民主制への攻撃
上記記事では、信濃毎日新聞が、「国会議員らは別姓反対を主張したいなら居住地の議会に請願や陳情を提出すればいい」などと社説で言い放ったことについて、それは無駄であり、ダブスタであり、国会マターを地方に持ち込む意味不明な主張だと指摘しました。
しかし、信濃毎日新聞の主張の「悪性」は、それに留まらないと思います。
党派性に基づく対立派への攻撃を超えて、民主制に対する攻撃の領域に達しているだろうと。
こういった傾向は、前々から観測されていました。
国政について、立法について、国民から信託を受けて職務に臨んでいるはずの国会議員が、審議そのものを拒否する姿勢。
それも、意味不明ないいがかりをベースに行うという愚行。
検察は「巨悪を眠らせない」と言うが、「巨悪」を再定義しなおす必要があるんじゃないの?と。「権力を持ってる者による汚職」や「重罪となる犯罪」という他に、「民主主義国家の根幹を揺るがす行為」に対して厳しく見てるんだろうか?
愛知県の大村知事リコール署名運動で、署名簿の偽造が行われたが、あれは名古屋地検特捜部案件じゃないのかよ!?と。
憲法審査会も、おためごかしで開催されることはあっても、実質審議が行われることはありません。
国会における立憲民主・共産党など特定野党の質疑の90%程度や、記者会見におけるマスメディアの質問など、低次元という領域を遥かに超えて、民主主義を機能させなくする、民主国家であることを逆手に取った国政妨害行為が目立ちます。
そういったものを排して健全な言論空間にするべきなのですが、ネット上の自傷保守(誤字ではない)が率先して陰謀論に加担している始末。
何度も言いますが、そうした行為に対して「甘く見るのを止めた」のは(「厳しくみる」ではない)、そういう考えがあります。
以上:役に立ったと思った方はハート形のスキをクリック・サポート・フォローしていただけると嬉しいです。