象って変わるよなー

とか思いながら

高3の頃をふと思い出した。

ーーー

ストーリー↓

当時、地元の高校に通っていて

テニス部に入ってた。

引退するまではテニスしかしてなかったが

急に熱中できるものがなくなり

大学受験をすることに決めた。

夏休みから図書館に通い始めた。

そこである女の子と出会った(?)

ーーー数ヶ月後ーーー

受験が終わり

もう図書館に通う必要すらなかったが

習慣が抜けず

いつものように

開館から閉館まで勉強していた。

ーーー

図書館の帰り道。

あの女の子に声をかけられた。

はじめはビックリしたが

よくよく話を聞くと

その女の子の姉がおいらの同級生らしい。

ーーー

それからの帰り道。

図書館が閉館してから

お互いの家まで話をしながら散歩する毎日を送った。

ーーー

だけどなんかぎこちなかった

そうか!

あのぎこちなさの原因は2人称なのか!

って今思った。

ーーー

おれは女の子の名前を聞いたけど

なんか恥ずかしそうに言ってたから

聞き取れなかった。

かといって、君っていうのも変だしなー

そんなこんなで

主語のない会話が続くのである。

ーーー

大学に入り自然消滅した恋。

顔も名前も思い出せない。

おれは幻を見てたんだろうか。

甘酸っぱいってどんな味だっけ?


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