日本人としての主体性無き靖国参拝論に与しないこと

4番とその周辺の番号の記述を見ると、まるで「天皇が靖国神社を参拝するため、総理大臣が普通に参拝するためには中韓に理解を得てから」とでも言いたげ。

橋下徹の靖国参拝問題「前進」に向けたロードマップ

しかし、2年前のツイートではこう言っていました。

天皇が参拝できなくなったのは、内閣法制局による憲法判断が原因であるとする説と、「A級戦犯」(或いは「戦争指導者」)の合祀であるとする説に収斂します。

安倍晋三議員も総理大臣参拝も含めた話として、そう整理しています。

外国が騒ぐことは関係ない

中韓が騒ぎ出したのは中曽根総理が1985年に「公式参拝」と銘打って参拝した際に朝日新聞がわざわざ中韓に「これは問題では無いか?」と聞いて回ったからです。

それ以前にも中曽根総理は参拝していますし、歴代首相は必ず毎年参拝していたというわけではありません(多くは春秋例大祭と終戦の日に参拝していたが)。

安倍晋三議員の祖父の岸信介も総理大臣時代に参拝していましたが、参拝していない年もありました。

天皇も、参拝の間隔は2~6年でした。

「外国が騒ぐから参拝できない」というのは、幻想にすぎません。

日本人としての主体性の問題:いつ参拝するかを決めるのは日本人

いつ参拝するかを決めるのは日本人です

「今年は参拝しませんでした=外国への配慮だ」

などという理解は、そこに日本人としての主体性を感じません。

小泉総理は6回参拝しましたが、それを「中韓に知らしめてやった」のように理解するのも、的外れ。そういう目的で参拝しているのではない。

靖国反対論者も賛成論者も、靖国参拝について不用意に論じるせいで、国内政治問題化、国際政治問題化してきたんです。

そういう思考は、知らない間に朝日・中韓に犯されているんだと思います。

日本人としての主体性を持って靖国神社を語るべき。

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