内海聡の反ワクチン本排除は「言論」によるもの

「ワクチンはまったく効果が無い」などとデマを拡散していた内海聡の反ワクチン本が通販サイトから軒並み排除された喜ばしい事案について。

「言論統制だ」「言論の自由は守られるべきだ」

などのトンチンカンな言説が振りまかれているので明確に否定します。

sekkai氏は言論弾圧?むしろ言論そのもの

感染症医のsekkai氏がAmazonに対して内海聡の本を排除すべきとツイートしたら、すぐに排除されたため、それについて感謝を述べています。

これに対して「言論統制と同じ」と言ってる衒学者が居ます。

sekkai氏のツイートはまさに言論そのものじゃないですか?

実力行使して撤去したり脅した訳ではないのだから。

いったい何をトチ狂ったらそういう理解になるのか。

なお、sekkai氏のツイートが排除に繋がったという因果関係があるのかどうかは、不明です。

楽天など他の通販サイトでも軒並み排除されてるので、sekkai氏による功績であるというのは非常に疑わしい。

どこか業界全体に働き掛けていたところがあり、その「言論」の力によるものでしょう。

「表現の自由ガー」は伊是名夏子の「乗車拒否」と同じ

伊是名夏子の「乗車拒否」捏造事件では

『無人駅で案内しないのは差別』

という主張が為されました。

しかし、そもそも私企業が駅を作ってるからこそ(JRは昔は国鉄だが)、その駅を利用して便利さを享受できる状態にあるのに、不便だからといってそれを理由に一律「差別」だの合理的配慮が無いだのと言うのはおかしい。

それを言うなら、私みたいに最寄り駅まで徒歩2時間の場所に住んでる人間はいったい何なのか?という話になる。

JRは公共交通機関であり、一定の社会的責任がありますが、サービスとして駅を設置して利便性を提供したら「不便だ」と言われ、復路も介助したら公党から「謝罪しろ」と言われ…いったいどういうことなんでしょうか?

これを是としたら【無人駅を廃止】する方向になってもおかしくない。

閑話休題

したがって、「書店で売らせてくれない」を権利や自由レベルで論じるのは、伊是名夏子と瓜二つの主張なわけです。

JRやAmazon等には営業の自由がある。

法令上の義務・努力義務に反しない限りにおいて、その中での経営判断があり、それに対して外部がアプローチしているという話。

「コンビニのエロ本撤去」事案も同じ

「表現の自由の侵害が許されるか」という極めて的外れな問題設定をしていた連中が出現していたのが【コンビニのエロ本撤去】の事案。

これは撤去を要求する側が「環境型セクハラ」だとかを持ち出したから論点がぼやけましたけど、「環境型セクハラ」該当性を抜きにしてその妥当性を論じると言うのは表現の自由の範疇。

表現の自由 vs 表現の自由の事案とも言い得るものでした。
※行政が規制をかけた話では無く、業界大手が【原則】禁止にしたというだけ

この場合はその主張の中身の妥当性の問題。

ま、実際にはエロ本が売れない地域は撤去したってだけだと思いますけど。

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