日本学術会議は推薦理由の資料を提出していない
日本学術会議は推薦理由の資料を提出していないことについて。
日本学術会議法17条で「内閣府令で定めるところにより」とあるところ、その内閣府令は以下。
【日本学術会議会員候補者の内閣総理大臣への推薦手続を定める内閣府令】日本学術会議法(昭和二十三年法律第百二十一号)第十七条の規定に基づき、日本学術会議会員候補者の内閣総理大臣への推薦手続を定める内閣府令を次のように定める。
日本学術会議会員候補者の内閣総理大臣への推薦は、任命を要する期日の三十日前までに、当該候補者の氏名及び当該候補者が補欠の会員候補者である場合にはその任期を記載した書類を提出することにより行うものとする。
この内閣府令はこれだけです。
だから推薦理由を書いた書類を提出していなくてもOK。
これは良いのかどうか?
菅内閣側は「人事なので詳細な理由は公にしない」という立場。
他方、任命拒否をされた者や学術会議側、それらを応援する人たちは「任命拒否をした理由を開示しろ」と主張。
菅総理は「総合的俯瞰的観点から」と回答。これで十分か?という問題。
では、推薦理由についても「説明責任」があるのでは?という問題。
「税金がかかる任命された人」と「税金がかからない任命拒否された人」
どちらが人事について説明されるべきか。
それともいずれも説明しない方がいいのかどうか。
騒いでる人たち、ここまで考えてるんだろうか?
以上
サポート頂いた分は主に資料収集に使用致します。