観劇記録 マチルダ 6/3 12:30開演
感動をとりあえず殴り書きした内容。
英国版のセットをそのまま持ってきたということだったので、
会場に入ったらそこには映像で見て憧れてたあの舞台があってうわぁ!!という気持ちに
開演アナウンスがめちゃくちゃハキハキした男性ボイスで、夢の国かな?となるのと同時に、そうだよなキッズミュージカルだもんな、と行く気持ちになって見始めた。
まず好きだったポイントが舞台美術。
舞台の作り自体はシンプルだけど遊び心が詰まってるところで、
ウェストエンドの劇場の特徴を聞いたことがあったのと、
呪いの子を観ていたこともあり、
フラットな舞台で移動式のセットと照明で空間を演出しながら想像させるのはやっぱり好きだな、と思った。
舞台らしいところが多くて。
図書館にはquiet、silenceと多分シーって書いてあって
時計にはtime
遊び心がすごい
あともう本当にnaugty
オリジナルの最高振り付けを素晴らしいクオリティで見せてもらえて、ポスターとかのあのポーズになった時に胸がいっぱいになった
あとマチルダ役の子が可愛いし歌もうますぎるなんなの、という感じ
そこからのschool song
日本語訳にあんまり期待をしてなかったのだけど、これが1番どうするんだろう?と思っていたらアルファベットをうまく日本語に落とし込まれていて、意味も通っているし、最高の演出とダンスでうわっ、と心を掴まれた。
ここでこのミュージカルの日本語音源が本気で欲しくなった
そしてトランチブル校長
最高以外になんと言えばいいんだ
とにかく気持ち悪くて怖くてやばいヴィランなのにどこかキュート
これは舞台で男性キャストがやるのがわかる
原作の挿絵からとにかくでかいわけだけど、
舞台でどこから観てもでかい
全部でかい
私は一度生で見たい気になっていた役者さんだったので大貫さんで観させていただいたのだけど手が大きいのとかもキャラクター性がわかりやすいしデカさがわかるのに一役買ってて。
このキャラクターって理由がない悪で嫌なやつでしかないのに、
どこか憎めないキュートさがあるの、脚本と演出もだけど役者さんの素晴らしさもあるな、と感じた
カーテンコール死ぬほど可愛かったしダブルコールとかで出てきた時ずっとマチルダのこと睨んでるし頭ほとんど下げないし、
帰らない客を追い出しにきてくれたところまで本当にキュートだった
ミスハニーも素晴らしかったなあ
どこか頼りない中に芯の強さを感じながら、
昆さんだったのだけどローレンウォードと声が近いのもあったのかもしれないけど
優しい先生で、マチルダに納屋で歌うところとかもだしLoudの時の困惑感とかも
でもそれでいうとミセスワームウッド最高にアホで、ブロンドだった。好きもう好き。
なんかここまでアホにふれるの最高だし、この人もくそやん、て感じなのにやっぱ可愛いんだよな、憎めない
脚が美しかった……
Mr.ワームウッドもな、どこか憎めないコミカルさで。
田代さん回だったのだけど斎藤さんの方もみたいし、客いじりもいい塩梅で。マイケルも、まあ映画版でいなくなったのはなるほど、て感じだけどあのキャラがいることでマチルダが際立つところもあって、すごくいいキャラクターだった。
When I Grow Upはいつのまにかブランコが……と思いつつ、ブランコと滑り台の演出が本当に素晴らしくて、これも、見れるなんて……!ていう気持ちになった。
あとやっぱりこの曲ダメで、めっちゃ刺さってうってなって泣いてしまう。
大きくなったらこういうことができるようになるんだ、ていうのを歌ってるのを聴くと、自分が子どものころの自分が誇れるそんな大人になれているか、と思ってしまうのと同時に、こういう子どもたちの想像が裏切られないそんな社会にするために貢献しないとというような、ピュアな気持ちに押しつぶされそうになる
ティムミンチンも素晴らしいのだけど、訳詞も素晴らしかった
曲でいうと本当にもうRevolting Childrenは胸がいっぱいになった。ずっと観たかったものがそのまま、自分のわかる言語でそこにあって、感無量。
この曲ほんとに自然と身体がノってしまう。
ブルース役の子歌うますぎたし、ダンスとかもう本当にこれ、これが観たかった……
お客さんもノリがいい人たちで、最高
最高だから言語化したいのにできないくらいに最高
イギリス人らしいユーモアとかもちゃんと面白くて笑えるところもあるし、感動も、楽しさもありながら考える部分というかそういう要素もあって本当に最高に最高で最高だったのに加えて、
生オケでやっていただきありがとうございました
お願いだから定期的にやって欲しい、ホリプロさんよろしくお願いします。
あわよくば日本語版の音源ください。
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