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慰安婦問題における「西岡力スルー」

3月8日にUPされた慰安婦問題に関するラムザイヤー教授論文撤回を求める経済学者声明の事実関係の誤りについてという西岡力 氏の記述。

ここに書かれていることの一部が3月30日のDHC虎ノ門ニュースで西岡力氏の口から発せられ、私はこのページに辿り着きました。

さて、このページのTwitter上の拡散状況ですが…(タイトルとURL検索)

3月8日から30日までの間にURLツイートされたのは10数ツイート。

虎ノ門ニュース放送終了後から現在までは8ツイート(私のツイートや記事シェアを除く)。

「西岡 ラムザイヤー」で検索しても似たようなものです
(ブロックされていないログアウト状態で検索した結果です)

「西岡力スルー」の不思議

なぜ、「西岡力スルー」が行われているのでしょうか?

ラムザイヤー論文を非難する者に対する反論・指摘については西岡力 氏の主張がかなり包括的かつ説得的であり、しかもネットメディアでの出演も多く、もっと拡散されていてしかるべきであるにもかかわらずこの状況。

ラムザイヤー論文に関する西岡力 氏の主張については他の媒体でも取り上げられています。WiLLでは経済学者の批判文書の支離滅裂さを指摘。

松田学 氏の松田政策研究所チャンネルでも出演。

慰安婦問題の重要事実について無視する保守界隈

実は、似たような話は過去にも書きました。

「植村隆が捏造した」と認定したのは、植村隆が西岡力 氏を名誉毀損で訴えた訴訟の判決であるのにもかかわらず、捏造までは認められなかった(植村記事に事実誤認があった前提)植村が櫻井よしこ氏を訴えた訴訟の判決は大きく取り上げられてたという実態。

高裁判決後にこの件に触れたのはTwitterではわずか4ツイートのみ。

安倍晋三議員が櫻井訴訟の最高裁決定に関して「植村記者の捏造が確定」と書いたところ、植村に痛いところを突かれてFacebookの記述を削除するはめになったという経緯に影響していないとは思えない。

なぜ、西岡力 氏の実績については頑なに無視し、スルーするのでしょうか?

30万回以上再生されたこの回。百田尚樹支持者らはなぜ、西岡氏の番組中の発言に無反応なのでしょうか?

いわゆるネット保守界隈のこうした動きに、非常に違和感を覚えます。

「嫌韓界隈」は気に入らない?

「反日種族主義」の著者である李栄薫 氏らなど、西岡 氏は韓国保守派と連帯しようとする立場なので、嫌韓界隈はそれが気に入らないのではないか?

という仮説を持ちましたが、どうなんでしょうか?

慰安婦問題については基本中の基本が理解されずに暴走する者が大量に出現しかねない状況なので、以下のようなものを都度、整理しています。

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