ドコモ口座へのチャージ機能を停止しない銀行一覧

ドコモ口座に銀行口座が不正に連携登録されていた事件について。

9月10日時点で被害に遭ったのは11銀行です。
※11日夜の段階で12行に拡大。

そのうち、9行はドコモ口座との新規の口座振替連携の登録を停止するとともに、既存の口座間のチャージも停止しています。

七十七銀行 

みちのく銀行

東邦銀行

イオン銀行

大垣共立銀行

滋賀銀行

第三銀行

鳥取銀行

中国銀行

しかし、ゆうちょ銀行紀陽銀行の2行は新規の連携口座登録は停止していますが、チャージは継続しています。
※ゆうちょ銀行は9月11日朝にチャージ機能を停止しました。機能停止前の魚拓はこちら。
※紀陽銀行は9月10日15時時点でチャージを停止していたようですが、ドコモのHPで知ることができるにとどまり、銀行HPでは9月9日時点のものしかありませんでした。9月11日になってようやく案内を掲示しました。なお、日経の報道では9日午後には停止していたかのように読めます。

さて、ドコモ口座と連携していた口座は全部で35行あります。

すべての銀行において被害が出る可能性があると言えますが、実際上はセキュリティがしっかりしているところは大丈夫のようです。

ただ、現在被害に遭っていない銀行であっても、ドコモ口座との新規口座振替連携の登録は10日の時点ですべて停止されました。

そして、チャージ機能(銀行口座からドコモ口座への振替え)についても、未だ被害に遭っていない銀行であっても停止しているところが多いです。

チャージ停止を宣言している銀行は、北洋銀行仙台銀行千葉銀行
千葉興業銀行但馬銀行伊予銀行大分銀行琉球銀行

対して、ソニー銀行静岡銀行京都銀行池田泉州銀行南都銀行百十四銀行福岡銀行西日本シティ銀行肥後銀行はチャージ継続を宣言しています。
静岡銀行は11日中にチャージ停止をしています。
ソニー銀行はドコモ口座に関する案内URLが変わりました。また、14日には認証方式の強固さをアピールしました。
池田泉州銀行が13日に、京都銀行南都銀行百十四銀行が14日にチャージ機能停止を表明しました。

八十二銀行十六銀行愛媛銀行は不明。
十六銀行は13日に停止を表明しました。
愛媛銀行は14日に停止を表明しました。
八十二銀行は16日に18日0時からの停止を表明しました

スルガ銀行広島銀行は不明ですが認証方式に自信がある様子です。
広島銀行は14日に15日3時よりチャージ機能停止を発表しました。
スルガ銀行も15日に16日(おそらく0時)からのチャージ機能停止を発表しました。

みずほ銀行と三井住友銀行に至っては何ら情報発信していませんが、三井住友銀行は解説記事でも認証セキュリティが強いと言われているので、そういうことなのかもしれません。
三井住友銀行は11日にドコモ口座に関する案内を掲示
みずほ銀行は16日にドコモ口座に関する案内を掲示

この問題は現時点で引き落としがなされていなくとも、既に口座が勝手に開設されていたら、ほとぼりが冷めた時期にこっそり引き落とされる可能性が残っているので、口座が勝手に開設されていないかを銀行に確認するのが最も直截です。

チャージが停止されていても、連携サービスを廃止しない限り、再開されたら同じことです。

関連記事は以下

※NTTドコモのHP:【重要】銀行口座登録の申込受付停止および一部銀行のチャージ停止について(2020年9月12日0時更新)

※NTTドコモのHP:【重要】銀行口座登録の申込受付停止および一部銀行のチャージ停止について(2020年9月14日19時更新)

※NTTドコモのHP:【重要】銀行口座登録の申込受付停止および一部銀行のチャージ停止について(2020年9月17日19時更新)

以上

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