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1日15分の儀式で魂磨き、とアーミッシュ

こんにちは、いつも感覚で生きているナサニエルです。

本日も100%スピリチュアル伝説を語っていきましょう。

過去にアメリカやフランスで生活をしていた経験があります。

どちらの国も移民を多く受け入れ、色々な人種が混じり合い、様々な文化が共存していました。

そこで生活していく中で異文化な交友関係が広がっていったのですが、中でも宗教という分野に私は深く興味を持ちました。

私の宗教観は、日本における神道や仏教に始まり、道教、儒教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ギリシャ正教、ロシア正教、エチオピア正教など、いろいろな知識や哲学を織り交ぜたものです。

それは全て出会った友人達が物語のように語ってくれた話の影響を受けています。

アメリカで出会った少年のような大人のマイクさんはモルモン教徒で日本に布教活動に行ったこともあるということで、日本語がとても上手でした。

その彼からモルモン教の戒律の話を聞いた時は、その厳しさに圧倒され、なぜそんなに厳しいのか理由を探りたくなり、私の探究心をくすぐられたこともありました。例えば、お酒、タバコ、カフェインの禁止、避妊の禁止など。
とにかくダメな理由、気になりません??

そして知り合いではありませんが、いつかダライ・ラマ14世にお会いしてみたいという野望があり、チベット仏教についても本を読んだりして知識を深めています。輪廻転成というものについて深く考えるきっかけにもなりました。

私が知り得る知識なんてごくごく一部にすぎませんが、宗教に関してはどれが良くて、どれが悪いということは一切無いと考えを持っています。

私の知る限り、多少偏りなどがあったとしても、どれも神聖で美しいものです。

私が現代の日本に産まれて良かったと思うのは、絶対的な宗教が無いことでしょうか。その昔はキリスト教迫害などもありましたが、宗教により戦争が起きたりすることが無いのが現代の日本です。

こうして宗教についてあれこれ興味深く学んでいたある日、

「安息日」

という言葉に出会いました。

それは、アメリカのペンシルバニア州へ行った時のこと。目的はアーミッシュ村へ行きその生活を見ることでした。

アーミッシュというのは、テレビや冷蔵庫、車といった現代の文明を使わず、馬車や昔ながらの農耕器具を使い、ガスや電気もないため、完全に自給自足で生活をしているドイツ系移民でキリスト一派の宗教集団のことを言います。

さらに、個性が出ないように、統一された衣服を身につけています。

教育に関してはコミュニティ内でアーミッシュの先生が子供達に教えています。

キリスト教の一派ということですが、教会も十字架やキリスト像なども無いそうです。

そんなコミュニティ集団ですが、文明や贅沢品に頼らずとも、幸福な暮らしをしているという彼らの生活がどうしても気になって仕方ありませんでした。

彼らはコミュニティ外との接触を嫌い、写真撮影なんてもってのほか、ということでしたが、あわよくばお話を伺えたらとも思っていました。

アメリカにはそのコミュニティがいくつかあるようですが、ペンシルバニア州のコミュニティが一番大きいと聞いたためそちらへ出かけてみました。

こちらは観光地ではなく、ただ人が生活している場所なので実際は面白半分で見たりするのはタブーとされています。

アーミッシュ村の話については、また別の機会に記事にしたいと思いますが、結果的に行った日は、村に人ひとりいなくて、誰にも会うことが出来ませんでした

日曜日なのに子供すら外で遊んでいないのです。

しかしながら家の前に比較的綺麗な馬車があり、間違いなく誰かがここで生活をしている様子はうかがええました。

そこで不思議に思い、色々調べて初めてその日が日曜日で「安息日」だったということが分かりました。

安息日というのは聖なる日を意味するそうです。

ユダヤ教は土曜日、キリスト教は日曜日がその日に当たるようですが、週に1度設けるられている安息日では、ユダヤ教徒は労働をしてはならない、と戒律で決められており、一方キリスト教徒は日曜日に教会へ行きお祈りをするようです。

アーミッシュの方達もその日は家で静かに過ごされていたのか、どこかの村の建物に一同集まってお祈りをしていたのかもしれません。

私の浅い知識では正確な情報をお伝えできる自信がなく、もっと詳細が気になる方は「安息日」「アーミッシュ」などのキーワードで検索してみてください。

ひとまず特定の宗教には週に1度、労働をせず、祈りの時間に充てる「安息日」なるものが存在することをお伝えしたかったのです。

私はこの「安息日」という戒律をとても気に入り、クリスチャンでもジュディッシュ(ユダヤ教徒)でもありませんが個人的に取り入れてみることにしました。

私のオリジナル戒律では「安息日」よりさらに細かく「安息時間」と名付けて、1日に1度、家事をしたり、スマホを見たりせず、ただただ祈りと感謝をする時間帯を作っています。

だいたいその時間は早朝(だいたい朝5時くらい)です。

家族の誰よりも早く起き、まだ外も静かで騒音も無く静寂の時間。

窓を開けて身体に溜まっているくすんだ空気を吐き出した後、今度はちょっとひんやりする澄んだ空気を肺に入れ込み、何度か深い呼吸を繰り返した後にその時間はスタートします。

呼吸法に関してはいろんなやり方があるようですが、私は吐くことを強く意識し、吸うことは全く意識しません。

全部息を吐ききれば、自然に肺が空気を吸い込むのでその自然のリズムにまかせています。

それはさておき、深呼吸を終えたら次のアクションに移ります。

賛美歌のような美しい音楽をかけながら目を閉じて「朝目覚めることができ、さらに健康であること」に感謝をします。自分だけではなく家族や友人たちについても健康に目覚めてくれることを願い、それを感謝の気持ちに変えています。

次に、私の聖書に代わる一番のお気に入りの本を数ページ読んで気づきを得たりぎっしり夢や目標などが書かれた手帳に目を通し大妄想をします。

お気に入りの本は数冊あるのですが、中でも一番読んだであろう本はパウロ=コエーリョの「アルケミスト」です。ボロボロですが、読む度に旅した気分になると共に何か大切なことに気付かされます。

その後、その日に必要なアファメーションを唱えたり書いたりして私の安息時間は終わりです。

それが終わると今度は朝活スタートです。

ストレッチ、勉強、読書、ニュースチェック、1日のスケジュールを確認したりする時間です。

それも終わるとようやく主婦としての時間がスタートです。急に慌ただしくなります。

片耳にワイヤレスイヤホンをつけて、音楽やラジオを聴きながら洗濯機をまわし、前日に残した部屋の片付けの続き、朝食や外出の準備なんかをチャッチャカやっていきます。

日本の主婦(主夫)たるや、土日の日中に安息日を儲けるのはなかなか厳しいのが現状です。

なので、まとめて時間を取れない分、毎朝に分割して一人になれる早朝時間にその時間を作っています。

子供がもう少し大きくなれば、そのうち提案して家族で安息日を設けるかもしれません。

ちなみに、また日を改めてアーミッシュ村へ出かけました。そしてついにアーミッシュの方と出会えました。その話はまたいつか。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

またお会いできたら嬉しいです!

ナサニエル


サポートいただきありがとうございます。いただいたサポートは執筆活動に役立てたいと思います。そして今興味がある「子ども食堂」の活動支援に充てたいと思います。